貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

掛川市小夜の中山その3茶亭跡から涼松ポケットパークへ

2023-08-29 10:47:57 | 日記
令和5年8月29日(火)
 茶亭跡は、
一豊が家康をもてなした茶亭跡の碑。
<家康をもてなした茶亭跡>

 その先に、歌碑が二つ。
<蓮生法師の歌碑>
<その説明>

 蓮生法師と阿仏尼。  
 「甲斐が嶺は
  はや雪おろし      
      神無月  
  しぐれてこゆる
     さやの中山」
 
<阿仏尼の歌碑>

「雲かかる
  さやの中山
    超えぬとは   
  都に告げよ 
      有明の月」
        (十六夜日記)
<その説明>

 小夜の中山公園を後にして、
日坂方面に向かって
旧東海道を1.5Km程進むと、
「涼み松ポケットパーク」。
 そこに芭蕉の句碑がある。
 句は、
「命なり
  わずかのかさの
     下凉み」。
 延宝4年作。
 炎暑に苦しむ旅中、
僅かな笠の下陰を命と頼んで
涼むことだ
の意。