今日は阿蘇から高千穂へ向かいます。
中学の修学旅行で行って以来、ン十年ぶりです。
あの時は雨で、バスの中から眺めただけ。ほとんど何も覚えていません。
阿蘇市を過ぎて高森町に入ると、風景は草原から森へと変わります。
若葉の輝きに目を奪われながら走っていると、視界に奇妙なものが・・・
何?あれ!
運転してた夫も同時に気づき、少し通り過ぎたところで急停車、そしてバック。
う~ん。なんだか門のようですが、柱は引っこ抜いた樹木そのもの。
看板も何もない。入っていいのか悪いのか・・
でも、好奇心には勝てません。
ゆっくりと進んでいくと・・
目の前に現れたのは大きなツリーハウス!
自然に伸びた枝をうまく利用して、いくつものお部屋ができていました。
右の渡り廊下につながって・・
こちらは、もっと大きな広い家が造られています。
2階の手すりから顔を出しているヘビは、もちろん木の枝。
うまく造ってあって、思わずギャーっと叫びそうになりました。
もしやここは、石と木で造られた遊園地?
それとも家の形をした迷路?
ワクワクドキドキ、興味津々。
上がり込んで探検したいな~
でも、夫がダメだというので断念。
裏門は、石造りでした。
それにしてもでっかい!
天井を支えているこの木は何だろう?
こんなに柔らかく、うまく曲がっているなんて・・まるで絵本の世界のよう。
いや、絵本というよりジブリの世界。
宮崎駿の世界。
もしかしたら、これは宮崎ワールドを実写映画にしようって試み?そのセット?
後ろ髪を引かれつつ車に戻って、再び高千穂方面へ。
いやー、ほんとに宮崎ワールドだね~
「千と千尋」を思い出して、怖くなったよ。
あのまま中に入っていったら、豚かなんかにされて、戻ってこれなくなりそうで・・
と、ほんとに怖そうな様子の夫。
んなわけないでしょ!
ああ、あの階段登りたかったな~
また、いつかぜったい行きたい。
それまで、あの不思議な建物がそのまま残っていますように!
観光客が押しかけてきて、周りにアイスクリームやたこ焼きを売る店ができたりしませんように。
入場券売り場や金属のゲートができたりしませんように。
そして、屋根や手すりに色が塗られたりしませんように・・・