ゆめと私の台湾日記

2010年から本格的始めた不妊治療の末、妊娠、昨年11月に出産しました。只今、3人での生活満喫中です。

臨月から出産Ⅲ~回想~

2011-12-08 | 出産
11月17日続き

分娩室へ着くと別の看護婦さんが手馴れた感じで準備を勧めていたのだけれど…
正直、周りを観察する余裕はなく…
ただ、阿偉が入ってきて
「お母さんに電話しといたほうがいいかな~~?」
なんて当時の私にはどうでもいい話をするので(当時私は陣痛でそれどころではなかったの…
たまたま内診をしに入ってきた看護婦さんが
「まだ電話しなくても大丈夫よ破水しても24時間以内に出産すればいいんだから…」
おかげで阿偉はどうしてよいか困っている様子。
仕方がないので
「じゃあ、お義母さんには破水したことだけ話せば?」なんて適当に流すと
先ほどの看護婦さんが突然大きな声で
「すぐ生まれます
へっ
今、まだ早いって言ったよね?
しかも、あなたが言ったよね?

何がなんだかわからないまま、先ほどの看護婦さんは外は飛び出し
私と母が置き去りに…
よかった、お母さんがそばにいてくれて…
本当に親のありがたさがわかった瞬間です…

しばらくして曾医師が息をきらせて到着し、
それと同時に分娩室へ。
曾医師が足元で
「もうちょっと待ってね~。まだ服が着れてないから~。力まないで~」
ゆったりした声で話をしてくれていたけれど
下半身と頭は全く別物で
とりあえず、事前の指導で言われていた息を吐くことだけに集中。
その後すぐに着替えた阿偉も入ってきて
5分もしないうちに出産しました…

後から聞いたところ、
私達が病院へ電話したあと、それほど早く病院へ来るとは思わず
曾医師はシャワーを浴びに自宅へ帰っていたところだったそうです…。
出産後の処置をしながら
「次はもうちょっと早くこないと車の中で出産することになるかもねえ~」
…電話したときは病院へ来るなと言われたんですけど…
曾医師も笑いながら
「今日の検診では全くそんな兆候がなかったのにねえ…。」
…よっぽど曾医師に取り上げてもらいたくて急いで出てきたのかも…
「そうだねえ。よっぽど私に休ませたくなかったのねえ
冗談のようだけれど
でもわざわざ曾医師が帰国される日ぎりぎりになってでてきたこの子はよっぽど曾医師が好きなのかもしれません。
きちんと感謝しないとねえ…

その後、正午の飛行機にも関わらず、曾医師は9時ごろ再度病室へ回診に来てくださいました。
なんやかんやと午前2時ごろまで仕事されていたのに本当にご苦労様です。
おかげで無事出産することができました。
本当に心から感謝です

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