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ネコ好きSENの洋画ファン

ワン5ニャン9と共棲。趣味は洋画と絵画。ライフワークは動物・野生動物の保護救済、金融投資。保護シェルターの設立をめざす

ルルル~ル、ピノッチオ~♪

2009-04-21 23:05:30 | ファイナンス・インテリジェンス


みなさん、こんばんは。

窓の向こうは、ごっつい雨が降っています。
そのせいかどのせいか
近頃のワタスは全身が錆びついた機械のようにだるいです。

いてててててて!!

おまけに二十四時間体制で眠いです。
ちょっと目を閉じると、すぐに眠りに落ちてしまい、
今日もとんでもないところで居眠りしそうになりました。
(そういえば中川さん、今頃どうしているでしょうね。。。


ところで
ワタスが全幅の信頼をよせる政治・経済学者のひとりに
植草一秀氏がおられるのですが

本日のコメントを読んで、おおっ! と思わず叫んでしまいました。
なーんと植草氏がワタスと同じことを考えていらっしゃった!


引用開始=====


ディズニー映画「ピノッキオ」に、子供たちが甘い誘惑で「プレジャーアイランド(楽天島)」におびき寄せられ、餌に歓喜している間にロバにされ、売り払われる話が登場する。

「経済危機対策」に歓喜していると、国民は知らぬ間に「消費税地獄」に送り込まれる


植草氏のブログ


=====引用終了



じつはワタスも、オチャッピー太郎の政治を考えるとき
なぜかしらいつもピノキオの映画が浮かんでくるのですた。

あの映画の1シーン
オットセイに似た太った詐欺氏におだてられて
帆立て貝の子供が楽しそうに行進してくるんです。
ワンツー、ワンツーと踊りながら。

そして進み行く先には煮えたぎった鍋が置かれてて
何も知らない帆立て貝の子供たちは次々と鍋の中に……

いーつもそんな映像が脳裏に浮かんでおりますた。


で、今回の植草氏の
“餌に歓喜している間にロバにされ、売り払われる話”
これも
まーたくわたしの感じていることと同じだと思いますた。


「経済危機対策」に歓喜していると、国民は知らぬ間に「消費税地獄」に送り込まれる








先日アメリカCNNが
「日本がやっていることは自殺行為だ」と言っておりますた。
英国BBSでは
「日本はひたすらディフォルト(国家破綻)に向かっている」とも。

知らないのは日本国民だけで
世界ではもう日本を信用しておりませんですら。

株価は上がっていますが、
国家の信用度をはかる“日本国債”はまるで売れていないと聞きます。



はてさて
とにもかくにも今度の名古屋市長選!
どなたが選ばれるか、
ひじょうに重要な選挙になりましたね。

まさに
「国民の質を問う選挙」であると、ワタスも思うのでありんす。























日本人の家畜化&奴隷化~2

2009-04-12 03:51:28 | ファイナンス・インテリジェンス



みなさん、こんばんは。

いやあ、日本経済、さながらホラー映画のような展開になってきましたね。
昨年破たんした大和生命ですが、
今日の新聞によりますと
受け取れる保険金が契約時に比して9割減になる商品もあるようです。
ええええ、そんな!!!!
ひどいじゃん!!
こんなことがあり得るんですか???
まるで悪夢のようですね。


いいですか、みなさん。
毎月毎月、老後のために将来のために、なにかあったときのためにと
少ない給料からこつこつこつこつ支払ってきたものを、ですよ。

ここにきて、なんのこっちゃか、
泡の如く消えちゃうってなもんですよ。
たとえば92年に30歳で契約した人は87%も減額されてしまうのです。


原因はなぜですか?

もうおわかりですね。

契約者のみなさんから集めたお金を、経営側があれこれ運用し
リスクの高い商品に手を出し、
それで失敗して、金がなくなった、経営が行き詰まった、破綻した、ということですね。


この失敗した経営者たちにはおとがめなしなんですよ。

代わりに12万人の契約者の皆さんがつけを払わされるんです。


どう思いますか?
いいんですか、これで???


今、日本政府はとんでもないお金の使い方をしています。
このことだけは理解しておいてください。
それはけっして国民のための使い方ではありません。


破綻した大和生命と12万人の契約者の間に起こったことが
こんどは
日本政府と1億何千万人かの国民とのあいだで起ころうとしています。



わたしはこわいです。
堕ちていくのを知りながら
誰も止められないということがすごくこわいです。

誠実で清廉潔白なる人物であった森○○作氏が
数年の議員生活に身をやつしたことで
嘘もへーき、
他人を貶めることも
へーきでできるようになってしまったことが
この国の問題を如実に呈しているのではないか、と思ってしまいます。





















