佐世保便り

2008年7月に佐世保に移住。
海あり山あり基地あり。そしてダム問題あり。
感動や素朴な疑問など誰かに伝えたくて…

有識者会議、異例の流会

2012-02-23 | 石木ダム

「22日、いよいよ石木ダムが有識者会議にかけられる」

との情報に、石木ダム建設予定地の地権者を代表して、岩下さんが駆けつけました。

水源連や多くの支援者と共に、会議の傍聴を求めて申し入れました。

が、国交省はどうしても頑なに拒み続け、結局流会となりました。

 

その様子が、TBSのニュースiで放映されました。

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4959720.html

 

国土交通省で開かれる予定だった4つのダムの建設の是非を検討する有識者会議が傍聴を求める反対派の抗議で議事に入れず、流会になる異例の事態となりました。

 「私たちは50年間、ダムに反対し続けているんです。たった2時間くらいでどういった審議がされるか聞きたい。当たり前でしょう」(石木ダム地元住民)

 国土交通省では午後6時から岐阜県の内ヶ谷ダムや長崎県の石木ダムなど4つのダムの建設の是非を検討する有識者会議が開かれる予定でした。しかし、石木ダムの建設に反対する地元住民らが傍聴を求めて会議場に入ろうとしたことから、有識者会議は議事に入れないまま流会となりました。ダム建設の是非を検討する国土交通省の有識者会議が流会になるのは今回が初めてで、日程を調整して改めて開催するとしています。(22日20:57)

 

詳しい状況は、「石木川まもり隊」のブログにも書かれています。

http://blog.goo.ne.jp/hotaru392011/e/1e9218d432b25bafb92b1a82457db12c

 

地権者は、会議の妨害をしに行ったのではありません。

どのような検討がなされるのか、聴くために行ったのです。

たった2時間の間に4つのダム問題を議論し(ということは平均30分?)、

そこで県の方針が認められたら、地権者の土地は奪われるのです。

50年間反対闘争を続けてきた住民にとって、どうして納得がいくでしょう。

地権者には知る権利があるはずです。

 

公開できないような有識者会議自体が、今や説得力も正当性も失っている

無意味な会議ではないでしょうか?

 

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またしても・・・

2011-12-27 | 石木ダム

沖縄米軍基地移設問題では少なくとも「県外」と言っておきながら、「やっぱり辺野古にお願い!」と言い、

子ども手当てや高速道路無料化も、みんな計画倒れ。

次々に破られていくマニフェスト。

そして、八ッ場ダムも・・・

 

「コンクリートから人へ」とかっこいいキャッチフレーズに私たちは大いに期待してしまった。

民主党ならやってくれるかも・・

やっと日本もチェンジするかも・・

が、一年も経たないうちに鳩山総理退陣・・

お坊ちゃんだからね~無理だったのかな~

しかし、草の根から這い上がってきた菅さんも、脱原発を主張した以外は全くダメだった・・

お、野田さんはちょっと違うかな?

政策通で、理論派で、リーダーシップも有り、その上温かな人柄のよう・・

民主党代表選挙の時の演説を聴いていて、そう感じた。

だのに・・

またしても裏切られました!

私って相変わらず人を見る目がないのね~

 

民主党は2年前の夏、衆院選のマニフェストで八ッ場ダムを名指しして中止すると言ったのに、
昨日、政府は2012年度予算案に本体工事費を計上し、工事再開を明言した。

沖縄問題は相手(米国)の意向もあって思い通りにならなかったかもしれない、

子ども手当てや高速道路無料化は、思ったほど埋蔵金がなくて財源不足だったのかもしれない。

だが、八ッ場ダムに関しては、民主党が腹をくくれば達成できたはず。

公約の重大さがわかっていれば、官僚の意のままになることはなかったはず。

あらゆる予算を削減し、震災復興のための財源を生みださねばならないと凛として訴えていたのに、

野田政権は八ッ場ダムなど、必要性が疑問視されている大型公共事業を次々に認めていくようだ。

長崎県は新幹線についで、石木ダムも認めてもらおうと期待に胸を膨らませていることだろう。

私たちの声はどこに託せばいいのだろう・・・



京都新聞社説 2011年12月25日

八ツ場ダム再開 古い河川行政に戻すな

無駄な公共事業の代表として、民主党が2009年の衆院選マニフェスト(政権公約)で建設中止を掲げた八ツ場(やんば)ダム(群馬県)の建設工事再開が決まった。

「コンクリートから人へ」の理念はどうしたのか。あまりに明白な「変節」にあきれるしかない。

前田武志国土交通相は「マニフェスト通りの結果が得られなかったのは残念だが、苦渋の決断をした。代替案のないまま中断するのはよくない」と説明した。

すでに立ち退きを強いられた住民や流域6都県の反発は当初から予想されていたことだ。ダムに代わる地元振興策と治水策を示し、説得することこそ、政権党がなすべき一貫性のある態度だ。

