日暮しの種 

経済やら芸能やらスポーツやら
お勉強いたします

高知 変わり続ける動物園

2019-04-30 13:00:00 | 報道/ニュース

4月4日 おはよう日本


高知城天守閣の西側の小さな広場に
むかし動物園があった。
(20代)
「知らないです。」
(70代)
「ライオンはいた 確か。
 本当に小さかったもんね。
 これしかないんだから。」
平成元年の映像では確かにライオンがいた。
昭和25年に開園した高知市立動物園。
高知城の中にあったことから“お城の動物園”の愛称で親しまれていた。
狭い敷地の中でアジアゾウを飼育していた時代もあった。
しかし施設の老朽化などから
平成4年 4年の歴史に幕を下ろした。
みんな この動物園にjはいろいろな思い出があります。
とてさびしいです。
“お城の動物園”で働いていた
“お城の動物園”が移転して開園した わんぱーくこうちアニマルランドの渡部園長。
いま“お城の動物園”を知る職員は渡部さんだけである。
渡部さんは「平成は動物園の飼育環境や見せ方に大きな変化があった時代」と話す。
ツキノワグマの檻。
飼育員がおもちゃの中にどんぐりを隠したり柵に果物を置いたりしている。
クマが立ち上がってエサを探す生き生きとした姿を見る事ができる。
毎日過ごす環境を豊かにすることで
動物の野生本来の習性を引き出す“環境エンリッチメント”という取り組みである。
一方で平成の時代は
人間と同じく
動物もエサや医療の進歩などで寿命が延びた。
チンパンジーのタロー。
オスでは国内最高齢の56歳である。
(渡部さん)
「タローさんは僕が動物園に入ったときからすでにお城の動物園にいたチンパンジー。」
人間でいうと100歳に近いと言われている。
今は元気なタローもこの先いつまで元気な姿を見せ続けられるかわからない。
タローが最後まで快適にに過ごせるように
“動物の福祉”という考え方も求められている。
(渡部さん)
「動物を見せればいいだけの時代はすでに終わっている。
 リタイヤしてもゆっくり過ごせる空間が
 1つの種類の動物を飼ううえでも必要になってきているのではないかと思う。」
さらに開園当時は思いもよらなかった課題も。
海から動物園まではわずか400m。
南海トラフ巨大地震の津波で園は最大3m浸水する恐れがある。
飼育員がすべての動物を津波から守ることは難しく
今のままでは動物の命は奪われてしまう。
(わんぱーくこうちアニマルランド 渡部さん)
「実際に立体的に移動できない動物もいる。
 津波浸水にも十分対応できる施設を整備していく必要がある。」
高知市の動物園を支えて35年。
この春 定年退職を迎える渡部さん。
3月30日が園長として最後の勤務だった。
「大好きな動物たちと仕事を褪せてもらい
 本日を迎えることができました。
 長い間お世話になりました。
 ありがとうございました。」
次の時代も人々に愛され続ける動物園を目指して
動物園は変わり続ける。
(わんぱーくこうちアニマルランド 渡部さん)
「飼育であったり見せ方であったり
 僕らの時代では考えられなかったことが取り上げられ生かされてきている。
 新たな元号に変わるが
 動物をちゃんと見る事がいちばん大事。
 本当に大好きな動物たち。
 自分にとって
 先生というか
 教えを請う相手だったのかなと思う。」
 


コメント

苦境のアルゼンチン “生かせ通貨安”

2019-04-29 07:00:00 | 報道/ニュース

4月4日 キャッチ!世界のトップニュース


アルゼンチンの過去10年の国内総生産の実質成長率は
2010年経済が好調だったブラジルの影響を受け高い伸び率を記録。
その後ブラジルの景気後退に伴い低い成長を強いられるなか
2015年就任のマクリ大統領は積極的な政策で経済の立て直しを行ってきた。
さらに打撃となったのが通貨ペソの大幅な下落である。
10年前は1ドル3ペソ台だったが
2016年ごろからアメリカの利上げや緊縮財政などの影響で一気にペソが下落し
1ドルが40ペソ台という事態になっている。
厳しい状況のなか
この通貨安を逆手に取ることで景気回復につなげようという動きも出てきている。

