ヨシゾー2

北海道発!釣りバス三昧変態釣り師の釣行記

ヨシペディア(Yoshipedia) 2

2009年01月28日 19時48分42秒 | 日記

なんだか、既に発表した4つのタイプ以外にも、オタク派とか放浪癖派、ハイプリト派などの意見もありましたが、とりあえずタイプ2~4について書いてみました。

 

『ヨシペディア(Yoshipedia)』※1

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タイプ2 ;一極集中派(主)

【タイプ概要】
”○○の主”そう呼ばれるタイプである。所定の場所及び岸壁の半径50m以内の地形や魚の生息場所、行動パターンを熟知している。また、365日、雨が降ろうが、雪が降ろうが、嵐が来ようが、地震が来ようが、津波が来ようが、両親や家族に不幸があろうが竿を出す。餌は自前で採取するか、他の釣り人が余した餌をもらい受ける。仕掛けは常識の無い釣り人が捨てていった仕掛けを再利用するため、滅多に購入することは無い。そして、このタイプの釣り人と友達になると、ポイント限定情報が得られるという特典がある。

【生息地】
タイプ1と同様に、各地の漁港や港湾に生息し、そのテリトリーは道内の漁港や港湾全域にわたる。特に大都市圏に近い小樽港、石狩湾新港、室蘭、苫小牧ではかなりの数が生息していると思われる。未確認ではあるが、意外に地方の小さな港にも生息すると言われている。

【タックル】
かなり年期の入ったタックルを使用している人。高価なタックルを使用している人など、千差万別である。しかし、どちらかと言うと年期の入ったタックルを使用する人が多いと思われるが、そんなタックルで確実に大物をゲットするのだから凄い。基本的メーカーや価格にこだわりは持たない人が多い。

【行動パターン】
朝から晩まで気が済むまで竿を出している。基本的にレジャーでは無く生活の一部と言うか人生そのものである。この行動パターンを変えると、ポックリ逝ってしまうため、止められないという事を耳にしたこともある。また、基本的に徒歩か自転車が主な移動手段であり、自転車は釣り具を満載すべく、改造されている事が多い。

【マニアック度】
そう言うレベルでは図ることの出来ない天上人であり、他のタイプの人と比べると罰が当たる。既に、自然の一部と化していることが多く、近づいても気が付かない場合が多い。そう言う意味では、未確認生物や神、ご神体に限りなく近く、”○○の主”として、人々から崇められている。

 

タイプ3 :遠投派(キャスター)

【タイプ概要】
北海道における「遠投派」とは、本州のキスを狙うキャスターとは異なり、主にマガレイやクロガシラカレイなどの平物を岩礁帯や大型港湾から遠投で4色以上先にオモリを飛ばして魚を狙う釣人の事を言う。また、希少種ではあるが、広尾~襟裳方面でウサギアイナメを遙か沖のコンブ根から1本釣りするという強者も生息するようだ。ここ数年のタックルの進化により、近年その数を増やしている。

【生息地域】
このタイプは、道南の函館方面や道央の札幌周辺、室蘭、苫小牧等に生息が確認されているが、道北やオホーツク方面では極端に少ない。また、そのスタイルは更に岩礁帯からの数釣り派と大型港湾からの1発大物派とに分けられる。
しかし、このように細かい違いで分けるとタイプ1と同様にキリが無いほど細分化されてしまう。

【タックル】
主に並継ぎ竿、固定式スプールのリール、細糸+力糸という組み合わせが多く、このような高価なタックルを2~3セットそろえている。また、流行には敏感で、2月に開催されるフィッシングショーを楽しみにしており、投げカタログは穴が開くほど熟読するが、他の釣りにはほとんど興味を示さないという特性を持つ。また、一年中カレイのみを追いかけているカレイマニアは、このタイプが多い。

【行動パターン】
プライベーターが多く、朝マズメ~夕マヅメを狙う昼行性であり、群れを嫌う傾向にある。このため、単独又は2~3人での行動が多いようだ。また。多くは夜明け前にポイントに着くように、夜中に巣を抜け出しポイントへ向かう。そして、暗い内からタックルをセットして、夜明けと同時に長距離砲を連射するのである。
そして、このタイプは非常に頑固であり、目の前で魚が釣れると判っていても遠投し、魚が釣れずにストレスを溜め込む。まれに、自分のタックルでは飽き足らず、他人のタックルまで破壊する馬鹿太者も確認されている。別名、ハカイダーとも呼ばれているらしい。
07'には、多くの釣り人が犠牲となっており、身のため、タックルのためにも、このタイプには関わりを持たない方が賢明である。

