12年目の車検総決算

　95年式R1100RSは今年で12歳。走行距離は56000kmです。距離的にはまだまだ行けそうなんですけれど、やはり経年変化の気配もちらほら。ゴムの劣化（ブリーサーキャップ隠し）とか配線皮膜の硬化とか、ディスクローターのフローティングマウント部分のちょいサビとか。だんだん気配を察する点検整備の必要なお年頃なのかも知れません。まぁ車でも12年といえば引退の噂が飛び交うぐらいですから、バイクでこの状態というのはほめるべきなんですけれども…。
　車検を機会にオイル、オイルフィルター、プラグ、タイヤ、燃料ホース＋フィルタを交換しました。総額十数万コースはやっぱ痛いですけれど、これで後2年…、乗る決意も。車両価格分の元は十分取ってるんですけれどね、維持ってのは意地が必要。
　費用を払い終わった僕にメカニックのI本さんから。「アクセルワイヤーは次の点検で是非変えてください。そろそろ交換時期ですし、同調取るときに（ワイヤーのせいで）調整が微妙に動く感じがありましたから。」と一言。お～い。後半年持たずに途中で切れたら動けないじゃん！　「いや、次の点検までは持つと思うんですけれど、こればっかりは保証できませんから。」と笑顔で正直なご意見。いくらかかるんですか？の質問に耳を疑う30000円程度…。ワイヤーやでたかが。交換にタンクはずしてキャブの同調取ってってそら分かるんですけど、もうちょい考えて設計しろ、ドイツ人。当分ドキドキときめきながらバイクに乗ることにします。