アルゼンチンの首都ブエノスアイレス中心部にあるステーキ店。
夜になると長蛇の列ができている。
人気の秘密はその値段である。
アルゼンチン経済に打撃を与えている通貨安が海外から訪れる外国人には恩恵をもたらしている。
最高級の肉は約20ドル。
外国人観光客にしてみれば1年前の半額以下で食べられるようになった。
(オーストラリア人観光客)
「おいしいし大きいので誰かと分け合いたいです。」
(アメリカ人観光客)
「素晴らしい。
 柔らかくて完璧です。」
この店を訪れるのは多いときは8割が外国からの観光客。
予約は1か月先までいっぱいだという。
(店長)
「いろいろな国から客が来ています。
 観光客のおかげで飲食業も好調です。」
今年に入っても最安値を更新している通貨ペソは
外食産業だけでなく
国内の観光業全体を押し上げている。
観光地イグアスの滝には多くの観光客が詰めかけている。
(観光客)
「美しいパラダイスです。
 人にもぜひ勧めたい。」
世界3大滝など多くの観光名所を抱えるアルゼンチンは南米有数の観光地である。
通貨安でホテルなどの滞在費が5割以上安くなったこともあり
去年アルゼンチンを訪れた外国人観光客は前年に比べて13%も増えている。
政府や自治体も観光業をさらに盛り上げようと動き始めている。
ブエノスアイレス市は去年から今年にかけて市内の名所を巡る50以上の無料ツアーを企画した。
著名人の墓地を巡るツアー。
元大統領夫人でブロードウェイでミュージカルとしても上演された「エビータ」の墓が特に人気があり
観光客がツアーに参加している。
(ブエノスアイレス観光担当者)
「通貨安は大歓迎です。
 観光客も増えて
 市にも利益になります。」
外国人観光客の誘致に加えてアルゼンチン政府が力を入れようとしているのが輸出の拡大である。
(アルゼンチン マクリ大統領)
「輸出の機会を増やしていきたい。
 輸出はこの国の鍵になるだろう。」
通貨安で競争力のある今こそ
自国が誇る農産品を外国に輸出し
外貨を稼ごうというのである。
政府はいま大豆・牛肉・豚肉などを海外にもっと輸出できるよう
関税や検疫のルールについて様々な国との間で調整を進めている。
一方 外国企業のノウハウを取り入れて海外への輸出を検討する企業も出てきている。
首都ブエノスアイレスの郊外にあるアルゼンチンの豚肉加工会社。
日本の大手商社三井物産の担当者が訪ねてきた。
この会社では
豚などのえさである資料の価格が安く通貨安で輸出がしやすい今
高級ハムを輸出を検討している。
アルゼンチンではこれまで高級ハムは国内だけで消費されていて
海外へ輸出する発想自体がなかった。
それを変えたのも急激に進んだ通貨安である。
国内で思うように販売が伸びないなか
この会社は海外企業の力を借りてでも海外に打って出ないと生き残れないと考えたのである。
(生ハム工場 責任者)
「三井物産は世界に販売網があり
 輸出の大きな力になると思います。」
 今は輸出にとってとても有利な為替相場なので
 もっと商品の輸出に力を入れていく必要があります。」
三井物産としても
豚肉を加工し高級ハムとして付加価値をつけることで
十分に海外でも通用するとみているという。
(三井物産アルゼンチン)
「ここから輸出をして外貨を獲得することはアルゼンチン政府の政策でもあるので
 政府とも利害が一致していることをやっていきたい。」




コメント

伊東市湯川 伊豆太郎 伊東マリンタウン店

2019-04-28 07:00:00 | グルメ

 

 

  

                (食べログより)

 

伊東駅から車で2分(車で18分)※1.5km
城ヶ崎海岸より(熱海方面へ)車で約25分
伊東駅から1,314m

 

http://www.izutaro.co.jp/

 

 

 

コメント

伊東市富戸払 ぼら納屋 (ぼらなや)

2019-04-27 07:00:00 | グルメ

 

   

                           (食べログより)

 

城ケ崎海岸駅から1,466m

コメント

世界が評価 夢追い続ける“恐竜少年”