2年前に国交相として建設中止を宣言した前原誠司党政調会長が頑強に抵抗したが、最後は決定を政府に委ねて容認した。筋を通したかに見える前原氏だが、自らが決めた事業検証の手順を逆手にとられる形で建設再開に道を開いたことは大きな失策と言えよう。

前原氏が設置した有識者会議の提言を受けて実施されたダム事業の検証は、国交省が実務を担い、コストの比較に重点が置かれた。その結果、すでに着工され、追加工費が少なくて済む既存事業の多くがコスト的に有利とされ、追認されたのは自然だ。こうした官僚主導の「検証」に基づく今回の再開決定は、民主党が目指す政治主導とは程遠いはずだ。

今後の河川行政への影響も大きい。全国で見直し対象のダム事業83のうち「検証」が終わったのは八ツ場を含む20事業。中止は6カ所にとどまり、14カ所は継続となった。八ツ場を突破口に、未検証の事業についても継続方針が続出する可能性がある。

国交省による「検証」には、今本博健京都大名誉教授ら河川工学の研究者らが異議を申し立てている。水需要の減少を無視しているうえ、局地的豪雨に対する効果は未知数というわけだ。自民党政権時代の政府答弁でも八ツ場ダムの治水効果は否定されている。

こうした問題を認識していたからこそ、民主党は「脱ダム」をマニフェストに盛り込んだはずだ。公共事業は止まらない、という象徴的な意味での痛手にとどまらず、今回の決定が「治水はダムで」という古い河川行政に逆戻りさせるのろしとならないか、懸念する。

国交省は、凍結していた東京外郭環状道路(外環道)の建設工事を再開し、整備新幹線の未着工3区間の着工を認可する方針だ。これでは「コンクリートから人へ」どころではない。

これ以上、時計の針を逆回転させてはならない。さもなくば、国民が政権交代で期待を託した民主党の存在意義が消えてしまう。

http://www.kyoto-np.co.jp/info/syasetsu/20111225_2.html


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続 穂の舞

2011-11-26 | 石木ダム

このお米について、先日(11/20)紹介したら、

「どこで買えますか?」とのコメントが寄せられたので、

お米と一緒に頂いた手作りチラシに書かれていた連絡先をお知らせしました。

 

そのことを生産者の方に伝えたら、

収穫量が少ないので限定販売だとのこと、ごめんなさい  

しかも、私のかってな思い込みもあったようで…

お詫びして訂正いたします。 

 

それは、「穂の舞」という銘柄。

私は、てっきり娘さん「穂澄」ちゃんの名前から取ったものだと思い込んでいたのですが、

実はこの「穂の舞」と書かれた米袋、「ナフコ」で売ってる既製品だそうです。。

ガーン!

早とちりもいいとこですね。

しかも、何の疑いも持たず…失礼しました。

 

生産者の方から届いたメールをご紹介します。

 

米袋の「穂の舞」の件ですが、これはナフコで既製品を購入しました。
既製品に「穂の舞」と印刷されていました。
どこかで、この銘柄の米が収穫されているのかは知りません。

東彼杵郡の米は、東彼農協(現在は合併して県央農協)の時代に「清流ほたる米」という名称で出荷されていましたが、あまりきれいではない川棚川の水で育った川棚川沿いの田で収穫された米には似合わない名前でした。
むしろ石木川の清流の米がどちらかと言うと「清流ほたる米」かな?と思います。
私どもの米は、石木川より更にきれいな岩屋川の水で育ちます。

販売の件ですが、耕作面積が少ないので収穫量も僅かです。
自家消費保有米を確保した残りは僅かです。
近くの親類や知人等へ残りを分けている状況です。
今年は豊作で幾分余裕があったのですが、
残念ながら広く宣伝して販売することはできません。
お分けできる場合でも近くの方に限ります。
米は重量がありますので、価格に送料が加われば売りにくくなります。
ということで、宣伝したいのは山々ですが、限定販売?ですので、
ネットでの宣伝は遠慮したいです。

皆さま、そういうわけで、ごめんなさい。

この貴重なお米を、皆さまに代わり、しっかり味わって頂きまーす! 

