令和4年2月18日(金)
師匠は、この当時の留別吟から、
最後の句とされている
「旅に病んで」までを追究される。
私も師匠に準じて整理してみることに。
芭蕉最後の年には、
芭蕉最後の年には、
秀句、名句が目白押し。
師は、この試みで知ってほしいことを、
師は、この試みで知ってほしいことを、
「ふと別れた人と二度と会えない状況に
なりながら、生きた世界から死
の世界に滑り込んでいく
不思議な俳句の表現の一列を味わうこと」
と強調される。
先ず、第一句。
麦の穂を
便(たより)につかむ
別(わかれ)かな
(元禄七年五月十一日)
つづく。
(元禄七年五月十一日)
つづく。