2019-04-27 07:00:00 | 報道/ニュース

4月2日 国際報道2019


ニューヨークにあるアメリカ自然史博物館。最強の肉食恐竜とされるティラノサウルスに関する特別展が開かれている。
最新の研究では頭から背中にかけて羽毛が生えていたとする説が有力で
広い範囲を見渡せる視力や優れた嗅覚があったことなども分かってきたという。
(来館者)
「ティラノサウルスが好きでたくさんコレクションもあるが
 こんなのは見たことない。」
これまでの常識を覆す今回の特別展を支える研究に貢献した1人
アメリカ自然史博物館 博士 渡邉彰伸さん(32)。
「新しい技術を使って
 恐竜がどのように生きていたという新しい情報がわかってきたので
 21世紀でも爆発的にいろいろな発見がされているので
 面白い。」
幼い頃から恐竜が好きだったという渡邉さん。
小学校に入ると
恐竜の化石が展示されている地元の博物館に通い詰めるようになった。
「何回目かに行ったときにそこのスタッフの1人が僕に気づいてくれて
 レプリカが詰まった倉庫に連れて行ってくれて
 恐竜っていいなと。」
小学1年生の時の文集にはすでに“将来 恐竜学者になりたい”と書いてあった。
渡邉さんはその後アメリカの大学に進学。
世界各地で恐竜の化石の発掘にも携わってきた。
2013年モンゴルのゴビ砂漠では
それまで恐竜の痕跡がなかった場所で
新種の可能性が高い化石を発見するという新たな成果を残した。
「今まで誰にも発見されたことがない化石を発見するというのは
 すごい感動的な経験。」
渡邉さんは3年前
自然史博物館で進化生物学の博士号を取得。
若手の看板研究員として博物館のPR動画にも登場している。
現在渡邉さんが研究テーマとしているのが
「恐竜の脳の進化」である。
恐竜に近いワニや恐竜の子孫である鳥を詳しく比較することで
進化の過程を明らかにしようというのである。
「頭蓋骨のどこが進化の歴史上に変わっているのか
 どこが変わっていないのかというところを
 数学的に統計的に表すという研究をしています。」
こうした研究成果は専門雑誌の表紙を飾るなど世界的にも注目されている。
ティラノサウルスの仲間に広い視野や鋭い嗅覚があったことも
渡邉さんの研究などから明らかにされた。
恐竜にかかわるすべてが面白いという渡邉さん。
恐竜の進化にかかわった遺伝子を明らかにすることで
いま存在している生き物がどう進化してきたのか
解明するのが目標である。
「将来は
 分子レベルとか
 タンパク質とか
 どういう遺伝子が携帯を変化させているのか
 いろいろな面から
 構造はどのように進化したのか
 理解したい。」
 

コメント

3か月休みます!“サバティカル休暇”

2019-04-26 07:00:00 | 報道/ニュース

4月2日 おはよう日本


“サバティカル”というのは“安息日”という意味から転じて長期休暇を指す。
日本でいち早く導入したのがヤフー。
最長で3か月のサバティカル休暇を社員に取らせている。
ヤフーで通販サイトの販売促進を担当する依田さん。
入社145年目を迎えた去年
3か月間のサバティカル休暇を取った。
(ヤフー ショッピングカンパニー 依田さん)
「ほとんど自分の時間がなかったので
 ここにきて自分のために使いたいなと。」
この会社が6年前に導入したサバティカル休暇。
勤続10年以上の社員を対象に
最長3か月の長期休暇が与えられる。
インドに長期滞在いた社員もいれば
ヨーロッパでのテニス大会に挑戦した社員
ガラパゴス諸島で観光保護活動に取り組んだ社員など
全社員の2%にあたる158人が思い思いの休暇を過ごした。
依田さんのサバティカル休暇は家族とゆっくり向き合う時間に。
その一方で自身のスキルアップにも挑戦した。
週に3日専門の教室に通いウェブデザインについて学び直したという。
(ヤフー ショッピングカンパニー 依田さん)
「いったん仕事から離れて
 足元を見つめなおすことができたのはすごくいい機会だったと思う。」
なぜこれほど長期の休暇制度が可能なのか。
秘訣は会社をあげた体制づくりにある。
サバティカル休暇は4か月前に申請を出すのがルールである。
申請が出された部署ではすぐんに業務の見直しが行われる。
あらかじめ業務を効率化したり絞り込んだりすることで
ほかの社員に負担が及ばないようにしているのである。
通販サイトに出店する企業の販促を担当する依田さんの部署では
休暇をきっかけにチーム全体の業務を見直した。
優先度が低いと判断された出展企業向けの情報サイトを思い切って縮小。
その代わり毎週自動で更新される検索ワードランキングの提供を始めることで
企業が消費者のニーズをつかめるようにしたのである。
(ヤフー ショッピングカンパニー マネージャー)
「休暇中は人数としては減ったが
 前々から準備していたことがうまく回った印象。」
社員が長期休暇を取得することは”組織にとってもメリットがある”と会社は考えている。
(ヤフー 人事担当執行役員)
「働く時間以外(休暇)に対しても
 会社がどれだけ向き合い取り組んでいけるかが
 結果としても会社の仕事の質を上げていく。
 休暇取得はむしろポジティブにとらえてよい。」

