カブトムシ捕りのススメ

2011-09-01 21:03:14 | 子育て

この夏は、もうすぐ6歳のジャリ男くんと、毎晩のように繰り出しました。
カブトムシ捕り。

おかげさまで住んでいる場所が田舎なもので、
車で10分から15分も走れば、
カブトムシやクワガタが捕れる雑木林があるんですよ。
mercy家の超肉食系男子ジャリ男は虫捕りも大好き。
6月末から8月上旬まで、ずっとカブトムシ捕りに精を出しとりました。

成果も上々で、カブトムシはもちろん、
ミヤマクワガタ、ノコギリクワガタ、コクワガタと、
ジャリ男が小躍りするような虫達が捕れます。
さらに、カブトムシやクワガタだけでなく、
でっかいムカデとか、
でっかいスズメバチとか、
でっかいナメクジとか、
でっかいヘビトンボとか、
そりゃもう住宅地に住んでいると出会えないような虫達に出会えます。
そんな規格外の虫達に出会うたびに、
ジャリ男も私も、大コーフンしながら楽しんでいます。

子どもの頃の虫捕りの記憶って、
私の脳裏には今も強烈に焼きついています。
親に連れて行ってもらったことは1度しかありませんが、
あのワクワク感は忘れていません。
何度も行くと、そのありがたみは薄れてしまうでしょうが、
ジャリ男にもそんな思い出を残してほしいと思っています。

カブトムシ捕りには1号や2号も頻繁についてきます。
そのおかげかどうかわかりませんが、
2人ともほとんど虫を恐がることはなく、
たいがいの虫を触ることができます。
せっかく田舎に育ってるんですから、
田舎者の父親からすると、
虫くらい平気で触れるままで育ってほしいなと。

夕食後のカブトムシ捕りに悪いことはないんじゃないかと思います。
外に出て虫探しをするのは、家でテレビを見ているよりも健康的です。
セミが成虫へ羽化する瞬間の美しさとか、
カエルが蛾をバクッと食べる瞬間の残酷さとか、
夜にしか見られない生命の神秘的な営みは、
子ども達の情操教育にも役立つかも知れません。
あえて言うなら、危険生物との遭遇が恐かったり、
ちょっとしたガケで足を滑らせたりすることもあるのですが、
これらもある意味、危機回避のための勉強でもあるのでね。
何にもまして、これらの経験をするためにかかる費用は、
虫捕り網やカゴ、といった安価なものです。

唯一、カブトムシ捕りで困るのは、
晩酌ができないことですかね(汗)
雑木林への移動には車は必須なので、
晩酌すると飲酒運転になってしまいます。
子どもにとっては関係のないことですが、
暑い日の晩ご飯にビールが飲めないのは、キツいです。
どうしてもビールが飲みたいので、
カブトムシ捕りは中止にしてくれとジャリ男に頼み込むこともしばしば。

ビールを我慢した成果です。

女性にはなかなか理解できないかも知れませんが、
多くの男は、いくつになってもカブトムシやクワガタが好きなものです。
なかなか捕れないクワガタを捕ったときの感動はひとしおです。
興奮してジャリ男と一緒に“よっしゃー!”と叫んだこともあります。

その季節にしかできないことってありますよね。
冬のスキーや雪遊びもそう。
夏のキャンプや海水浴もそう。
そういう子ども達が子どもでいる貴重な季節を、
親としても一緒に楽しめるといいですね。
では。