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衣装合わせ

2010-10-24 19:41:56 | お芝居演劇
 公演が近づくと必ずあるのが衣装合わせ。他の学校も形は違えどやっていることでしょう。伊丹西ではこんな感じ。まず役者個人が付け帳という紙を書き、演出に提出します。写真はそれ。書く項目は『役名 歳・性別 職業 特徴 小道具 イメージ図(頭・顔・胸・手・腹・腰・脚・足)』 写真はそれ。人によって絵が上手かったり下手だったり信じられなかったりして演出は頭を悩ますわけです。付け帳を見て注文を付けた上、日時を決めて稽古場に衣装を持ち寄って相互のバランスを見て決定に至るというわけ。西高演劇部の衣装が、普段着であるにもかかわらず独特のバランスを保っているのはこの衣装合わせのお陰なのです。
 衣装合わせが得意な人、苦手な人が居ます。単に服をいっぱい持っているというだけではなく、組み合わせでちょっと面白い衣装を作れる人たちです。反対に下手な人は普段着のままに見えるんですね。これは不思議。ポイントはどこかに注目点を持ってくることのような気がします。髪型、小物、絶対着ないような色合い。似合うか似合わないかは個人差があるんですけどね。演出からダメが出るとその場で直したり、人から借りたり、無理矢理改造されたり。自分で越えられない壁を無理矢理越えさせられたりします。大丈夫。そっちの方が素敵だから改造されてんだよ、虐めてません。
 こうしてお芝居は一歩一歩出来上がっていきます。
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