 

コメント

交流進むホストタウン

2019-04-25 07:00:00 | 報道/ニュース

4月1日 おはよう日本


ブルガリアのホストタウン山形県村山市。
商店街にはブルガリアの国旗がいたるところに飾られている。
Q.村山市で身近になっている国は?
「ブルガリア。
 どこにあるかわからないけど。」
「ブルガリアですね。」
「ブルガリア!ブルガリア!」
村山でブルガリアの知名度を高めたのが新体操の代表チーム。
一昨年 全国のホストタウンで最も早く合宿が実現した。
選手が地元の小学校を訪れるなど
これまで2回の合宿で交流が深まっている。
市民によるチームのファンクラブも発足した。
地元の女性有志が結成。
最初は6人だった会員はいまでは400人近くに膨らみ
合宿の手伝いもしている。
チームが東京オリンピック出場を決めたときは手作りのくす玉で祝福。
ブルガリアから8,000km離れた村山で応援を続けている。
(ファンクラブ代表)
「年が離れていてちょうど孫みたいな存在。
 おばあちゃんたち視点というか市民目線でできることがある。」
来年のオリンピック本番は会場で応援する予定で
早くも応援グッズの制作に取り掛かっている。
「旗を作って小中学生にサインをしてもらう。
 縫製代が高ければ手分けしてやりましょう。」
応援用タオルを客席で大きく掲げて選手たちを後押しするつもりである。
(ファンクラブ代表)
「市民レベルで手伝うことでみんなで盛り上げる気持ちにつながる。
 村山市から盛大な応援団を出して
 ぜひ金メダルを取ってほしい。」
山形市長井市は東アフリカのタンザニアのホストタウンである。
コミュニティラジオではタンザニアの公用語スワヒリ語講座の番組が放送されている。
講師は長井市の国際交流員でタンザニア人のバハティ・ロジャーズさん。
赴任してまだ半年余り。
日本語は勉強中である。
(長井市 国際交流員 バハティ・ロジャーズさん)
「タンザニアと日本のお互いの理解を深める懸け橋になりたい。」
ロジャーズさんは大会前に長居を訪れるタンザニア選手団の受け入れを担当。
住民には事前にタンザニアについて理解を深めてもらいたいと考えている。
地元で開かれるイベントに積極的に参加。
タンザニアの自然や文化を紹介している。
アフリカのホストタウンとなっているのは県内では長井市だけ。
新たなつながりが出来ようとしている。
(長井市 国際交流員 バハティ・ロジャーズさん)
「長井の人たちはタンザニアに関心を持ってくれている。
 タンザニアへの理解を深めて
 長井をよりよいホストタウンにしたい。」
ホストタウンをきっかけに山形の市民にも変化をもたらしている。

ブルガリアの新体操チームが合宿をする村山市では
市内の中学校の新体操部員をブルガリアに約1週間派遣して
現地の新体操クラブで練習するプログラムが始まる。
山形県では14の市と町がホストタウンとなっていて
今後も様々な形で交流が広がりそうである。



