八戸からの帰り道。バイクのオイルが無くなってきたので西宮のディーラーに電話して八戸から一番近いBMWの代理店を教えてもらう。岩手の盛岡に一軒あるそうだ。八戸からは100kmちょい。昼からとはいえまだまだ走れそうな距離。15:00にはそこへ着いた。近所を見渡すと雄大な岩手山の麓に有名な小岩井農場。今日は距離を稼ぐことを忘れてこの辺でノンビリするかと決める。宿はディーラーで勧められた網掛温泉の国民宿舎へ。硫黄の香りのする湯にゆっくりつかって一人部屋に戻ったときだった。ピッコロの安積さんから電話。「秋浜先生が亡くなった。」
「ウソ…」そこで僕の言葉は止まってしまった。岩手は秋浜先生の生まれ故郷。因縁のようなそんなこんな。他にも前の日にお芝居をしている夢を見た昔なじみもいたそうな。そういうイタズラ(演出?)を考えそうな先生だった。誰にでも今の自分の何分の一かは先生の影響で出来ていると思わせるような先生だった。いっぱい遊んでもらったなぁ。事故にあったり脳梗塞で倒れたり、僕らをハラハラさせてくれたけど今度ばかりは本当にいなくなっちゃったんだなぁ。
次の日秋浜先生のことをいっぱい考えながら僕は岩手の道を走った。雄大な岩手山。澄んだ水の小川。北海道のようでずっと小ぶりな牧草地。ビックリするほど遅い軽トラック。盛岡ICに着いたとき、少しだけこの地を離れがたい気がした。
「ウソ…」そこで僕の言葉は止まってしまった。岩手は秋浜先生の生まれ故郷。因縁のようなそんなこんな。他にも前の日にお芝居をしている夢を見た昔なじみもいたそうな。そういうイタズラ(演出?)を考えそうな先生だった。誰にでも今の自分の何分の一かは先生の影響で出来ていると思わせるような先生だった。いっぱい遊んでもらったなぁ。事故にあったり脳梗塞で倒れたり、僕らをハラハラさせてくれたけど今度ばかりは本当にいなくなっちゃったんだなぁ。
次の日秋浜先生のことをいっぱい考えながら僕は岩手の道を走った。雄大な岩手山。澄んだ水の小川。北海道のようでずっと小ぶりな牧草地。ビックリするほど遅い軽トラック。盛岡ICに着いたとき、少しだけこの地を離れがたい気がした。