 

 

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穂の舞

2011-11-20 | 石木ダム

 

昨夜は、先月開催した「石木ダムはいらない!全国集会」の反省会&打ち上げでした。

集会そのものも大成功だったし、その後の嬉しい反響に、

喜びの声が続出、反省するのをすっかり忘れていました!

 

参加者のお一人の地権者の方から、

佐世保の私たちに、丹精込めた今年の新米がプレゼントされました。

感謝!!!です。

 

「穂の舞」・・・いい名前ですね。

黄金色にたなびく稲穂の海が、目に浮かぶよう・・

 

そして、このお米について、こんな楽しい説明書が添付されていました。

 

 

書いたのは、もちろん、石丸家のほーちゃん。

お米を作るご両親を横目で観ながら、手伝いもせず、

絵描き、物書き、漫画描きに明け暮れる幸せなほーちゃんです。

 

でも、田んぼに入って手伝わなくても、こうやって、しっかりご両親の力になっている。

ご両親の仕事ぶり、生き方をしっかりその眼に焼き付けて、誇りとし、

自分なりのやり方で応援している、素敵な娘さんです。

 

ほーちゃんの名前は、「穂澄」さんです。

「穂の舞」の名前に込めたご両親の思いも感じます。

 

 

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これでいいのか!長崎県

2011-11-11 | 石木ダム

お知らせを 2つ。

 

その1

明日、11月12日、午後2:30~

長崎市「銭座地区コミュニティセンター」(銭座バス停前)にて、シンポジウムが開催されます。

「これでいいのか!長崎県」というタイトルで、テーマは、

新幹線県庁舎移転諫早湾開門調査原発そして、石木ダム問題です。

4つもテーマがあるので、持ち時間は短いのですが、

石木ダムについて、精一杯語ってきますね。

他の3テーマに関しては、パネラーは議員さんばかり。

普通の主婦がパネラーなんて場違いな感じもしますが、

素人感覚を発揮して、市民目線で伝えられたらいいかな~と思っています。

 

その2

明後日、11月13日、午後7:00~

アルカスSASEBO 地下1階リハーサル室 で、

「秋の夜長の うたごえ喫茶」開催で~す!

前回が5月22日でしたから、約半年ぶりですねー。

うたごえ大好きの皆さん、お待たせしました~  

今回も長崎からアコーディオンやギターの助っ人が来てくれますからね、 

思いっきりお腹の中から声を出して、 

上手い下手は関係ない!ひたすら楽しくみんなで歌いましょう~

元気になること間違いなし!

 

待ってま~す    

 

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大成功!「本当に必要?石木ダムはいらない!全国集会」 

2011-10-23 | 石木ダム

ありがとう、

ありがとう、すべての人にありがとう!

 

予想を超える来場者に感謝!

皆さんの温かい共感の拍手が、とても嬉しかったです。

 

500名?の来場者を実現してくれた一人ひとりにありがとう!

その第一人者は、もちろんYさん。

彼の熱い情熱が、小心者の私たちの心にも火を付けた。

「私のところで200名集めますと言ったけれど、今のところ120名くらいしかいってない・・」

と、申し訳なさそうにおっしゃったのは前々日。

でも、彼の発言の後に起きるひときわ大きな拍手の音で、彼の支持者の数が察せられた。

きっとりっぱに公約は果たされたに違いない。

 

二番目に人集めに奔走してくれたY子さん、ありがとう。

あちこちの集会に出かけては、チラシをたくさん配ってくれた。

彼女の人脈の広さが頼りだった。

 

いつも飄々とのんき者に見えて、肝心なことはバッチリこなすMさん、ありがとう。

彼がいなければ、舞台裏はパニックだったはず。

タイムキーパーを務めてくれた奥さんとの息は、さすがにバッチリ!

おかげで、奇跡?の時間内終了が実現した。

 

事務局スタッフ全員、実行委員全員、助っ人の皆さん全員にありがとう。

皆の思いが一つになったら、すごい力が出るもんだと実感した。

 

講師の I 先生、ありがとう。

謝礼も払えない私たちに、逆に高級な和菓子のお土産まで頂いてしまって・・・

ただただ恐縮するばかり。

 

水源連のS代表、ありがとう。

今日のお話は、とてもわかりやすかった。

私たちのレベルに合わせて語って下さったので、多くの市民が目からウロコだったと思う。

 

もう一人のE代表、ありがとう。

全国の仲間が登壇したコーナーは、さすがに迫力満点!