コメント

平成元年の優勝校 東邦 “友情応援”を力に

2019-04-24 07:00:00 | 報道/ニュース

4月1日 おはよう日本


愛知の東邦高校。
マーチングバンド部が海外遠征のため甲子園の応援ができなくなり
ある強豪校に友情応援を依頼した。
東邦のアルプススタンドで演奏しているのは交流のある大阪桐蔭高校の吹奏楽部。
去年 春夏連覇した強豪である。
大会直前 東邦のマーチングバンド部は大阪桐蔭を訪れた。
マーチングを生かした東邦名物の“踊る応援”を伝授するためである。
大阪桐蔭の部員たちは激しい動きに戸惑い気味。
(大阪桐蔭 吹奏楽部 井上里菜部長)
「ザ・マーチングという感じ。
 できるのかなという複雑な気持ち。」
最初は見よう見まねだったが
そこは全国コンクールの常連。
5時間の練習でしっかりマスターした。
(大阪桐蔭 吹奏楽部 井上里菜部長)
「任せとけという感じ。」
迎えた準々決勝。
東邦は4回2塁1塁のチャンスで8番成沢。
タイムリーツーベースで2点を先制。
応援が力になったと笑顔を見せる。
さらに1点差に詰め寄られた中盤。
大阪桐蔭のオリジナル曲 「You are スラッガー」を披露。
春夏連覇を後押しした ここ1番の曲でエールを送る。
すると東邦打線がつながる。
6回にヒット6本を集めて5点を挙げ
試合を決めた。
(大阪桐蔭 吹奏楽部 井上里菜部長)
「応援が少しでも力になれたらなと。
 すごくうれしい気持ち。」
(東邦 石川昴弥主将)
「音もきれいだし大きいし
 自分たちの力になっている。」
友情応援に背中を押された東邦。
優勝した平成元年以来30年ぶりのベスト4進出である。
東邦のマーチングバンド部は30日に海外遠征から帰国し
準決勝には大阪桐蔭と合同で演奏する。

 

コメント

米 盲目の犬のパートナー

2019-04-23 07:00:00 | 報道/ニュース

3月29日 国際報道2019


犬の名前はチャーリー(11)。
そして隣にいる犬は生後4か月のマーベリック。
一緒に遊び
一緒に車に乗り
一緒に昼寝をする。
でもチャーリーにとってマーベリックは友だち以上の存在である。
少し前チャーリーは緑内障で両目を摘出した。
そこに飼い主が連れてきたのがマーベリック。
数か月もするとマーベリックは
チャーリーがなくしたおもちゃを探し
散歩のときはリードを引いて道案内。
チャーリーの盲導犬としての役割を果たし始めたのである。
飼い主の一家には3月赤ちゃんが生まれにぎやかになった。
でも変わらずに安心しきった様子のチャーリー。
いつもマーベリックがそばに寄り添っているからだる。

 

コメント

グローバル教師賞 ケニアの理科教師が受賞

2019-04-22 07:00:00 | 報道/ニュース

3月29日 国際報道2019



世界中の教師の中から教育に大きく貢献した人に贈られるグローバル・ティーチャー賞
世界179か国
およそ1万人の候補者の中から今年選ばれたのは
アフリカ ケニア中部の農村にある中学校で理科の教師をしているピーター・タビチさん。
タビチさんの中学校ではほとんどの生徒が貧しい家庭に育ち親のいない生徒も少なくない。
そんな生徒たちのためにタビチさんは毎月給料の8割近くを寄付。
献身的な指導により
生徒たちは科学やエンジニアリングの分野で全国大会に出場。
1位を獲得するまでになった。
賞金は日本円でおよそ1億円。
授賞式の後ケニアの空港で生徒たちの盛大な出迎えを受けたタビチさん。
賞金は「教育現場が抱える問題を快活するために使いたい」と話している。
(ピーター・タビチさん)
「受賞は私だけでなく
 アフリカにとっても素晴らしいことです、」
タビチさんの中学校は
今年アメリカで開催される化学とエンジニアリングの世界的な大会にも出場予定で
現在 準備中だということである。



