ペドロランド日記

スペインの国際村「ペドロランド」を中心にフランスとイギリスに発信地を移しながら、日々の出来事を綴っています。

世界遺産・サンテミリオン(3)

2006-09-21 12:15:43 | 旅行
サンテミリオンはブドウ畑の中に突出した丘の上に建っている。だから、坂道が多い。しかも石畳で恐ろしいほど滑りやすい。こんなのが平気で許されているのがフランス。イギリスやアメリカだったら、損害賠償の請求が殺到するのを恐れて、すでになんらかの対策が施されているところだろう。

マカロンというお菓子を買った。「アーモンドに卵白を加えて作るクッキー」ということだが、中はマジパン状。見た目はクッキーだが、歯ざわりはケーキに近い。直径8センチくらいで1個2ユーロ(約300円)であった。さすがに高いだけあっておいしい。特に今日は昼食を食べ損ねたし。

写真は教会の周りの壁から下の広場を臨む。

日曜日の午後でもさすがに観光地だけあって、ワイン店とみやげ物店は開いていた。しかも、午後4時近いというのに、レストランやビストロが開いている!観光バスから降りてくる観光客はフランス人が多かった。

この次は平日の12時近くに来てレストランで昼食を取ろうということにして、1時間半ほどの散策をこの日は切り上げ家に帰る。次回は周辺のシャトー(ワイン醸造所)にも足を伸ばしたい。

世界遺産・サンテミリオン(2)

2006-09-21 12:03:58 | 旅行
9月10日のフランスは最高気温27度くらいだった。

サンテミリオンはワインの産地としても有名である。町の周りにはブドウ畑が広がり、町の中にも多くのワイン商が店を出している。毎年9月の第3日曜日(今年は17日)に、ブドウの収穫を宣言するお祭りがある。テレビでこの様子を見たことがあるが、ジュラードと呼ばれるワインの番人たちが白いケープのついた赤のガウンを身にまとって、町を練り歩き、最後に塔の上から手を振るのは、なかなか見栄えがする。

写真は修道院の回廊跡。ここの入り口で発泡ワイン(地元産なので、シャンパンとは呼べないのだろうな)・白ワイン・赤ワインをボトルで買うとグラスを貸してくれるので、庭の中の好きなところに座り、賞味するというしくみになっている。たいへん魅力的なアイデアだったが、自動車で来たので、夫にボトル半分飲ませるわけにはいかない。ということで、断念。一回りして、ただ風景を楽しむ。