熊本の川辺川ダム、路木ダム、山口の平瀬ダム、香川の新内海ダム、愛知の設楽ダム、

群馬の八ッ場ダム、秋田の成瀬ダム、山県の最上小国川ダム、そして北海道の当別ダムからも。

勢ぞろいした皆さんの笑顔がエールそのものだった。

 

諫早から朝早く、電車に乗って手伝いに来てくれたOさんや

前日深夜まで残業して、今日手伝いに来る時間を作ってくれたSさんなど、

たくさんの助っ人さん、ありがとう。

 

歌で会場を盛り上げ、感動を与えてくれた「ながせん」の皆さん、ありがとう。

 

落ち着いて素敵な司会をしてくれたA子さん、ありがとう。

 

飾らない、ありのままの思いを発信してくれた、地元の青年J君、ありがとう。

 

そして・・・

風邪で出なくなった声を、わずか2日で治してくれたスヲヤ耳鼻咽喉科の先生、ありがとう。

魔法が効きました。

 

口を開けば憎まれ口ばかり言うけれど、

通院の送り迎えをしてくれたダンナ様、ありがとう。

 

皆さんのおかげで、今日の日を無事に、大成功に終えることができました。

 

この皆の思いが、石木ダム中止のきっかけになることを信じたい。。 

 

 

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川は友だち

2011-10-18 | 石木ダム

「石木川流域の写真と絵画展」を終えて感じるのは、

やっぱり、石木川の素晴らしさ!

 

佐世保市民に石木川流域の自然の美しさ、豊かさを伝えたい…

なんて思っていた私自身、ほとんどわかっていなかった…ってことに気付かされました。

 

作品を選ぶ段階でも感じたことですが、

会場に展示して、全体を眺めてみると、やはり、

地元の方が撮った写真は違います。

生き生きとして、匂いや音まで聞こえてきそうな・・そんな写真がいっぱいでした。

 この一連の写真が、私は大好きです。

小学一年生のK君が、誰よりも石木川の美しさと、豊かさと、楽しさを伝えてくれました。

 

私はまだまだ川のこと、里山のこと、何もわかっちゃいなかったな~

って気付かされました。

 

もう一つの収穫は、市民の思いの発見。

展示会場であるアルカスの交流スクエアは、自由に行き来できる場所ですから、

たまたま通りかかって見て下さった方もたくさんいました。

そのほとんどの方が、自然豊かな風景に感動され、こんなところは残したい…と言われます。

でも、中には違う考えの方もいます。

 

「まあ!きれいね~。え!ここなの?石木ダムができるって?」

「残したいけど、でも、佐世保は水がないと困るものね~」とおしゃべりしてた方々に近づいて、尋ねました。

「今そんなに水で困ってらっしゃるのですか?」

「いえ、今は別に困っちゃいないけど、以前のような大渇水がきたら…ねぇ」

 

佐世保市の水使用量の減少を示すグラフなどを見せながら、しばらく意見交換しました。

その3人の女性たちのうちの2人は、「なるほどね~、それならダムは要らないねー」と言い、

1人は「でも、私たちはいいけど子どもたちの将来を考えると、やっぱり企業誘致も大事だし・・」

と、納得できない様子で帰って行かれました。

 

その会話の間、ずっとそば(3人のすぐ後)にいて何も語らなかった女性がいました。

私はお仲間かと思っていたのですが、

3人が帰っていくと、こちらに近づいて来られました。

 

   私はあそこにダムを絶対造ってはいけないとずっと思ってきました。

   でも、何もできませんでした。

   若い方たちがこんなに頑張って下さってる姿を昨日テレビで観て、

   一言お礼が言いたくて、やってきました。

 

思いがけない言葉に、涙がこぼれそうになりました。

70代半ばくらいでしょうか、白髪の小柄な女性でした。

 

私たちの知らないところに、このような仲間がいたんだ… 

まだまだ隠れた仲間がたくさんいるのかもしれない…

 

そんな希望を感じた2日間でした。 

 

展示会全体の様子はこちらでどうぞ。 

http://blog.goo.ne.jp/hotaru392011/d/20111016

 

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石木川流域の写真と絵画展

2011-10-09 | 石木ダム

いよいよ今週です。

木・金です。

13日と14日の2日間です。

詳細はこちら

   ↓

 

 

今回は、秋真っ盛りの今を切りとった写真をたくさん展示するつもりです。

 

石木川は、その名の通り、石がゴロゴロしてる川。

写真の真ん中、石の上に座っている小さな人影は幼い少年です。

 

