令和5年8月3日(木)
静岡市: 清 水(きよみず)寺
<山門>
<矢津山の麓にある本殿>
谷津山の西麓にある音羽山
清水寺は、真言宗の寺院で、
谷津山周辺の地形が
京都の音羽山清水寺に
似ていたので名づけられる。
<由緒>
兵火に見舞われるが、
徳川家康が本堂を再建し、
自身の念持仏の恵心僧都作と
いわれる千手観音の像を祀る
観音堂を建立。
<聖天堂>
境内には薬師堂、聖天堂・霊牌、
金毘羅神社、熊野神社などがあり、
現在は清水寺の一帯は
整備された清水山公園となっている。
滝は人工滝で、
桜の名所でもある。
階段を上り始めると、句碑群。
階段を上り始めると、句碑群。
<拙叟句碑>
<詩三句碑>
可愛い説明板も付き、
一句一句を楽しむことができる。
<三句の説明>
<月巣句碑>
鐘楼の近くまで行くと、
<鐘楼>
芭蕉句碑。
芭蕉の句は、
「駿河路や
はなたちばなも
茶のにほひ」 。
芭蕉は東海道を旅して
芭蕉は東海道を旅して
幾つかの俳句を詠んでいるが、
この句はお茶の産地である
静岡の地ならではの名句。
足止めを4日もくった
島田で詠んだ句。
「するが地や
花橘も
茶の匂い」
を、『炭俵』に
「此句は島田よりの便に」
と注される。
「あたかも名産の茶を製する
時節で、新茶の匂いに紛れて
しまって、
花橘も茶の匂いがするようだ。」
の意。