ヨシゾー2

北海道発!釣りバス三昧変態釣り師の釣行記

襟裳2日目 襟裳岬は期待を裏切らず!

2012年06月25日 07時09分38秒 | 12’釣行記

2日目の潮回りは12時干潮!

目指す第7降り口の溝は毎年の様に渡れる場所が変るのですが、いつも潮位が50cm程度になったら股上程度で渡れるので、基部の溝渡りは9時と決めました。

 

なので、余裕を見て7時過ぎに実家を出発です。

 

目指す第7に到着したのは8時頃。

物凄く濃い霧と霧雨で全く前が見えませんが、降り口に近づき標高が低くなるにつれて何とか視界が確保できてきました。

 

ん~~~~~~~~~~?

 

波やウネリは、前日よりはかなりおさまっていますが、本命場所の東側は思いっきり波被り。

ま、西側では竿を出せそうだったので、いつもの様に岬駐車場のトイレで出すもの出してから戦闘準備を整えて磯に降り立ちました。

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この溝の向こう側にかすかに写っている岩場の左側が今回は本命ポイント。

その岩場の中でも大本命場所であるAポイントをアフロ作治に譲ると釣行前から約束していたので、ヨシゾーは必然的に少し溝寄りのBポイントの予定でした。

しかし、AポイントもBポイントも高波が襲ってきていてとても竿が出せる状態ではありません。

 

なので、ヨシゾーは東側のBポイントをあきらめて、波の死んでいる西側へ行く事にしたのです。

 

しかし、アフロ作治はどうしても東側で竿を出したいと言う事で、この日は二人別々に好きなところで竿を出す事にしました。

 

そして、二人は9時には難なく溝を渡り、13時にはこの溝の前で落ち合うという約束を交し、各々の爆釣予想ポイントへと向かったのです。

 

 

そう、大爆釣という思いに胸を躍らせながら!!

 
 

このため、ヨシゾーは一人寂しく西側にある大岩の根元を迂回し、目指す爆釣予想ポイントへ!

目指した場所は予想通り波が穏やかで、釣りには全く問題が無いため直ぐに準備に取り掛かり竿を3本並べました。

Dsc00851s  
 

竿を出し終えたのは9時半頃。


 

最初はポツリ、ポツリと40upが飽きない程度に釣れ出し、いいね~!って感じでほくそ笑みながら余裕の釣りだったのも束の間。

10時前からは竿2本を扱うのも大変で、常にどちらかの竿が飛びまくり、竿1本を放置して2本体制に。

この日は50cm近い魚しかキープしないと決めていたので、釣っては放し、放しては釣ってという行為の繰り返しで忙しい&楽しい釣りとなりました。

 

しかし、途中からはその猛威が加速しはじめ、魚を外している最中にも、もう1本の竿が飛ぶので、魚を放置したまま次の竿を手に取ってリーリングするっと言う作業の繰り返し。

このため、リリースし忘れた魚たちがその辺に散乱し始め、気が付いたら海に放すという具合で、魚にはゴメンナサイですが、ヨシゾー的には嬉しい悲鳴を上げていました。

 

なんせ、アベレージは40UP程度ですが、

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数本に1本は丸々太った45cmクラスに

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45cmオーバーもそこそこ釣れます。

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こんな感じの釣り応えがあるサイズばかりが入れ食い状態となり、ヨシゾーも久々にアドレナリンが出すぎて昇天しそうな勢いでした。

 

おまけに、途中からはスケールを当てたり、写真を撮るという余裕まで無くなり、45cmUPでも惜しげもなくポイ”と平気でリリースするという、もう正常な判断が出来ないくらい狂喜乱舞してました。

 

そう、まるでコマセで半狂乱になり、針だけでも食ってくるというホッケのような状態です(笑)

 
 

そんなお祭り騒ぎも11時過ぎには終了しますが、その後も飽きない程度に釣れてきます。

 

しかし、当たりが散発になると集中力も切れはじめ、竿から目を放す時間が多くなったため、竿が飛んでから慌てて竿を持ってあわせると言う、かなり遅めの合わせとなったため、ほぼ100%近く根に潜られているという失態が続くのでした。

 

 

そう、こんな写真を撮っているときに限って竿が飛びます(笑)

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写真正面の丘の上に、襟裳岬が一望できる風の館があります。

 

 

 

 

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釣り座の周りはこんな感じで、正面に見える大岩を迂回して釣り場にやってきました。

 

そう、この場所に来れるだけでも楽しい!!

