県高演劇部夏の恒例行事、淡路合宿へ。
劇場を県立伊丹、伊丹西、御影、六甲で借り切っての1泊2日×2セット合宿は、劇場の皆さんの熱いサポートの上で成り立っています。今回も初日から「目ばちこ出来た~」って腫れた右目で登場したふ~みんのために、「ええもん持ってるから使って」ってMy抗菌アイリスを差し出してくれた館長さん。1年に1度しかお邪魔しないにもかかわらず、部員たちを孫のように可愛がってくれとります。それに引き替え、歯とか目とか、味噌パンツとか次々と必殺技を繰り出すお騒がせ娘、なんとかしてもらいたいものです。
さてホールでは弾丸ツアーで駆けつけてくれた式部によるトレーニング。名前鬼は知ってる人も多いと思うけど、ちょっとアレンジした番号バージョン。数字を言って誰かを指さしその人に向け走り出す。指された方は次の数字を言って誰かを指さし、その人に向け走り出す。指さしと動きだしが同時にならないことに注意という単純なゲーム。これを1分間で100まで続けることを目標にトライ。意外と燃えるしドキドキするし面白い。
他にも基本講座を短時間してから定式物検定に挑戦。去年アタフタして不合格だった2年生が、今年は見事なチームワークでクリアしていく七不思議。練習してたわけじゃないのになんで?っていう答は、コミュニケーション力が成長したから。4人の意思疎通を支える言葉の力もついてるなって感じられた。決して力持ちに見えないナルハの『4×6持ち手スライド平行移動からの合い掛け送り込み』というミラクルプレーにしびれた(笑)。
午後はブラックボーダーズ検定とダンス士に向け班ごとに練習。ホールで音響や照明を入れてみて上演。課題を明らかにしていく。9時過ぎに劇場に入ってあっという間に17時。宿屋へと移動した。
「ご飯の前におやつを食べるな」と言われて素直に食べない子、食べる子。マンガ盛りに挑戦する子、対抗する子、冷酷に盛り続ける子。花火の中心にいる子、輪の外でみんなを見つめる子、敢えて手に持つ子?。ミーティングで反省する子、前向きな意見を言う子、何も言えない子、涙が出そうになる子。消灯時間後すぐに寝ちゃう子、すぐに寝たくない子、寝たいけど寝ないように頑張る子…。普段学校でも稽古場でも見られない顔がそこにある。僕にはそれら全てが大切な情報。イイ子とか悪い子だけでは言い表せないその子そのものを感じることが、秋の作品作りの栄養となるのだ。生きている人を描くのがお芝居。生きているその人を疎かにしてイイ作品なんて創れない。そんな感じ。
いつも応援に来てくれるかなめんや篤、式部と一緒に横の部屋でお芝居談義。行方不明のOBOGの話もはさみながら、懐かしい昔話をする幸せな夜だった。
一夜明けていよいよ演技演出模擬検定。伊丹西の基礎練士、両校3チームによるBB検定、県立伊丹のダンス士と発表を終え講評をもらいます。完成度はまだまだ低いものの、そこへ向け一つになれた夏休み前半戦。そして全てを洗い流す砂浜肉体訓練と玄関前ホースシャワー。いま思ってることの何分の一を喋れたかは分からないけれど、一人一人が何かをつかんでくれたと信じたいお見送り班なのであった。
「来年もまた、帰ってこいよ~」
劇場を県立伊丹、伊丹西、御影、六甲で借り切っての1泊2日×2セット合宿は、劇場の皆さんの熱いサポートの上で成り立っています。今回も初日から「目ばちこ出来た~」って腫れた右目で登場したふ~みんのために、「ええもん持ってるから使って」ってMy抗菌アイリスを差し出してくれた館長さん。1年に1度しかお邪魔しないにもかかわらず、部員たちを孫のように可愛がってくれとります。それに引き替え、歯とか目とか、味噌パンツとか次々と必殺技を繰り出すお騒がせ娘、なんとかしてもらいたいものです。
さてホールでは弾丸ツアーで駆けつけてくれた式部によるトレーニング。名前鬼は知ってる人も多いと思うけど、ちょっとアレンジした番号バージョン。数字を言って誰かを指さしその人に向け走り出す。指された方は次の数字を言って誰かを指さし、その人に向け走り出す。指さしと動きだしが同時にならないことに注意という単純なゲーム。これを1分間で100まで続けることを目標にトライ。意外と燃えるしドキドキするし面白い。
他にも基本講座を短時間してから定式物検定に挑戦。去年アタフタして不合格だった2年生が、今年は見事なチームワークでクリアしていく七不思議。練習してたわけじゃないのになんで?っていう答は、コミュニケーション力が成長したから。4人の意思疎通を支える言葉の力もついてるなって感じられた。決して力持ちに見えないナルハの『4×6持ち手スライド平行移動からの合い掛け送り込み』というミラクルプレーにしびれた(笑)。
午後はブラックボーダーズ検定とダンス士に向け班ごとに練習。ホールで音響や照明を入れてみて上演。課題を明らかにしていく。9時過ぎに劇場に入ってあっという間に17時。宿屋へと移動した。
「ご飯の前におやつを食べるな」と言われて素直に食べない子、食べる子。マンガ盛りに挑戦する子、対抗する子、冷酷に盛り続ける子。花火の中心にいる子、輪の外でみんなを見つめる子、敢えて手に持つ子?。ミーティングで反省する子、前向きな意見を言う子、何も言えない子、涙が出そうになる子。消灯時間後すぐに寝ちゃう子、すぐに寝たくない子、寝たいけど寝ないように頑張る子…。普段学校でも稽古場でも見られない顔がそこにある。僕にはそれら全てが大切な情報。イイ子とか悪い子だけでは言い表せないその子そのものを感じることが、秋の作品作りの栄養となるのだ。生きている人を描くのがお芝居。生きているその人を疎かにしてイイ作品なんて創れない。そんな感じ。
いつも応援に来てくれるかなめんや篤、式部と一緒に横の部屋でお芝居談義。行方不明のOBOGの話もはさみながら、懐かしい昔話をする幸せな夜だった。
一夜明けていよいよ演技演出模擬検定。伊丹西の基礎練士、両校3チームによるBB検定、県立伊丹のダンス士と発表を終え講評をもらいます。完成度はまだまだ低いものの、そこへ向け一つになれた夏休み前半戦。そして全てを洗い流す砂浜肉体訓練と玄関前ホースシャワー。いま思ってることの何分の一を喋れたかは分からないけれど、一人一人が何かをつかんでくれたと信じたいお見送り班なのであった。
「来年もまた、帰ってこいよ~」