ペドロランド日記

スペインの国際村「ペドロランド」を中心にフランスとイギリスに発信地を移しながら、日々の出来事を綴っています。

遠いイギリス

2006-09-03 13:50:32 | フランスの生活
イギリスに向けて出発した日から10日間が経ったが、いまだにイギリスに行ける見込みが立たない。

火曜日にやっとトゥールの修理工場の担当者らしき人と話ができたのだが、まず車の登録書類をファックスせよとのこと。さすがに書類の好きなフランスである。それから見積もりを送るので、こちらがそれに承認のサインをして送り返して、それを先方が受領したら、それから修理が始まるということである。

その後、待てど暮らせど見積もりが送られてくる気配がない。まさかファックスではなくて、郵送なんて悠長な手段を取っているのではないだろうなと嫌な予感がしてきた。国内でも遅いほうの便だと3日間かかることがある。金曜日に電話をしてみると、まだ見積もりを送っていないようだ。どのくらい修理にかかるのか聞いてみると、10日間というかなり大雑把な返答であった。10日間というのがその場しのぎの返答ではないとすると、先方の見積もり承認受領からさらに10日間かかるわけである。まだ見積もりも作成していないようだし、まったく気が遠くなるような話だ。

フランスで8月になにかをしてもらおうというのは、たいへん困難なことのようである。お向かいのイギリス人ブライアンの話によると、彼の家でも、やりかけの家周りの工事はすべて9月になって、職人たちが夏休みから戻ってくるまで停止しているそうだ。8月にフランスで車の故障なんて羽目に陥るものではない。

さて、明日からはいくらのんきなフランス人たちもいよいよ通常営業モードに戻ることだろう。少しは車の修理のほうにも進展が見られるだろうか。