ま、こんな感じで釣れすぎると言うのも考え物で、コマセは11時過ぎには打ち止め。

イカゴロも12時前には無くなり、その後は沖に点在する離れ岩の際を狙って1本針の遠投勝負に切り替えますが、ここでも当たりが出るのですが、強引にやりとししていると急に軽くなるというスッポ抜けが多発。

 

針はチヌ8号は、春先の活性の低いウサギには有効だったのですが、活性の高いモンスターウサギには小さすぎるかな~~???

 

ん~、今後の課題ですね。

 

 

 

で、短時間ですが思いっきり楽しませてもらったので12時半には片付け始め、渡ってきた溝の前でアフロ作治と合流です。

Dsc00879s

重そうにリュックを背負っているアフロ作治ですが、さ~って、どんな魚を持っていることやら。

 

なんせ、この最後の勝負の時まで、お互いに携帯での連絡のやり取りは無しなので、奴がどんだけ爆釣していたのか不明だったのです。

 

なので、落ち合った二人は直ぐに腹の探りあいとなりましたが、奴もかなりウサギさんに遊んでもらったようで、そこそこ頭として恥ずかしくない魚も持っているようです。

 

ま、どうせたいした魚じゃ無いだろうとヨシゾーは気にもかけません。

 

なので、ヨシゾーは唯一キープした50cm弱のメスのウサギさんをバッカンから取り出し、おもむろにアフロ作治の足元へ

 

どうだ!

 

状態で叩きつけてやりました。

 

そうしたら奴が右手に拳を作って、ガッツポーズという、ありえない反応が返ってきたのです。

 

そして、勝った! 勝った!と有頂天に勝利の雄たけびを連呼するのです。

 

もちろん、奴の鼻は月まで届く勢いで高くなっていました。

 

 

ヨシゾーにとっては、正に晴天の霹靂!全く予想していなかったアフロ作治の反応に、

 

 

え?

   え~!

      まさか? 

         まさかの? 50UPいっちゃった~!!

 

 

ヨシゾーの頭となるウサギさんは50cmは無いものの、48cm~49cmはゆうにあります。

 

それを越えると言うのだから、確実に50up・・・・・・・。

 

 

やられた~、という挫折感と同時に殺意を抱きましたが、アフロ作治がドヤ顔の優越感出しまくりでバッカンから魚を取り出して、”どうだ!”とヨシゾーの魚に寄り添うように並べたら、

 

??????????

あれ~~~~~~??????

何故か、奴のドヤ顔が消え・・・・・・・・・・・・・。

 

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上がヨシゾーのメスのウサギちゃん。

下がアフロ作治のオスのウサギちゃん。

 

オスのほうが頭が大きいため、見た目は大きく感じた様ですが、並べてもスケールを当てても全く同じサイズ(笑)

 

完全勝利を確信していた奴の顔から歓喜の笑みが消えました(笑)

 

おまけに、お互い50cm無いし(爆) 

 

 

ま、重量ならアフロ作治のほうが重そうなので、百歩譲って奴の勝ちと言うことにしてあげましょう(爆)

 

 

ま、そんな感じで似たような魚を釣ったので、二人仲良くで写真撮影!

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アフロ作治!

       ん~、久々の大物&爆釣にいい感じの笑顔になってます!

 

 

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ハゲゾー!
     アドレナリンが出すぎて、頭から湯気が出てます(笑)

 
 

結局、アフロ作治は彼の水産加工場の原料にウサギさんを10数本キープ。

ヨシゾーはカメラに写っているウサギさんの数で確認したら、軽く20本越えてました。

 

あ~、楽しかった。

 

 

遊んでくれたウサギさん!

 

       ありがとう!!

 
 

Burogu1




 
 

これだから襟裳はやめられない。

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