貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

10. 須賀川:十念寺

2017-02-20 09:21:20 | 日記
10. 須賀川:十念寺

   <平成27年6月5日(金)>

 3時に起床。3時半に出発。

 ゴーヤやピーマンを積んで子どもの所に

寄って須賀川に向かう。

世の人の見付ぬ花や軒の栗 可伸庵の句碑。

  世の人の見付ぬ花や軒の栗 (芭蕉)

<十念寺>

正午に着く。

女流俳人 市原多代女によって、

風流のはじめや 奥の田植え唄

の碑が建立された。

彼女の辞世句 

 終に行く道は いづこぞ 花の雲

そこで、一句 

 「終の道 奥の細道 寄り道哉」  貢人


「辞世の句 詠みし生き方 求むれど」 貢人

墓参りに見えた中年の女性に

「円谷幸吉さんのお墓はどちらですか。」

と尋ねると、親切に案内してくださる。

 青梅マラソンコースを最初に走った人が、円

谷幸吉さんで青梅マラソンはそれから続いている

大会ということと須賀川出身だったとは?という話な

どをする。

 昨日、第51回青梅マラソン大会が開かれ、好天の

中実施。山の神様神野選手は、残念ながら優勝はでき

なかったが・・・。(17年前までずっと走っていた

ので、ほんとに懐かしい!)

 3月11日の大地震で墓石や灯籠が倒れ、そ

のままの状態が8~9割。

 ご先祖様より今生きている自分たちの生活を立て直す

のが先決ということ。

 無残というほかなし。

 それでも、3つ4つが新しく作られていた。

 そして、もう一つお伊勢詣でに自分が病気でいけず、

愛犬を連れて行ってもらったとのこと。

 きちんと戻ってきたという犬のお墓も作られ、

これは無事だったよう。犬供養の墓にも感動。

供養する。

十念寺







芭蕉句碑

風流のはじめや 奥の田植え唄





主人様に代わって伊勢参りした愛犬の墓



円谷幸吉さんの墓





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