毎日暑い日が続いていますね。
皆さんバテテませんか?
こちらはもっと暑いんですよ。
海のそばだからでしょうが、湿気がとても多くて蒸し暑いんです。
夏なのに洗濯物が乾かないほど! 毎日乾燥機を使っています。
さて、こちらに来て3週間が過ぎ、やっと日常が戻ってきた感じです。
一人で買い物も行くようになり、バスに乗ることが多くなり、気づいたことがあります。
こちらのバスは、佐世保市営バスと西肥バスの2社がほぼ同じ路線を走っていて、バス停も同じ。
なので本数も多く、サービス精神も旺盛で、利用者としては大助かりです。
例えば、バスカードはPASMOのようにチャージができて、もちろん現金よりお得だし、
回数券もかなり割安になるし、また、運転手さんたちが親切なんですよ。
先日、住宅街を走っていたら、急にバス停でないところで止まりました。
ん?と思っていたらドアが開いて、お客さんが二人「ありがとうございまーす!」
と乗ってきました。
彼らはバスが来たのを見てバス停まで走っていたのですね。
それに気づいた運転手さん、そのバス停に人が待っていないのを見て、
しかも降りるお客さんもいなかったからバス停の手前で止まってくれたというわけです。
ほんの2,30mのことですが、そのお客さんは大助かりだし、乗客は誰も損をするわけでもないので、
考えてみれば当然のサービスかもしれません。
でも、私がこれまで住んでいたところ(福岡、横浜、新座)では未経験のことでした。
もう一つは、バスの中が音の出る広告情報誌状態。これも驚きです。
普通はバス停の案内のついでに、そのバス停の傍の会社なりを一つ流すくらいですよね?
たとえば、「次は○○です。××病院においでの方はこちらでお降り下さい」とか。
でも、こちらでは、バス停の案内が終わったら、いきなりCMが始まります。
「トントントントン、ワシントン。レオレオレオレオ、レオパレス。
ご宴会や…にはワシントンホテルの日本料理店○○と、レオパレスの××を!
どちらもサービス満点、お味は…」などと。
初めはうるさいなあと思っていましたが、慣れるとバックミュージックみたいなものです。
ところが、昨日聞いた案内には思わず吹き出しそうになりました。
乗降客の多いバス停を出たところで、このバスの行先と次のバス停の名前が告げられた直後、
「あなたこの頃元気かねー」「そうよ。最近始めた体操のせいやろかねー」
「よかねー。うちもできるやろか?」「簡単よー。誰でもできるとよ。今度一緒に行かんね」
と、いきなり長崎弁で高齢者と思しき女性の会話が流れ、びっくり!
初めは誰かお客さんの会話が何かの手違いでオンエアされたのかとあたりを見回したほどです。
でも、その会話の後、「介護予防体操のお問い合わせは、・・・・」と、市役所の国民健康保険課や
介護サービスの連絡先などが流され、ああこれもCMだったのかと納得した次第です。
このように、のんびり開放的な県民性を感じながらの佐世保暮らしの幕開けですが、
ひとつ気になっていたのは、やはり基地の問題です。
休日に繁華街を歩けば、必ず何人かの米兵やその家族と思しき人々、また海上自衛隊の隊員たち
に出会います。彼らの存在が、佐世保の財政や商店の売り上げを支えているのは事実でしょう。
そのせいか、反戦平和運動などは不活発だと聞いています。
先日ネット上でたまたま見つけた記事(2年前ですが)には、長崎局から佐世保局に移動した
記者の驚きが書かれていました。
8月9日の市民の反応が、反核平和主義を掲げる長崎と、基地共存路線を行く佐世保では
あまりにも大きな温度差があったと。
この記事についてこちらで9条の会の代表を務める方は、
「基地共存意識が強いというよりも、明治時代から軍港として栄えた街にとって、
空気のような存在になっている」とおっしゃいました。
その方に誘われて、明後日日曜日は原子力空母レーガン入港反対集会に行く予定です。
どんな集会が開かれるか…興味と期待が入り混じっているところです。
また、明日は、長崎平和公園を訪れ、原爆資料館で開催中の、ジョー・オダネル写真展を見てきます。
皆さんバテテませんか?
