ヨシゾー2

北海道発!釣りバス三昧変態釣り師の釣行記

自作三脚 Vol.3「製作2」

2007年06月16日 16時16分03秒 | 投げ釣り道具

今回は、自作三脚の最終回。制作秘話を堪能してください(^▽^)/

【脚】
脚は当初、角パイプの先端に丸鋼を溶接し、グラインダーで先を尖らせた。しかし、安定度は抜群なのだが、なんせ重かった。このため、丸鋼に変更した経緯がある。しかし、竿受け部は取り付け金具の関係で角パイプのままです。

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真ん中が、角パイプと先端の丸鋼を溶接したタイプ。両端は丸鋼です。

 

【竿尻受け】
これが一番難儀した。まず、三脚の脚に溶接して固定するのは持ち運びの問題から却下。で、次に考えたのが脱着可能で脚に合わせて上下する可動式。しかし、この可動式にするためには脚と竿尻受けをボルトで固定する方法しか考えつかなかった。

まずは脚より一回り大きい角パイプを適当な長さに切断し一面だけにドリルで孔を開けた。この孔に合うようにナットを溶接。しかし、これが非常に難しい。うまく孔に合うように溶接出来ないし、溶接できたと思ったらナットや溶接した鋼材が溶けてる・・・。数度の失敗を繰り返して思った。「素人には無理。ギブアップ。」

そこで、たまたま休日で家にいた弟(実家を継いでいる)を呼び出し溶接してもらった。やはりプロである。一発で綺麗に溶接しやがった。(チキショー!)

一度、作業に引き込めばこっちの物、竿尻受けは部材がかなり細い材料を使用したので、溶接はかなり難しかった。このため、部品の加工はヨシゾーが担当し、溶接は全て弟にまかせたのである。ヨシゾーは小学生の頃から実家を継ぐための英才教育を受けていたが、溶接は習っていなかった。しかも、中学卒業と同時に家を出たので、出来なくて当然である。だから、ヨシゾーの板金屋技術は小学生並で溶接技術は素人なのだ。

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今は無き竿受け部・・・・(涙)

【組み立て】
後は、組み立てだけである。ステンレスボルトとナットで固定使用としたが、どうしても隙間が発生し可倒部がぐらつく。このため、厚さの違うワッシャーやバネワッシャーを沢山用意して、ぐらつきの無い可倒部とした。
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【塗装】
一度、組み上げて問題の無いことを確認した後、解体して塗装した。色は何でも良かったのだが、市販の三脚はシルバーが多いので、迷わず?と言うか、シルバーしか思いつかなかった。

しかし、この塗装がまためんどくさい。塗装の乗りを良くするために、一度ばらした各部品をワイヤーブラシで磨き上げる必要があった。溶接で出来た凹凸はサンダーで削り、細かい箇所は手でヤスリかけである。脚や竿受けなどの凹凸の少ない部品は機械で綺麗に仕上げられるのだが、凹凸のある部品はうまくブラシがかけられないので一苦労であった。

おまけに、シルバーは乾くのが遅く、剥がれやすい・・・・。


結局、なんだかんだ言ってもお気に入りなんですよね。メンテナンスは凄く大変なんですが、手がかかるほど可愛いなんてね。釣行後は少しでもかまってあげないと、すぐ真っ赤になっちゃいますし、2~3年に1回は塗装を剥して再塗装が必要です。(笑)

 

それにしても、天気がいいですね。今日は午前中は野球で、昼からは居間と子供部屋にシーリングライト(照明器具)を取り付け・・・。電気屋さんになっちゃいました。そんでもって、明日の予定は入っていない!

と、言うことは・・・・・。

明日の、ブログを楽しみにしてくだせー\(~0~)/

 

 

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