【マニアック度】
平均点はかなり高く、度を過ぎるとガイドやシートの改造だけではもの足りず、穂先までソリッドに変更する強者も存在するが、その数は極端に少ない。また、魚釣りとは異なるが、純粋に遠くに飛ばすことに特化したSCに路線変更する者も存在する。
釣りエンゲル係数では、タックルが占める割合が極端に高く、道具マニア、道具フェチと呼ばれる人が多い。なお、少数派ではあるがオタクも居る様である。

 

タイプ4 :磯投げ派(釣り会)

【タイプ概要】
主に道央方面で多くの群れが確認されているが、平均年齢が高く、今後の存続が危ぶまれているタイプである。その多くは群れで移動するが、群れを形成するのは移動時だけであり、こと魚釣りに関しては基本的に単独、多くても2~3人での行動となる。また、群れのリーダーは会長と呼ばれ、その下には幹事が数名。上には世話役や顧問なる長老が居座っている。
なお、その容姿は独特の風貌をかもしだし、群れが識別出来るように、お揃いの帽子とベストを着用している。また、着衣も他のタイプとは大きく異なり、ウェーダー、エプロン、腕抜きを着用する他、持ち物もメーカー製に飽きたらず、緑色のテント生地で作られた特注品のリュックや竿袋を愛用する。このように、このタイプは他の他タイプとは大きく異なり、他のタイプの人々からは異様な集団として認知されている。

【生息地域】
平磯や岩礁帯など、海底が入り組んでいる場所を好むため、他のタイプと競合する事は極まれである。しかし、一部の不届き者が他のタイプの釣り人を威嚇したり、不愉快行動によりトラブルとなるケースも見受けられる。一般的には、4~5月は檜山方面などの日本海、6~11月は襟裳~黄金道路、日高方面の太平洋、12~1月は雪の少ない噴火湾方面に出没する。

【タックル】
剛竿、実釣主義であり、遠投性能より食い込みや腰の強さ、粘りを重視する。基本的には3セットでの出撃が多いが、日本海、太平洋、噴火湾と竿の硬さや長さ、道糸の太さを変える人が多い。

【行動パターン】
土曜日の夕方に20~30人が乗り合わせた大型バス(通称;釣りバス)で目的地に向かう。魚を釣っている時間は夜中の0時~9時頃まで、その後は、釣った魚の身長と重量で順位を競う。また、大きな特徴として車を一切運転しないため、行きはバスの中で泥酔するか爆睡して鋭気を養い、帰りはバスの中で爆睡するという恵まれた行動パターンを持つ。

【マニアック度】
マニアック度は計測不能であり、もし計測可能な機器があったと 計測=即破壊 となることが確実である。今では北海道仕掛けの定番となっているゴロ仕掛けやゴロ+ネット仕掛けを考案したのもこのタイプである。おまけに、市販品では使い勝手が悪いと判断するや、自らデザインした特注品をオーダーしてしまう凄い人達でもある。知っているだけでも、リュック、竿袋、バッカン、前掛け、ステンレス三脚がある。また、使用する餌の種類も多彩で、釣具屋さんでは売っていないような餌も何処からか購入してくる。また、身餌にはニンニクや海老粉などの添加物だけでは飽き足らず、魚の頭を絞った血合い漬けや、ゴロ漬けなども使用する他、その形や大きさにもこだわりを持つ。このように、餌に対する工夫も半端ではない。マニアック度タックルマニアの遠投派とは対照的に、餌、小物、仕掛けマニアと言えるだろう。
しかし、ヨシゾー的にはこのタイプはマニアックと言うカテゴリーには属さず、”変態”とか”逝っちゃってる”とか”キチガイ”という表現の方が似合っていると思う。

 

なんだかんだと長々と書きましたが、最後に、

   ”単純な釣りバカ”

        では無く、ただの

         ”バカ”

                がいることを付け加えて、終わりたいと思います。

 

それにしても、いろんな釣り人がいるもんだ(笑)

