前回、タカノハに見放され、ハゴトコしか釣れないという貧果から一か月。
9号11号という連続台風は道内に大きな爪痕を残したけど、えりもの海は意外に影響が少いように思えた。
しかし、Uターンしてくる台風10号の影響なのか?低気圧の影響なのか判らないけど、この日の予報は高浪と強風という悪条件。
そんな中、札幌金漁会第5回例会が9月28日、冬島漁港~襟裳岬漁港で開催されました。
ヨシゾーは前回の鬱憤を晴らすべく、満を持して岬周辺の第6降り口へ!!
と思っていたのですが、雨による地盤の緩みと風の館のライブカメラを見て速攻で断念。
結局・・・・・・・・・・・。
【出発進行】
今回もゲスト参加するS御大を載せて集合場所へ向かいます。
18:30過ぎに到着すると、バスも来ていないのにメンバーの半数は駐車場で宴会状態w
そして、最後のメンバーが19:30頃到着し出発です!
しかし、仕事やら体調不良などでゲスト3名を含んでも13名と、かなり寂しい参加人数での開催となりました。
【何処行こう?】
様似漁港で着替えを終えて再出発したのは24時を過ぎと少々遅めだったけど、皆さん張り切って思い思いのポイントでバスを降りていきました。
天気予報では波が2m前後、風も北東の風が12~13m/sと、潮位が50cm程しか落ちない潮回りでの釣りには最悪の予報。
何とか西側は風の影響が少なそうなので、西側に降りることは決めていたのだけど、この時期魚を釣るには岬付近か竿が入って居ない場所しかないので、東洋、油駒、第一降り口が候補に。
後は、実際に波を見ながら考えようと思ったけど、えりも港までの海は何となく穏やか。
そして、バスは東洋右の湾胴に。
しかし、既にギョギョライトが光っているし、防波堤にもキャップライトが見え隠れ。
当会からも数名降りたので、ここは、思い切って第一に行くことに決めました!
【頭も海も真っ白】
この場所では前回、50UPのタカノハを2枚も釣るという暴挙を犯した幹事長のSさんと、会社の後輩で投げ釣り修行中のK君の3名でバスを降り、長い下り坂の先に3人が目にした物は真っ白な壁が2~3枚と次々に押し寄せている海。
おまけに海岸の砂利がメチャクチャ減っていて、記憶にある波打ち際がかなり後退してました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
頭も海も真っ白です。
他の釣り会の人も誰も居ません・・・・・・・・・・・。
やっちまった感が漂います・・・・・・・・・・・・・・。
【久々の根がかり地獄】
少しでも波が死んでいる場所を目指して、第二方面へ長距離海岸移動を決意。
幹事長のSさんは途中の溝へ、ヨシゾーとK君は第二の岩場の付け根まで行って竿を出すことになったのです。
とりあえず、2時頃には店開きして胴付き仕掛けの竿2本で様子見。
波にもまれることを懸念して波が立ち上がる向こう側を狙ってはみたけど、糸ふけ取ったら直ぐに竿がお辞儀を繰り返し、道糸は緩んだり張りすぎたり。
竿尻に玉石を置いてずれ止めのカウンターウェートを設置しないと竿が飛んでしまいそうになる。
おまけに、しばらく放っておくと針では無く錘が根がかり。
日本海はともかく、えりもの磯では滅多に錘は根掛かりせず仕掛けを取られないのに、今日は1年分取られたんじゃ無いかというほど激しかった。
なので、潮が引き始め少し明るくなって来た頃には嫌気がさしたので、移動を決意!
