10月18日 めざましてれび
これまで大学3年の10月から始まっていた会社説明会など企業の採用に向けた広報が、
今年から12月1日からに延期された。
就職戦線の幕開けは2ヶ月遅くなったが、
学生や企業は手探りで動き始めている。
経団連が
「学生が学業に専念する時間を確保したい。」
と倫理憲章を改定した。
これにより、企業の採用広報は12月1日からと明記された。
10月11月の2ヶ月間は企業は個人情報の取得につながる活動は出来なくなった。
大手の就職サイトなどの受付が12月以降になることについて、学生からは
「受付が始まるまでに何かしたいが、何をすべきかわからない。」
といった声がでている。
東海大学のキャリア支援センターでは
「倫理憲章は紳士協定。
水面下で動く企業もあり早い準備が必要だ。」
と話している。
2か月分日程が過密になって説明会が重なる懸念をする大学関係者も少なくない。
学業専念を掲げながら、
実態として大学側は準備を急がせる、
学生は戸惑うケースも少なくない。
企業側からは、PRできる期間が短縮されるので入社希望者が減るのでは
という懸念もある。
採用広報の2ヶ月延期では中途半端なのではないかという指摘もあがってきている。