沖縄での食事といえば、ソーキそばですよねぇ。
特に事前調査したわけではないので、
レンタカーショップに置いてあったチラシに載っているお店で、
おいしそうなソーキそばの写真を載せてある店に行きました。
そんなことなんで店の名前は忘れてしまいましたが、
ソーキそばはおいしかった。
ダシがいいですよね、ダシが。
全体的に言えると思うのですが、麺は太めです。
きっと麺自体の味はシンプルなので、
おいしいダシを一緒に味わうための太麺なのでしょう。
ソーキももちろん、時間をかけてゆっくりと煮込まれているようで、
やわらかくってジューシーで、でもしつこくなくて。
ジューシーといえば、この店には『ジューシー』という料理がありました。
沖縄風かやくご飯だそうです。
食べてないですけど。
さて。
まだ時間は13時過ぎ。
ソーキそばで胃袋も気持ちも満足したmercy一家。
一路、ホテルへと向かいます。
宿泊するホテルはリザンシーパークホテル谷茶(たんちゃ)ベイ。
那覇よりも北、沖縄本島の中ほどに位置するリゾートホテルです。
そこで3泊してから、那覇で1泊する予定。
沖縄自動車道で風景を楽しみながら北へ向かいます。
沖縄は景色も本島とはまったく違います。
最初に気付くのは明るい色の屋根が多いこと。
オレンジから赤色の瓦がほとんどなんです。
赤瓦と呼ばれています。
現代ではそれを伝統文化及び美として捉え、
積極的に赤瓦を使われるようですが、
その普及の歴史的な経緯を調べてみたところ、
決して赤である必要はなく、仕方なしに採用されたもののようですね。
ま、そんなことはどうでもいいとして、
この赤瓦と、高速道路の植樹帯に植えられたヤシの木、
山と呼べるような山のないのっぺりした地形が、
異国情緒を漂わせてくれます。
木造の家が少なく、ほとんどがコンクリートかコンクリートブロック造り。
山がないので流通する木材も高額なのだとか。
杉やヒノキといった木造家屋に使用される針葉樹は、
沖縄の気候では育たないのでしょう。
コンクリートの構造ではほとんどの屋根が陸屋根で、
屋根の上には貯水タンクが備えられています。
こちらは川が少ないゆえの貯水タンクだそうです。
海は四方八方にあるのにね。
これら、本島では見られない景色が、
いやがおうにも“旅行に来た感”を高めてくれます。
そんな景色を楽しみながら走ること1時間ちょっと。
ホテルの近所にある万座毛という絶景ポイントにやってきました。
この日のコースは何年か前のるるぶ沖縄に載っていて、
我が家も忠実に同じコースを辿っています。
駐車場周辺にはたくさんの土産物屋さん。
南国だけあって、商品もとってもカラフルです。
ちらっとのぞくと、すぐに店番のおばちゃんが寄ってきて、
商品の説明を始めます。
個人的に、あまり得意じゃないんですよね。
ほっといてくれたほうが買うのに、と思うこともしばしば。
並ぶシーサー。
旅行中、何度もこんな店先を見かけました。
お土産物色中の2号。
姉妹はそれぞれ10個ずつくらいのお土産が必要だとか。
子どもの沖縄土産で便利なのは、やはり星の砂でしょうか。
旅行後に聞いているところによると、
星の砂をもらった子ども達はみんな、たいそう喜んでくれるそうです。
嫁さんと1号が旅行中にしきりに調査した結果、
最もリーズナブルとうかお得な星の砂を販売されていたのは、
国際通りのお店でした。
1個30円程度で売ってます。
さて、土産物屋ばかりで時間をつぶすわけにはいきません。
立ち寄った目的である万座毛を堪能しましょう。
万座毛は長年の海水による浸食により、
海岸が崖状に削り取られてできた景勝地です。
海もめっちゃきれい。
こちらのほうが有名な崖ですかね。
象の鼻のように形作られています。
反り立つ崖と広がる海のキレイさ。
それらすべてがこの景勝地を形成するために存在するかのようです。
子ども達は崖の先端ギリギリまで歩きました。
とっても危険なのですが、私も子どもの頃は危険が好きでした。
崖の上から海を見下ろすと、吸い込まれるような気持ちになります。
それがまた、魅力的だったりするんですよねぇ。
今は昔ですけど。
いやぁ、きれいな海です。
こんなところで一日ゆっくりできれば、
きっと休み明けの仕事は、今までの10倍ははかどるやろなぁ。
と思ったのは一瞬で、
すぐに仕事のことなんて、頭から追い出しました。
さて。すでに時計の針は午後3時をまわりました。
そそくさとホテルにチェックインすることにします。
続きは次回に。
では。