【岩場は良いね!!】
たぶん、4時半頃だと思うけどK君と二人で海岸線を戻り、Kくんは幹事長の横に入釣りさせて、ヨシゾーはしばらくゴジラ岩前の岩場を観察。
すると、左端に何とか竿を出せそうな奥まった盤があったので5時頃には第二ラウンド開始。
数波に1回は足下を洗う大波が来るけど干潮が6時なので、徐々に回数も減っていく。
おまけに根がかりも無く、昆布との格闘に勝利しながらハゴトコ、チビカジカと小物ながらあたりが連発して直ぐに審査の5匹が揃う・・・・・・・・・・・。
って、ハゴトコとチビカジカでは全く話になりませんけど(笑)
前方および左右の岩場が何とか波を小さくしてくれます。
下の写真のように竿2本しか打てない様な場所だけど、魚はともかく岩場の上からコンブ根を交わして打ち込む釣りは気分が良い!!
しかし、そんな楽しい時間もあっと言う間。
満潮に向かって潮が動き始め、これからか?と思ったら、足下を洗う回数が増え出したたので7時には撤収。
実釣2時間ほどの楽しい時間でした。
【第三ラウンド→またまた逆戻り】
岸に戻りゴジラ岩の右を偵察すると既に拾い昆布の軽トラ御一行様が海岸線を埋め尽くしていた。
第一~第二の砂浜は何処も波で厳しい状態だったので、しばらく考えた後にまたまた第二の岩場付近まで逆戻りです。
既に7時半を過ぎていたので、潮位も低く夜中より第二の盤に近い場所で最後の悪あがき。
ここでも何とかチビカジカとハゴちゃん追加で、釣った魚はハゴちゃん入れて二桁と久々に頑張りました!!
【粒ぞろいのカジカたち】
結局、えりもの8時30には何事も起きなかったし、身餌が切れたので予備餌の封を切るのもどうかな?って時間だったので撤収開始し、海岸線をだらだら歩きながらK君、Sさんと合流し、ゴジラ岩基部の潮だまりで魚を洗って9時半には長い坂道を登りました。
で、いつものアポイ山荘で審査しましたが、まさしく夏枯れ感漂いまくりの審査結果でした。
1位のONさんは漁港でクロゾイの44cmを頭に唯一700点オーバーで優勝です。
2位はなんとヨシゾーで、身長は330点と低かったのですが、カジカの重量に物を言わせて690点くらいだったような?
3位は一緒に降りた幹事長のSさんがアカハラの身長賞に物を言わせての入賞でした。
ま、荒れた海と夏枯れが災いしてか、ウサギさんの提出が皆無だったことが幸いしたようです。
それにしても、全体的にハゴトコとアカハラ、チビカジカという寂しい釣果でしたが、上位入賞者は大物のソイを釣って来るなど予想通り岬周辺の磯や漁港組が締める結果となりました。
やはり、8月末ともなるといかにえりもと言えども魚を釣るのが厳しい状況ですね。
ヨシゾーが提出した魚は腹ボテ、セッパリと何となくデブなヨシゾー似のハゴちゃん1匹とチビカジカ4匹。
カジカは最大でも33cmと微妙な大きさですがこの時期としてはありがたい釣果です(笑)
久々のえりもはやっぱり楽しいっすね!!
次回の例会は9月末の北広釣遊倶楽部かな?
それまで、何釣りに行こう??
うねりと波で釣りにならないと判断して第一に入るの辞めたんですよね
それでオンコに入ってうねりと風にやられてきました。
まだコマイが居たのでなんとか五匹揃いましたがきつかったですね。
オンコ&目黒でコマイ含めて5匹とは、やはり夏枯れなんでしょうね。
第一は風も無く快適でしたが、うねりと波で釣りには厳しい条件で、おまけにウサギの姿も見えず。
しばらくウサギさん見てません(笑)
あの海の状況でも魚を揃えるのは
大変な事です!
うちは、岬漁港まで行って強風にメゲて
バスを引き返し手前でノンビリと
遊んでました~^^:
風は問題なかったんですけどね。
なんせ、海があの状況なもんで厳しかったっす!
たまにはのんびりした釣りも良いですよね。