虚空蔵山から流れ出る清流石木川の水で、流域の人々は美味しいお米を作ってきました。

少年も父母や祖父母を手伝って、田植えや稲刈りに参加します。

休憩時間には、魚を追って、川で遊びます。

 

いま、少年は何を見ているのでしょう。

その目に映る木々や魚や木漏れ日や・・

その耳に聞こえる虫の音、鳥の羽ばたき、川の流れ・・

その記憶が、少年の「ふる里」になるのですね。

 

少年の祖父母のように、父母のように、少年もふる里を守る闘士になるのでしょうか。

いいえ、少年が大人になる頃には、もうここにはダム建設の計画はなくなっている。

遠い過去の思い出話になっている。

そうに違いありません。

 

その願いを込めて、私たちは開催します。

「石木川流域の写真と絵画展~豊かな里山、日本の原風景~」

 

 

 

 

 

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2011長崎のうたごえ演奏交流会

2011-09-27 | 石木ダム

去年に続き、今年も「長崎うたごえ演奏交流会」に参加しました。

残念ながら、今年は「日本のうたごえ祭典」への出場団体には選ばれませんでした。

でも、私たちは十分満足です。

長崎県民の方々に聴いて頂きたい、伝えたい。

ふる里を守りたいという思い。

ただそれだけのために命をかけているという思い。

その願いを込めて歌いましたから満足です。

会場の方の心に少しでも伝わっていたらいいな~

 

こちらは、いつもお世話になっている合唱団「ながせん」。

その力強く深い歌声に魅了されました。

やはり今年も推薦されて「うたごえ祭典」へ!

おめでとうございまーす。

 

こちらは母子で歌う「山登りきんぴら班」の合唱。

お母さんたちの包み込むような優しい声と、子どもたちの元気で明るい声が素敵にコラボしてました!

 

休憩時間もじっとしていない子どもたち。

でも、子ども同士でよく面倒みてました。

 

色違いのおそろいのTシャツの後ろに書かれていたのは・・・

YUKI、GENKI、WAKI、KONKI、HONKI、YARUKI、SONOKI…でした。

勇気、元気、和気、根気、本気、やる気、その気…ですって。

その7つの気が、みんな歌に出てましたよ!

 

私たちも見習わなくっちゃ… 

 

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それって、おかしくないですか?

2011-09-18 | 石木ダム

こちらは佐世保市水道局の建物です。

市役所のまん前にあります。

屋上からりっぱな垂れ幕が年がら年中掛けられていて、ここを通るたびに?と思います。

 

「石木ダム建設は市民の願い」???

願ってる市民もいるし、願ってない市民もいる。

私は願ってないし、私の周りの友人知人の多くも願っていない。

今年のアースデイのイベント会場でシール投票したら、60人のうち59人が要らないと答えましたよ。

 

 

 

アーケード街のフェンスにかけられた立看板。

これも疑問あり!

「石木ダム建設は佐世保市民の願い」

さっきの垂れ幕とよく似た文言ですが・・こちらは「石木ダム建設促進佐世保市民の会」の看板です。

市民の会と言いながら、活動費はすべて市から出ています。

つまり私たちの税金から出ているのです。

石木ダムに反対してる私の税金からも・・・

これって、おかしいですよね?

 

そして、私たちがイベント告知の看板をここに設置しようとしたら、待った!がかかったのです。

そのイベントとは、「本当に必要?石木ダムはいらない!全国集会」です。

市の方針と合わないからダメなんだそうです。

 

市の方針と合う団体には一年中設置を許可し、その製作費もすべて市の財源。

市の方針と合わない団体には、イベント告知さえ許さない。

 

これって、ますますおかしい!

市と同じ意見しか聞きたくない、見たくない、見せたくないのでしょうが、

市民の権利をそこまで奪えるんでしょうか?

 

お隣の県知事さんは、説明会の時、原発再稼動推進派の意見を増やすよう根回ししたらしい。

ヤラセとして世間の非難を浴びました。

 

どちらもよく似ていますね。

どちらも、世論の実相を誤魔化そうとしています。

 

佐世保市では、石木ダム賛成派の集会には職員を動員してまで、世論を大きく見せかけ、

反対派の集会は、告知さえ許可しない。

そのことを市議会で追及されても、全く非を認めない市長。

 

そして、「ほとんどの佐世保市民は石木ダム建設を願っています」と、いつも言う。

 

それって、おかしくないですか?

私は、おかしいと思います。

 

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