コメント

大人顔負け! 中国 子どもモデル教室

2019-04-21 07:00:00 | 報道/ニュース

3月27日 国際報道2019


経済成長と少子化
この2つが相まって中国で加熱しているのが子どもの習い事である。

お母さんにメイクをしてもらって衣装に着替えたら
華やかなファッションショーの始まり。
大人顔負けの表情だが
実は習い事教室が開いた発表会である。
子どもモデルの教室は人前で自分を表現することで心身ともに成長できると
人気の習い事である。
東部の浙江省織里。
子供服の店や企業が軒を連ね“子ども服の都”と呼ばれている。
習い事も“子ども服の都”ならでは。
子どものモデル教室の生徒は2~15歳までのおよそ270人。
地元の子ども服メーカーと提携していて
オーディションに受かればショーに出るチャンスもめぐってくる。
レッスンは土日の週2日
日曜日は1日中みっちり特訓である。
親たちは月に2万6,000円ほどの授業料を払う。
5歳の陳諾ちゃんは自分の意志で教室に通い始めた。
お父さんは会社で子ども服の買い付けを担当している。
たまたまお父さんの取引先からモデルを頼まれやってみたら
とっても楽しかったのだそう。
モデル教室に通い始めて数か月。
思わぬ幸運ももたらしている。
(陳諾ちゃんの父親)
「実は仕事の助けにもなっているんです。」
娘に新作を着せて写真をネットにアップするとたちまち売り上げが増加。
今では店の看板モデルである。
ブームにあやかろうと“モデル移民”も現れている。
去年新疆ウイグル自治区から移り住んできた女性。
夫と離婚したあと
小さいときからモデルをしていた息子の可能性を広げてあげたいと
思いついたのがこの町への移住だった。
(“モデル移民” )
「生まれてすぐ皆に可愛いと言われて
 友だちに勧められ
 マネージャーも紹介されました。」
移住をきっかけに娘もモデルデビューし
わずか数か月で次々に仕事が舞い込み
月収は2人合わせて16万以上である。
(“モデル移民” 陳さん)
「もっと多くの人に知ってもらうことは息子にとってチャンスですよ。」
季節は春目前。
新作発表会に向けて開かれたオーディションに陳諾ちゃんとお父さんの姿があった。
小さな子どもにハプニングはつきものだがそこは厳しいビジネスの世界。
審査員の目が光る。
そして陳諾ちゃんの番。
結果やいかに。
(オーディション審査員)
「彼女は風格がありルックスもいい。
 表現力も安定していますよ。」
見事ショーへの切符を勝ち取った。
(陳諾ちゃんの父親)
「習い事は続けるべきだし
 好きなことをやめさせるわけにはいきません。」
(子どもモデル教室校長)
「季節ごとにチャンスがあるし
 政府からも支持されています。
 子どもモデル市場はまずます成長するでしょう。」


コメント

インド 経済政策に募る不満

2019-04-20 07:00:00 | 報道/ニュース


3月27日 おはよう日本


首都ニューデリーで去年 農家数千人が参加して行われたデモ。
参加者が口々に訴えるのは収入の改善である。
(デモ参加者)
「一生懸命働いた分の適正な収入をもらっていません。」
「政府は何もしません。」
国民の6割を占める農家。
5年前に当選したモディ首相は
2022年までに農家の収入を倍増させることを公約に掲げた。
しかし補助金の支給や灌がい施設の整備など
農村振興策は思うように進まず掛け声倒れとなっている。
収穫物の価格が低迷する一方
燃料や肥料代は高騰し
多くの農家は経済成長の恩恵を実感できていない。
こうしたなか社会問題となっているのが農家の自殺である。
生活のための借金がかさみ
それを苦に自殺する人たちが後を絶たないのである。
その数は年間1万人以上にのぼる。
西部マハラシュトラ州
人口180万人ほどの地方都市アコラ。
去年1年間に農家約60人が自殺する深刻な事態となっている。
去年10月 夫を自殺で亡くしたサンギータさん。
夫は自宅近くの畑で小麦や大豆を育てていた。
(サンギータさん)
「ここが夫が農作業していた畑です。
 すべて1人でやっていました。」
年収は日本円で15万円ほど。
農家の平均的な年収だが
肥料など諸経費を差し引くと手元にはほとんど残らない。
2人の子どもの教育費もかさみ借金に頼らざるを得なかった。
しかし収入は一向に改善せず
借金はおよそ60万円にまで膨らんだ。
(サンギータさん)
「これが借用書です。
 いつも悩み続けていました。
 返済ができなければ子どもの教育や家計はどうなるのかと。」
残された借金に追い込まれ
夫の兄の家に身を寄せるサンギータさん。
今は地元のNGOから精神的なケアなどの支援を受けながら仕事探しを始めようとしている。
(NGOの担当者)
「借金のことよりもあなたの人生の方が大事よ。
 良い人生を送るためにも働くことが必要ね。」
NGOは
こうした支援にも限りがあり
政府が農作物の買取価格を引き上げたり
借金の軽減を行ったりする必要があると訴えている。
(NGOの担当者)
「政府が農家の収穫物に適正な価格を保証しなければ
 借金は増え続け
 自殺者は増えるいっぽうです。」
一方 若者たちにも暗い影を落としているのが深刻な就職難である。
モディ政権は当初
製造業などの活性化などで年間2,000万人の雇用の創出を目指していた。
しかし実現できたのは半分以下の800万人である。
首都ニューデリーに住むマノージさん(21)。
大学で生物学などを学び去年卒業した。
研究職を希望してこの1年就職活動を続けているが一向に就職が決まらない。
(マノージさん)
「きのう届いた試験の合否通知です。
 2次試験に進めませんでした。」
短期雇用の警察官や鉄道省の職員などにも幅を広げ試験を受け続けているが全て不合格である。
いまは路上で野菜や果物を売ることで食いつないでいる。
早朝から深夜まで1日15時間働いて得られる収入は日本円で月3万円ほど。
地方に暮らす恒例の両親への仕送りもここからやりくりしなければならない。
(マノージさん)
「このまま仕事が見つからなければ将来がどうなるか
 とても心配です。
 何とか仕事を見つけて不安から抜け出したいです。」
世界で最も高い経済成長を続ける一方
多くの人がそこから取り残されている現実。
専門家は
インド経済を支える農家や零細企業への政府の支援が不可欠で
それが雇用の創出にもつながると訴える。
(ジャワハルラル・ネルー大学 ヒマンシュ教授)
「頂点にいるのは一部の大企業だけで
 ほとんどは底にいます。
 その底を強化しなければいけません。
 政府は彼らに市場へのアクセスや技術
 電機や物流などのインフラを与える必要があります。」



