ペドロランド日記

スペインの国際村「ペドロランド」を中心にフランスとイギリスに発信地を移しながら、日々の出来事を綴っています。

ピアノマンのその後

2005-08-22 18:37:46 | イギリスの時事
ときどき今、地元ケントのラジオ放送で聞いたニュース。日本でも有名になったピアノマンはダートフォード(わたしが以前住んでいたビーン村の近く)の病院を退院したとのこと。この人が発見されたのが、ケント県のシェピー島(島と言っても、川に挟まれた大きな中州のようなところ。ここは、島の外との交流があまりない住民が多いといわれ、ちょっと伝説的な場所)だったため、ケントではよくニュースになった。国外でも話題になり、ハンガリーでは有名なピアニストではないかという説もささやかれ、本人があわてて、自分ではないと記者会見をしたそうな。

4月以来長い沈黙を破って、ついにこの人が話したところによると、ドイツの出身でパリで働いていたが失業したので、故郷に帰る途中でイギリスをさまよっていたということだ。やっぱり謎の多い人である。

最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
やっぱり芝居だった (安頓)
2005-08-22 21:35:51
やっぱり、できすぎですよね。

いつか、こんな結末がくるのではと、思っては、いましたが。

でも、いい夢見させてもらいました。

いろいろと想像したり、映画になるとか…

でも、これで映画は中止かな?

自殺の原因が…笑ってしまう。

きっと、途中で言い出せなくなったんでしょうね。

しゃべりたくて仕方がなかったんだと思いますね。

TBさせてもらいました。
返信する
やっぱりうそだったのですか (みちえ)
2005-08-22 23:05:25
安頓さん、コメントとTBをありがとうございました。



記憶喪失ではなくて、ただ口をきかなかっただけなのですね。警察や医療関係者にしてみれば、たいへんな迷惑だったでしょうが、巷の人間としては想像力をかきたてられる話でしたよね。



この後、イギリスの全国放送のニュースでは急に詳細を報道するのをやめてしまったようです。たぶん、患者の秘密保護というのにひっかかったのでしょうね。



イギリスにも無料の国民健康保険制度があって、旅行者でもこの制度を利用することができます。ですから、通常だったら、外国人でも医療費を請求されることはないと思うのですが、さすがにここまで報道されると、中には税金の無駄遣いであったと怒りだす国民がいるといけないので、請求することにしたのでしょうか。
返信する
やっぱりうそだったのですか ()
2005-08-22 23:13:34
安頓さん、コメントとTBをどうもありがとうございました。



記憶喪失だったのではなくて、ただ口をきかなかっただけだったのですね。警察や医療関係者にはたいへんな迷惑だったでしょうが、巷の人間には想像力をかきたてられる面白い話でしたよね。



イギリスにも無料で治療が受けられる国民健康保険制度があり、もし法律が変わっていなければ、今でも旅行者にもそれが適用されるはずです。ですから、ピアノマンのような外国人でも、治療にかかった代金は無料のはずです。が、これだけ有名になると、税金の無駄遣いと怒りだす国民も少なくないでしょうから、医療費を請求することにしたのかもしれませんね。
返信する

コメントを投稿