昨日行なわれた
Aerosmith(
日本語サイト)のコンサートへ行って来た。今回は友人夫婦が一緒で夫とは別行動のため、我々はDARTという電車で、夫は車で、会場入り。DARTの中では、AerosmithのTシャツを着ている人や、友人の旦那さんの隣りに座って「コンサートに行くんだ」と話しかけた人、会話でコンサートへ行くのだろうと思われる人々、などで案外いっぱい。駅からは歩いても行けたのだが、ちょっとだけだけどバスで移動。会場の入り口は既に列が出来ていて、"Do you have extra tickets?"(と言いつつ、本当はチケットを売るダフ屋)など言う怪しげなおっちゃんお兄ちゃんが周辺をウロウロ。友人夫婦は前座は諦めAerosmithが始まるくらいまで待ってダフ屋と交渉するというので、私は1人中へ入る。通常、入り口ではチケットについているバーコードを自動読み取りする機械でチェックするのだが、この日はそれが壊れたのか、チケットをもぎる、というちょっと懐かしい(?)行為があった。前に並んでいる夫婦が「どうしたの?」と聞いたらチケットもぎりのおじさんがタメイキまじりに"It's a long story..."と。うーん、何があったのだろう?席は、3階の1番前。安いし巨体のアメリカ人に邪魔されずに見れるので理想的な場所である。夫が既に来ていて無事合流。
25分遅れくらいで前座の
Lenny Kravitzが登場。予習せずに行ったのに案外知っている曲がたくさんあって、楽し~♪ジャケットを脱いだLennyに周囲の女性が「脱げ~、脱げ~」と大騒ぎ。Tシャツを着ていたのが残念!? 最後のほうでは会場のアリーナ席をもみくちゃにされながら一周、ファンサービスたっぷりであった。
間30分くらい(だったかなぁ)置いて、Aerosmithの登場。一応、唯一持っているアルバムで予習はしていたのだけど、古い曲が多かったらしく(と後でYさんに聞いた)、知らない曲が多かった。でも、あれだけ有名なバンドが目の前で演奏してる!と思うと不思議な気分だった。今回、残念だったのは、たぶんウチの母でも知っているであろう"I Don't Want To Miss A Thing"(映画「アルマゲドン」のテーマソング)を聞き逃したこと!直前にトイレに立ってしまって、意外と長い列の中にいたら聞こえてきて、でももう戻る気力がなかった・・・。周りにいた人たちも「今やるなんて信じらんない~」など言いつつ大合唱だった。うむむ、好きだったのに~。そういや、後半におばちゃんが舞台にあっという間によじ登ってスティーヴンと踊り出してビックリした。慌てて寄ってきたセキュリティに、一度は「いいよ」って感じで踊ってたスティーヴンだったけど、少ししたら怖くなったのか逃げてった・・・ように見えた。あの後セキュリティに連れ去られたおばちゃんはどうなったのだろう?
Lenny Kravitzは1964年N.Y.生まれ。89年にアルバム"Let Love Rule"でデビューするも全米では61位止まりであった。ブラック・ミュージックの要素とボブ・ディランやジョン・レノンといったアーティストの作風を併せ持ち「黒いジョン・レノン」と呼ばれたことも。プロデュースや楽曲提供などでも活躍する。
Aerosmithは、ボーカルのスティーヴン・タイラーを始めとする5人組。73年のデビュー以来、現役バリバリのロックバンド。前出の「アルマゲドン」にはスティーヴンの娘、リブ・タイラーが出演している。