貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

戒琳庵から戒琳院へ

2020-01-24 08:46:12 | 日記

戒琳庵から戒琳院へ

令和2年1月24日

 今朝は、蕉門のひとり、

浜田酒堂の草庵跡へ。

 戒琳院を参拝!

 浜田珍蹟洒落堂跡。

 酒堂は、膳所の医師で、

元禄2年芭蕉に入門。

 元禄3年(1690)、芭蕉は

浜田珍夕の草庵「洒落堂」を

訪れ、草庵を讃えて

「洒落堂記」を著す。

 後の戒琳庵。

 そして、今は戒琳院。

 普通の家の暮らしだが、

入口はお寺らしくもあり。

 『淡海の芭蕉句碑 下』に、

碑文は

「木のもとに

 汁もなますも

   桜哉 はせ越」

とある。

 句碑の大きさは、

『ちょうど東を向いて建つ

この句碑の高さは三十センチ、

碑の周囲は八十五センチで、

自然石の台の高さは六十五センチ、

台上は百センチ四方もあった。

その台上にこの碑がこけない

ように上品にコンクリートで

巻かれて安定していた。』

と、建造者・建造年は碑の裏面に、

『昭和四十六年四月建之、戒琳庵 

祖明代、浜田珍碩落堂跡、

有志一同』

と四方に刻されていた。」

と記されている。

  芭蕉の句は、

「木のもとに 

 しるもなますも 

      桜哉」

 これは、酒堂の作かな?

 この碑の文字も読み取れず。

 尋ねる人もなし。

 石仏がきちんと納められている。

 そして、今の住職さんの

説教かな。

 初めて参拝する。

 何となく正体不明、

謎めいた感じも否めなかった?