長いなあ、まだ原発事故は終結しないのか。
今テレビで、保安院の男が「高濃度汚染水が海に流失した」と言ってる。
最悪だ。
最初は陸に、つづいて大気に、とうとう海に……後手後手に回った対策が、三週間たっても拡大しつつある。
じっさい、ヘリから水を落とすと言う、あの前近代的な対応を見て、唖然(あぜん)としたのはわたしだけではないだろう。
科学博や万博で、ロボットのオーケストラ、自転車をこぐロボット、介護ロボ。
アシモ(by.HONDA)やムラタくん(by.村田製作所)はどこにいってしまったの?
東工大の加藤教授はロボット研究の第一人者だし、
ファナックはロボットの先端技術を開発する、している企業だ。
なのに、
なのに????
実際は、やることは、防護服に身を包んだ決死隊によるバケツ運び。
バケツに水を入れて火災を消すって、ああた、江戸の大火じゃあるまいし。
で、とうとう海洋への流出だ。危惧(きぐ)していたこととなった。
去年はBP事故であれほど海洋を汚し、鳥や魚、海洋生物たちに甚大な被害をもたらしたが
技術先進国・日本でそんなことになるなんて???
菅直人は(←もう呼び捨て!)海外からの支援提供を断ったと言う。
原発事故を解決することを最優先すべきなのに
見られたくないものや、ずさんな実情を知られたくなかったのかもしれない。
そして東電関連社員や下請け企業の人たちを被ばくの危険にさらしている。
これが日本の政治なのだ。
これが実情だ。
技術はあると思う、アメリカに提供されずともロボットだってあると思うよ。
でも使えないのだ。
公明正大に使うには、政治的なブラックゾーンが幾重にもありすぎるのだ。
対策会議を開いても偽政者たちがてんでばらばらに踊るだけなのだ。
これが現実だ。
と、まあ、
思うことをつらつらと書かせていただきましたが
被災地の人たち、救出活動をする人々の心は澄みきっている。
昨日こんな嬉しい記事があった。
「沖合4.1キロのところで屋根の上にいた犬を発見、救助」
3週間も屋根の上にいたのだ。
奇跡だ!
おそらく飼い主がいたのだろう。
飼い主が愛犬を抱き上げて屋根に駆けあがったのだと思う。
しかし3週間は長かった……
よかったね。
弱っていたが、ビスケットをもらって食べていたと言う。
助けてくれた救助隊に感謝★
「愛犬とからだを温め合う飼い主」
飼い主の愛情が伝わってくる。
早く元の生活にもどれるといいね。
「わたしも避難しました」
助かってよかったね。
ルナという名だから女の子かな。
仮設小屋を作ってもらえて本当によかったね、ルナ。
「みんなの手で癒されています」
ネコは怖がりだから地震、津波はこわかっただろうね。
避難所だからリードは仕方がない。
頭をなでてもらって、ネコも人間も癒される。
「自宅で飼い主を待つ犬」
男性「まだ帰ってこないのか?」
ハチ「もうすぐ帰ってくるよ」
「信じ切っているまなざし」
どこにいようと、どんな状況であろうと、変わらない愛情
助かってよかったね!
「被災地を歩くふたり」
これはすごいね……
ほんとに……
本当に心が痛むね……
どんな状況でも、愛すべき対象があれば生きられるよ
また立ち上がって、歩こうという気になる
愛を求めている人や動物たちがたくさんいることを忘れないで