 
 
 
 
 

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19 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
タイプ3って説明に熱はいりすぎでないっすか?!て... (〇村)
2009-01-28 20:39:29
タイプ3って説明に熱はいりすぎでないっすか?!て言うか解説しやすいっすよね、まさに〔これがヨシゾーだ〕みたいな(笑)
返信する
始めまして。 (yama)
2009-01-28 21:47:43
タイプ4:遠投派のyamaと申します。
いつも楽しく読ませていただいています。
「書く事いっぱいあってすごいなー」と感心しています。

>目の前で魚が釣れると判っていても遠投し、魚が釣れずにストレスを溜め込む。

まさにその通りです。
分かっていてもやめられないですね。
返信する
タイプ3でした。 (yama)
2009-01-28 21:49:35
失礼しました。訂正いたします。
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何だか嬉しいんだか悲しいんだか、複雑な気分(爆) (ひろし。。。)
2009-01-28 22:07:21
タイプ3、もしかして俺の事を思い浮かべて書いた?(爆)
生息地域(道南の函館方面)、タックル、マニアック度(道具マニア、道具フェチ、SCに路線変更)、行動パターン(他人のタックルまで破壊する=嫁のタックル)、コレ当てはまるんだけど(笑) 
でも、ハカイダーウイルスは持っていませんから~
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うーん。思わず自分はどれかと考えてうなってしまった (やみい)
2009-01-28 22:17:15
あっちへフラフラ、こっちへチョロチョロ、タイプコウモリのやみいでした。
今年はタイプ4にもフラフラしたいけれど、タイプ2には
ケツが青すぎますね、きっと。
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タイプ3とタイプ4のハイブリッドのドラム缶です。 (ドラム缶)
2009-01-28 22:29:47
基本はタイプ3の希少種かな?
でも仕掛けやら小物にもタイプ4らしいこだわりもあり、ゴロ、コマセも少ないながら持ち歩き、荒磯、根掛かり上等!と頑張ってます。
知り合いにはオモリも自作してる(根掛かり対策用)人もいますよ。
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はじめまして。ボナさん繋がりです。 (ごへい)
2009-01-28 23:09:07
ずーっとROMってましたが、あまりにもおもしろいので、つい・・・
タイプ4暦20年選手ですが、いろいろ興味深く、また楽しく拝見させて
頂ました。

タイプ4で、もしよかったら追加して頂きたい事があります。
                           
・・・逝ちゃってる人ばかりだけど、ボケ老人がいない。

「ボケたフリ」している人は、たくさんいますが^^)
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本人はタイプ3と勝手に思っているが、 (ハゴトコ)
2009-01-28 23:21:22
周りはタイプ1と見ているらしい。
まあハゴトコにとって遠投なんぞおこがましいと言う事ですね。

タイプ3と釣りに行くと、
ハゴトコちゃん、何色?

うーん、力糸入れて2色???

今度うるさいから糸を逆に巻こうかな。
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いや~これは楽しい分析を拝見しました。楽天家の... (釣り吉よち)
2009-01-28 23:42:22
質問があれますが、
どのタイプにも属してしまう私は何者(何物)なのでしょうか?ヨシゾーさんが○村さんに対して「馬と鹿の連続」と書いていましたが「大+馬+鹿×病気」となるのでしょうかね?昨年の釣果データを集計中ですが250日程の出漁しています。
ヨシゾーさんから見た私、ヨシゾーさんが感受している私、のタイプを分析して概要から行動パターンを追加することを願います(笑)そんなヒマないゾと言わずにね。
返信する
本質的には、釣り馬鹿・釣りキチかな。分類の後で... (ボナ)
2009-01-29 09:13:39
本質的には、釣り馬鹿・釣りキチかな。分類の後で、今度は逝ってる度の重症度分類が面白いかもです。タカノハでもクロでも鯉でも大物夢想家で釣りに行けたならどんな手段でも行く、好奇心が強く、東でサケが来たならJR乗り継いでも行く、西の島でソイが上がると観光バスに乗ってでも行く、冬に出る釣りバスは何処に行くにも乗る。夏に釣りバスがでなけりゃバラトにフナ釣りに行く、岸壁や防波堤のヒトの集まるところはキライ。遠投出来ないので、それ以外にはどれにでも属しますね。
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