俳諧の神様?
令和2年5月6日(水)
大型連休も中休みの天気。
大智寺の庭園は素晴らしい。
参拝した当時は、曼珠沙華が見頃時。
凄い数である。
その傍に、獅子庵がある。
獅子庵は、松尾芭蕉の十哲の一人で、
美濃派俳諧の始祖である各務支考の
住居。
元禄3年(1690)26歳の時、
近江粟津の無名庵に芭蕉を訪ねて
門下となる。
以来俳諧を志し芭蕉に従って
各地を遊歴。
正徳元年(1711)46歳の時、郷里に
帰り、この庵に住む。
以後も美濃を中心に俳諧の普及に
務め、享保16年(1731) 67歳の
生涯を閉じる。
芭蕉翁の碑。
傍に行き、じっくり拝顔。
見事な刻印である。
各務支考は、芭蕉が詠んだ句を全て
書に残すという功績者である。
また、美濃派を誕生させ、俳諧の神様
といわれたほどの人物。
どちらも俳諧の神様!?