貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

学習院大学構内

2017-07-04 09:20:45 | 日記
学習院大学構内

平成29年2月28日 9:00~

山手線目白駅を降りて右手に学習院大学

西門がある。

8時開門だが、見学者は9時以降からと

いう守衛さんの説明。

真性寺を先に見て、再度訪問。

パンフレットで丁寧に説明してくださった。

 有難し!

まず、血洗の池まで行く。

 少し水が濁っていた。不気味!?

 血洗の池とは生臭い名称だが、

 「高田馬場の決闘」で有名な赤穂浪士の

堀部安兵衛が血刀をこの池で洗ったという

伝説の池である。

今では、学生達の憩いの場所となってい

るそうだ。

しかし、ゴミひとつ落ちていない清潔な

大学である。

 見学者だけでなく、ここで働く人も、

学生も、気持ちよく構内で過ごせそう。

しばらく散策すると、富士見茶屋跡が

あり、芭蕉句碑も見つかる。

かつて、江戸時代には、ここから富士

山がよく見え、多くの風流人が訪れた。

 初代歌川広重は、「富士三十六景」のひと

つとして、「雑司ヶ谷不二見茶屋」を描いた

のがここだ。

芭蕉の句は、

「目にかゝる ときや殊更 五月富士」。

昔、富士山は、二十県から見えたという

話を聞いたことがある。

「富士見」という地名はその余波であろう。

 今も昔も愛され、拝まれている富士は

やはり日本一の山! 

 私もその雄大さを十数回体験。 

 富士山が見えると、なぜかほっとする。

青梅でも、富士山は、永山丘陵や○○小学

校の屋上などから、よく見え、よく眺めた。

富士に思いを寄せて散策するうち、

乃木館に到着。

乃木希典氏は、この学生寮の院長だった

とは・・・。

 これも貴重な知識となる。

学習院大学西門より入る。



血洗の池







ちょっと幻想的でも・・・。



富士見茶屋跡説明図



その近辺 芭蕉句碑等がある。



芭蕉句碑と富士見茶屋跡説明板



芭蕉句碑

「目にかゝる ときや殊更 五月富士」。







乃木希典館・・・高校時代、唯ひとり「希典」という名の友がいた。「まれすけ」と呼び、乃木大将の名前からと言っていた。



寄宿舎の院長だったという説明板



乃木館