【バトルサーフ雑感】
PCS(パワークロスシステム)を全継番に採用することで、並継ロッドにひけをとらない圧倒的な反発力を発揮します。
PCSの採用で、オモリを飛ばす力やロッド本来の反発力の妨げになっていたキャスティング時のネジレ感を解消。ロッド本来の反発力がオモリを飛ばす力に100%伝達し、圧倒的な飛距離を実現しました。
全体的な調子は、操作性を重視した先調子に設定。ピンと張りのあるブランクスは、圧倒的な飛距離を生むだけでなく、仕掛けの回収もスムーズこなせます。
また、バランサーウエイト替尻栓を付属していますので使用用途によって尻栓の使い分けが可能です。
実際のフィールドテストでは、PE、ナイロンとラインを問わず、一般的な投げ竿よりも半色~1色飛距離が向上します。この飛距離は投げ釣りにおいて強力な武器となるでしょう。
と、カタログにあるのですが、これらは何処まで本当なのでしょう???
■圧倒的な飛距離、一般的な投げ竿よりも半色~1色飛距離が向上します。
遠投性能は判りません。たぶん、投げやすいんじゃない。
キス釣りの様に細糸を使わないし、足場の悪い場所での垂らし投げしかしないので、遠投性能に関しては多くは語りません。
ただし、足場が悪くても投げやすいので、気合を入れて投げなくてもそこそこ飛ばせられるのではないでしょうか?
これが、カタログで豪語する「一般的な投げ竿よりも半色~1色飛距離が向上します。」と言う理由でしょうか?
ま、こんど機会があればぶん投げてみます!
■圧倒的な反発力、操作性を重視した先調子
先調子?いえいえ、’がまかつ’の胴調子っす!
反発力までは圧倒的かどうか判りませんが、手に取った時の感覚は’05振り出しスピン425BX-Tより1ランク、競技SP405 33号より2~3ランクも柔く感じられ、竿を水平に持って上下に揺さぶるだけで#4のリールシート付近から曲がるのが判る。
カタログにあるような先調子とはとても思えないくらいの胴調子で、感覚的にはスピンや競技SPよりジージスⅡに近い感じです。
ただし、ジージスⅡに比べると圧倒的に竿先が細く、昆布やホンダワラなどの海草類や波の影響も竿先で吸収してくれるし、当たりもジージスⅡのように竿全体が揺れるという当たりでは無く、竿先に当たりが出るので置き竿としては進化?しているのでは無いでしょうか?
カタログで言う先調子って言う意味は、竿先が細く柔くなったって事なのかな?
でも、”操作性?” 中・近投のコントロールは抜群!
しかし、先調子じゃなく胴調子のせいだと思うけど?中、近投のコントロールはメチャクチャ良く感じた。
スピンでのチョイ投げの時は竿があまり曲がらいのに返りが早く、必然的にラインの指離れが早くなり、狙ったポイントより少し右にズレる。
一方のバトルサーフはスピンより反発開始が遅いと言うか?軽く振っても適度に曲がってくれるので、ラインが指に乗っている時間が長く?狙ったポイントへ真っ直ぐ飛んでいく。
いや、ただ単にヨシゾーが上手なだけ(爆)なのですが、方向性は抜群で投げた仕掛けを目で追いながらサミングすると、かなりの高確率で狙った場所に仕掛けを投入出来ました。
なんだか凄くコントロールが良くなった気分にさせられます(爆)
■他にもこんな事に気付いた
★釣味は?魚が大きく感じるのは気のせい?
あわせを入れて、魚を引っ張ってくる時の感覚なのですが、魚の大きさの割に重量感が感じるられる気がしました。なので、釣り上げた魚を見て少しガッカリ(笑)
そう、今までの感覚より何故か魚が大きく感じるのです(爆)
チビ魚でも釣り味が良いと言えば良いのですが、この辺りは好き嫌いが別れそうですね。
え?モンスターを釣っていないからだって?
半分以上はそのせいかも(爆)
★塗装は綺麗だけど、野暮ったいシルエット
これは振り出し用KWガイドのせいだと思うけど、竿の太さに比べガイドの固定部分が太くて長いため、見た目がメチャクチャ野暮ったい。
そう、塗装やリールシートの取り付けなど、ピンポイントでをズームで見ると綺麗なんだけど、全体のシルエットは竹竿の節目がゴツゴツした感じで野暮ったい。
スピンパワーのようなシュっとしたスマートさが感じられないのは気のせいだろうか?
なんせ、シマノの竿はガイドロックの上から塗装してあって、見た目は一体化しているけど、バトルサーフは竿本体に後付されているのでなんだか浮いた感じ。
おまけに、ロックするための細かい溝はガイド絡みによるねじれで、溝が潰れてしっかりと固定できなくトラブルが多数報告されているとか?
ま、それ以前にヨシゾーはガイドロックの初期不良に見舞われたし。
頼むよ、Made in Japan
がまかつは車のメーカーで言えば、”スバル”って言うイメージだったけど、こんなの出してたらゴーンが来る前の”日産”になっちゃうよ(爆)
★ガイドを直線にセットするのが難しい
どのメーカーの振出竿にも言えることだけど、機動性は良くても竿をセットする時間がかかる。
おまけに、ガイド位置合わせの印に合わせてもガイドは直線にならないので位置合わせの印はあくまでも目安にしかならない(笑)
って事は、振出の利点て持ち運びの時にコンパクトになるって事だけか(爆)
■総評
現在の釣り会では大物を遠投で仕留めるために、錘負荷が35号とか40号とかの並継がトレンドです。
誰が見ても並継竿は剛性があり、使っていて安心感があるのでヨシゾーも認めるし、その中でもスピンパワーは見た目、使い勝手、所有感、ブランド力など、どれを取っても他の竿を圧倒していると思う。
技術があるなら楽に遠投ができる並継スピンで間違い無いでしょう!!
オークションの落札価格を見ても、高級ブランド化しているのが判ります(笑)
しかし、そのスマートさ、遠投性能が鼻持ちならず、質実剛健?いえ、天邪鬼なヨシゾーはスピンから浮気しているのです(爆)
ま、中・近投の扱いやすさとコントロール性、持ち運びのコンパクトさ、食い込みの良さ、持っている人が少ないという希少性、購入価格は何とかバトルサーフが勝ってます。
そう思いたいです(爆)
天邪鬼な変人以外は、スピンが妥当かな(爆)
手強すぎ!!
それに比べ、バトルサーフは大人しいって言うか?優等生ですよ。
もう少し、張合いがほしいかな(爆)
夜釣り!蚊に刺されないように頑張ってきてください!!