今日はPEラインとサルカンの結び方のお勉強。PEラインの結束強度は直線引っ張り強度の50%~60%と言われてる。要するに、すごく弱いって事です。 え~!そんなに弱いの? と思われるかもしれないが、そうらしい。ヨシゾーもPE力糸6号が結び目から切れたり、ほどけたりした苦い経験が何度かある。
PE6号の結びをナイロンに換算すると 6号×2.5倍×50% = 7.5号
そうなんです、どんなに頑張ったって切れそうにないPE6号も、結んでしまえはナイロンの8号程度の強度しか無いんです。
そこで、ヨシゾーは何とかならんか?といろいろ試行錯誤しました。で、今の結び方にたどり着いたって事です。現時点でヨシゾーが最強と思っているサルカンとPEラインの結び方を紹介しましょう。ただし、 「現時点」と言う事ですけどね。
この他にも、もっとすごい結び方を知っている人もいると思うけど、あくまでもヨシゾーの場合と言う事で了承しください。
【その1 ダブルラインの作成】
ダブルライン!ルアーやフライなどではショックリーダーを結ぶのによく使うが、投げ釣りではヨシゾーだけ?しかも、ビミニツイストでダブルラインを作ります。何故かって?それはナイロンでは100%ノットと言われているから、PEでも80%~90%位の強度は確保されると思ってる。たぶん?そうでしょう?
ダブルラインは他にも、スパーダーヒッチや前回紹介したプレイテッド・スプライスなどもあるが、PEラインではビミニツイストが結構簡単に作る事が出来る。本当ですよ。
→ 詳しい結び方は ここ(YGKよつあみのHP) をみてくだせー。
でも、ヨシゾーは脚や膝の替わりに、家では机に取り付けたフックを、釣り場では三脚の竿受けの端っこを使って作ってます。
【その2 サルカンとダブルラインの結束】
ヨシゾーはオフショアスイーベルノットで結びます。結ぶという言葉が適当かどうかわかんないけど、用はダブルラインの輪を利用してクルクルっとサルカンに絡ませる結び方である。
→ 詳しい結び方は ここ(YGKよつあみのHP) に出てます。
この結びは、磯の大物釣りとか外洋のトローリングに使用されているようだけど、ヨシゾーはあえて投げ釣りに使ってみました。どうですか?画期的でしょう?
【その3 完成です!】
その1、その2で結びが完成しました。で、気がついた事ってあります?って、これだけじゃわかりませんよね?この結びの凄いところは、全てラインを絡ませて作るって事なんです。つまり、結びと言いつつも結び目が無いノットなのである!
どうですか?今度試して見て下さい。これは、別にPE力糸との結びだけでなく、力糸を使わない釣りにも応用出来ます。
ちなみに、ヨシゾーは道糸PE3号+竿27号+オモリ27号の組み合わせなら、力一杯投げても切れません。ちょっとマニアックかもしれませんが、北海道特有のネット仕掛けやイカゴロ仕掛けを道糸とつなげる時にも使ってます。8の字結びで”ちわわ”を作るより、根がかりしたときの回収率がぐんと上がりますよ。
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