プロローグ : 10月8日(土)22時
タックル一式詰め込んだヨシゾーCARは10年間も地図を更新していないカーナビを頼りに仲間内で○○オヤジと言われ、○○の為にPCやスマートホンを使いこなす、gorouさん宅前に到着。
既に孫まで居るgorouさん宅では、奥さんは既に就寝中。
音を立てないように、まるで夜逃げの様にそそくさと家の中から荷物を出し、ヨシゾーCARに積み込むgorouさん。そして期待に胸を膨らませながら、二人は襟裳を目指したのです!!
そう、今回釣れるであろう!80cmの大物タカノハの皮算用をしながら(笑)
第1章 : あれ?波3枚
車内では相変わらずの○○話で盛り上がりながら、車を走らせます。
そして、海岸線にでたとたん、まるで湖か沼か?ってくらい”べた凪無風”の海を見ながら、あまりの波の無さに一抹の不安を覚えるも本日の勝利を確信するのでした。
ただ、行く前から聞いていたのですが、本日はかなりの数の釣り会が襟裳方面に行くようで、途中の旭くらいから海岸線にギョギョライトの群れが見られるようになり、本日予定している宇遠別には、どれくらい人が入っているかが気になりだすのでした。
で、襟裳から庶野に向う山道で、鹿の大群や狐、狸の猛攻にヒヤヒヤしながらクリアーし、黄金道路の展望台があるトセップの坂を下って見た海は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
波が護岸に当って波しぶき?
海が白い・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
宇遠別の入り口である咲梅の湾洞も白い・・・・・・・・・・・・・・・・・。
第2章 : ギョギョライトの嵐!何処で竿をだそう?
この波ではネット仕掛けは使えそうもなく、厳しい釣りが予想されたので、マイカー釣行の機動力を生かして場所を変更する事に。
ここ数週間、絶好調の黄金道路!なのでそのおこぼれにあずかろうと、フンベ方面も考えたが、多少風が強くても波が無さそうな西側で竿を出すことにし、襟裳岬方向にUターン。
庶野漁港を過ぎた辺りから海岸線にはギョギョライトが見え隠れし、波が死にそうな有明から千平の湾洞では、ギョギョライトで海岸線が明るくなるほど夜景が綺麗でした(爆)
岬過ぎた西側はどちらかと言うと干潮時に岩の前に出て釣る場所が多く、今は潮待ちの時間。案の定、車が近くまで行ける南東洋の湾洞や歌露の船揚げ場にはギョギョライトが光ってました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
第3章 : 第一降り口
来る時のギョギョライトの多さから、このまま歌別方面に行っても同じような状況だと確信!
少しくらい人が居ても釣りが出来そうで、潮が下がれば岩場にも出られそうな第1降り口に行って見ることにしました。
まずは、サンダル履きのまま夜道を10分くらい下って確認。
すでに、ギョギョライトが・・・・・・。
ただし、右側の油駒側に2人だけだったので、2名分の空きは有りそうです。
第4章 : 風と格闘!でも、釣れない・・・・・・・・・・・。
第一の偵察を終え、車に戻った時は既に9日の3時を過ぎていました。
本日の日出は5時過ぎなので、まだまだ夜明け前まで時間があります。
ただ、海を見てしまうと・・・・・・・・・・・・・・・・。
直ぐに戦闘服に身を包み、坂を下ってました(笑)
そして、暗いうちは波打ち際の砂浜で竿を出し、直ぐにアベレージサイズである40cm前後を2本釣り、巨大クサウオ(ラインが絡んだので、写真を撮るのを忘れてリリースしちゃいました)に心を半分折られました!
そして、夜が明けてから岩場へ!
真っ直ぐ投げたのに、道糸は真横を向いちゃいます。
プチ移動して風の正面に立ちますが、どうも上手くラインをコントロールできず、足元や手前~奥の岩の際を攻めますが、魚にも嫌われちゃいました・・・・・・・・・・・・・・。
そんな、悪戦苦闘するヨシゾーを尻目に、岩場基部の溝を攻めていたgorouさんはカジカ?ゲット(笑)
なんだか、ゴジラ岩に笑われちゃってます!
岩場では5時頃に移動し、7時半頃まで頑張りましたがハゴトコの当たりのみで、魚の顔を見ることはありませんでした(涙)
第5章 : 砂浜の方が魚居るじゃん!
テンション急降下で砂浜に戻り、先着の釣り会の人と世間話しましたが、ほかもあまり良くないようです。
で、最後の悪あがきで竿を出しますが、釣れて来るのは相変わらず40cm前後のアベレージサイズばかりなので小砂利の上で爆睡!
途中、buchi さんからの嫌がらせ?電話で目覚めるも状況は変わらず
でも、岩場より平磯のほうが釣れるなんて・・・・・・・・・。
勉強させられました(笑)
gorou さんの大物?
ヨシゾーの大物?
エピローグ : 10月9日(日)10時
9時前にはコマセが、10時前にはカツオも底をついたので約6時間の実釣は終了!
3kg弱のカツオやコマセが無くなり、錘も数個なくなったので軽いはずのリュックがやけに重く感じながら坂道をトボトボ歩いて車の元へ。
そこには先に上がっていた釣り会の人がバス待ちしていたので、またまた雑談しながら貴重な情報を頂いちゃいました(笑)
しかし、ヨシゾーも贅沢なグルメになったもので、数年前なら40cm前後を10本近く釣ったら大喜びだったのですが、今ではそのハイな感情がわいてこない・・・・・・・・・・・・・・・・・。
正直、40cm前後のウサギさんはハゴトコと変わらない感覚でポイ!45cm級を釣ってやっと釣ったという気分を味わい、アドレナリンの沸点は50オーバーとかなり贅沢なグルメに成り下がってしまいました(涙)
そう、魚釣りをして釣れた魚に、たとえどんなに小さな魚でも興奮していた頃が懐かしい。
なので、これからは初心に帰り、たとえ30cm級でも大喜びする事にします・・・・・・・・・・。
無理かな?
以前、ヨシゾーさんが釣っていた、もう少し油駒よりにある、干潮時に露出する岩場で、ベタ凪ぎの干潮0cmってその時に、突然目の前でウネリが立ち上がり、吹飛ばされ、返しの波で危うく沖へ流されそうになりました。もちろん竿も三脚もバラバラに折れていました。
あー早く釣りに行きたい(^_^;
久しぶりのアブラコでしたぁ~~あの??竿の揺れはいいですね
興奮します!!!
これで釣り会の運は使い切りまいたぁ、はい^^
これに懲りずにまた行きましょう
ま、安全第一で50超を狙います!!
って、こんなの釣ったら釣り辞めちゃうかも(笑)
例会は45UPを爆するつもりで頑張りましょう!
まだ遠投で釣れてくれれば満足出来ますが、チョイ投げで釣れてくると、ちょっと不満です。
buchi さんにヨシゾーに電話して呼べ!って言えば会えたかも(笑)
次回は、buchi さんに言ってみてください!
ドラム缶さんの遠投って、一般人とは次元が違うのでヨシゾーには無理です。
なので、ヨシゾーはチョイ投げで50UP釣ります(笑)