日本人の家畜化&奴隷化~1

2009-03-28 14:34:07 | ファイナンス・インテリジェンス


みなさん、こんにちは。
お花見の季節ですがまだまだ寒いですね。
こんな楽しい時期にわたしは風邪をひいてしまいました。


さて、
最近になってわたしはつくづく
日本人は素直で真水のような(汚れていない)国民であると感じています。

それゆえ染まりやすい。
真っ白ですから、あっという間にほかの色に染められてしまうわけです。


たとえば誰か(大金持ち・だがその金は自分の金とは限らない)が
「Aだ」という情報を、新聞やニュースを買い取って流します。

すると国民は
「(よく知らないけど)Aなんだ」
と思うわけです。

毎日毎日同じ情報として「Aだ」「Aだ」と流しつづけます。
テレビニュースを見れば「Aです」と言い
新聞を開けば「Aだった」とトップニュースで載っている。
親しげなコメンテーターが「Aですねえ」と語る。

国民の頭脳には
「Aだ、Aだ、AAAAA……」と刷り込まれます。

サブリミナルなんてものではありません。
かんぜんな刷り込みです。


そして「AだからBしなくてはならない」と言うと
「そうだ、Bしなくては」
「AだからBするべきだ」
となります。

そこに疑問も反論の余地も見いだせません。
なぜそうなのか考えることもできません。

刷り込まれた人間にとって
「Aでない」
「AでないならBであるはずがない」
という発想を持つのむずかしいのです。



わたしは非常に危惧を感じます。




























読めない

2009-03-21 06:06:08 | ファイナンス・インテリジェンス


なんだ今日のNYは??
10兆円の金融対策はどーなったんだ?
なぜ下がった?

日本の景気刺激策は?
日銀の買い取りはどうなった。

わからん。
まったくわからない。
わからないときは手出し無用だ。

へんな勢力が暴れている。
RHなのかRCなのか
FRBはなにを仕掛けている?
オバマは??
日銀は??
わ・か・ら・な・い。


儲けようとするとたちまち足元を掬われる。

トレンドはわかるが
反応が早い。
あまりに早すぎる。
いったいなぜ??

おれが遅すぎるのか。

近くで見ていてはだめだ。
やつらはおれが嫌いらしい。
距離をとれ。

常に距離を確保しろ。
噛まれるな。


距離をとるんだ。
























greed is right ~ML・AIGの言語道断を認めるアメリカ

2009-03-16 23:52:00 | ファイナンス・インテリジェンス


みなさん、こんばんは。

土日にロンドンでG20があったことはご存知ですか?
金融危機を起こしたアメリカが主導権を握ろうとして
ユーロが反発。
奴隷のように(アメリカに)従ったのは与謝野さんの日本だけ。
という結果になりました。


さて本日のテーマ、
「greed is right」とは
映画「ウォール街」の中でG・ゲッコーが声高に叫んでいた言葉です。
この「greed is right」
つまり「貪欲こそが正しい、貪欲はわれわれの権利である

この歪んだ精神が
今アメリカで巨額な損失をだしたメリル・リンチやAIGを舞台に吹き荒れています。









昨年9月に、メリルリンチは単独での経営継続は困難と判断され
バンク・オブ・アメリカに吸収されたのはご存じの通りですが、
このとき純損失は276億ドル(2兆276億円)にもなりました。
なのに! 
この赤字のときに幹部を中心に巨額のボーナスが支払われていたのです。

ボーナスのトップ10人の支払い総額は2億900万ドル(209億円)。
平均するとひとり約2000万ドル(20億円)。
その下の社員149人も平均300万ドル(3億円)のボーナスをもらっている。

ちょっと驚きませんか?
アメリカにとって公的資金(みんなの税金)の投入とは、
かれらのボーナスを支払うためなんですかね?
え?



メディアが騒ぎ、大統領も「恥知らず」と罵りましたが、彼らのうちの誰ひとりとして返す者はいませんでした。
(:公的資金投入をねだるためにジェット機でワシントンに駆けつけたBIG3の面々のことは誰もが記憶していますね


さらに今回、
4回にわたり計1700億ドル(17兆円)もの公的資金注入を受けて
経営再建中の米保険最大手AIGが
なんとォ!!!

経営危機の“A級戦犯”とも言えるこの金融部門へ440億円ものボーナスを支払う

ことを予定しているというんです。


かれらはサブプライム問題が起こることをわかっていて、世界的金融危機が起こることをわかっていて、
それを推し進めた張本人どもですよ!
すでに莫大な給料を得ている人たちです。
この、経営危機の“A級戦犯”である人たちに公的資金のうちの440億円も払うんですか!???


さて、アメリカ政府はどーするかと興味しんしんで見ておりましたが
今日16日にガイトナー財務長官から
「法的に支払わざるを得ない」と発表がありました。

これにて、国民の血と汗の税金からなる公的資金は、
かれらウォール街の強欲連中へのボーナスとして確定したわけです。


まさに「greed is right」の国ですね。 







はてさて今後の世界はどうなりますか。