こちらはもっと暑いんですよ。
海のそばだからでしょうが、湿気がとても多くて蒸し暑いんです。
夏なのに洗濯物が乾かないほど! 毎日乾燥機を使っています。
さて、こちらに来て3週間が過ぎ、やっと日常が戻ってきた感じです。
一人で買い物も行くようになり、バスに乗ることが多くなり、気づいたことがあります。
こちらのバスは、佐世保市営バスと西肥バスの2社がほぼ同じ路線を走っていて、バス停も同じ。
なので本数も多く、サービス精神も旺盛で、利用者としては大助かりです。
例えば、バスカードはPASMOのようにチャージができて、もちろん現金よりお得だし、
回数券もかなり割安になるし、また、運転手さんたちが親切なんですよ。
先日、住宅街を走っていたら、急にバス停でないところで止まりました。
ん?と思っていたらドアが開いて、お客さんが二人「ありがとうございまーす!」
と乗ってきました。
彼らはバスが来たのを見てバス停まで走っていたのですね。
それに気づいた運転手さん、そのバス停に人が待っていないのを見て、
しかも降りるお客さんもいなかったからバス停の手前で止まってくれたというわけです。
ほんの2,30mのことですが、そのお客さんは大助かりだし、乗客は誰も損をするわけでもないので、
考えてみれば当然のサービスかもしれません。
でも、私がこれまで住んでいたところ(福岡、横浜、新座)では未経験のことでした。
もう一つは、バスの中が音の出る広告情報誌状態。これも驚きです。
普通はバス停の案内のついでに、そのバス停の傍の会社なりを一つ流すくらいですよね?
たとえば、「次は○○です。××病院においでの方はこちらでお降り下さい」とか。
でも、こちらでは、バス停の案内が終わったら、いきなりCMが始まります。
「トントントントン、ワシントン。レオレオレオレオ、レオパレス。
ご宴会や…にはワシントンホテルの日本料理店○○と、レオパレスの××を!
どちらもサービス満点、お味は…」などと。
初めはうるさいなあと思っていましたが、慣れるとバックミュージックみたいなものです。
ところが、昨日聞いた案内には思わず吹き出しそうになりました。
乗降客の多いバス停を出たところで、このバスの行先と次のバス停の名前が告げられた直後、
「あなたこの頃元気かねー」「そうよ。最近始めた体操のせいやろかねー」
「よかねー。うちもできるやろか?」「簡単よー。誰でもできるとよ。今度一緒に行かんね」
と、いきなり長崎弁で高齢者と思しき女性の会話が流れ、びっくり!
初めは誰かお客さんの会話が何かの手違いでオンエアされたのかとあたりを見回したほどです。
でも、その会話の後、「介護予防体操のお問い合わせは、・・・・」と、市役所の国民健康保険課や
介護サービスの連絡先などが流され、ああこれもCMだったのかと納得した次第です。
このように、のんびり開放的な県民性を感じながらの佐世保暮らしの幕開けですが、
ひとつ気になっていたのは、やはり基地の問題です。
休日に繁華街を歩けば、必ず何人かの米兵やその家族と思しき人々、また海上自衛隊の隊員たち
に出会います。彼らの存在が、佐世保の財政や商店の売り上げを支えているのは事実でしょう。
そのせいか、反戦平和運動などは不活発だと聞いています。
先日ネット上でたまたま見つけた記事(2年前ですが)には、長崎局から佐世保局に移動した
記者の驚きが書かれていました。
8月9日の市民の反応が、反核平和主義を掲げる長崎と、基地共存路線を行く佐世保では
あまりにも大きな温度差があったと。
この記事についてこちらで9条の会の代表を務める方は、
「基地共存意識が強いというよりも、明治時代から軍港として栄えた街にとって、
空気のような存在になっている」とおっしゃいました。
その方に誘われて、明後日日曜日は原子力空母レーガン入港反対集会に行く予定です。
どんな集会が開かれるか…興味と期待が入り混じっているところです。
また、明日は、長崎平和公園を訪れ、原爆資料館で開催中の、ジョー・オダネル写真展を見てきます。