 

コメント

心に刺さる言葉

2019-04-19 07:00:00 | 報道/ニュース

3月27日 おはよう日本


さまざまなビジネスリーダーや世界の知識人の
明日のビジネスや暮らしのヒントとなる心に刺さる言葉。

(2017年4月21日 楽天 三木谷浩史社長)
起業家は振り返らない
 アントレプレナー ネバ― ルックス バック。
 終わったことは仕方ない。
 窮地は窮地なりに楽しむことが重要。
 チャレンジを奨励する文化を創造する。」
(ファーストリテイリング 柳井正会長兼社長)
「一般社員でも社長だったらどうするかを考えて仕事しないと報告用の仕事になっていく。
 報告用の仕事は上司にとっていい仕事。
 お客様にとっていい仕事ではない可能性がある。」
安定は衰退の前兆だ。」
(ホンダ エアクラフト カンパニー 藤野道格社長)
「「主翼の上にエンジンがついているのが特徴です。
 主翼の上にエンジンをつけてはいけないと航空機設計者の皆さんは教わる。
 固定概念を捨て去って
 原点に戻って
 何が飛行機としてできるか。
 飛行機を最高のものにするためには1つの判断基準で決めようということが大切。
 意見を調整して足して2で割って
 お互いが満足するのではいい飛行機はできない。」
(日銀 白川方明 前総裁)
金融緩和とは需要の先食いだ。
 金融緩和の本質は未来にある需要を今に持ってくることだ。
 これに頼るだけでは明るい日本の経済を作ることにはならない。」
(イスラエルの歴史学者 ユヴァル・ハラリ氏)
「人類はいま変化の時を迎えている。
 もしこの進化の列車に乗り遅れたら決して追いつくことはできないだろう。」



コメント

中国 eスポーツで目指す地域活性化

2019-04-18 07:00:01 | 報道/ニュース

3月26日 国際報道2019



対戦型のコンピューターゲームを協議として行うeスポーツ。
競技人口は全世界で1億人を超えているともいわれ世界大会が開かれている。
中国ではこのeスポーツを農村地域の活性化に活用しようという動きが出ている。

中国内陸部重慶の郊外で去年12月に開催されたeスポーツの全国大会。
各地の予選を勝ち抜いたチームが集まり
中国一の座をかけて熱戦を繰り広げた。
大会を開催した企業の代表は
eスポーツは新たなスポーツとしてかつてなく注目され産業としても将来性があると強調した。
(大会を開催した企業 代表)
「この1年 中国のチームが国際大会で優秀な成績を残し
 メディアでも大きく取り上げられた。
 まさにeスポーツの価値が見直され
 産業として黄金期を迎えたのです。」
会場となった地方政府も大きな期待を寄せている。
(地元政府の幹部)
「eスポーツは新しいスポーツというだけでなく
 地域の経済活力を引き上げることなどに重要な意義がある。」
スタジアムがあるのは重慶の中心部から約150km離れた中国の中でも貧しい農村地域である。
就職先も多くないためこの地を離れて出稼ぎに出る若者も少なくなかった。
重慶郊外の農村に建設されたのが中国初とされるeスポーツ専用施設である。
地元政府は企業とも連携し
eスポーツやゲーム産業などにかかわる企業や専門学校を誘致する計画である。
“eスポーツという新業態によって新たな分野の発展を目指そう”
3年間で約800億円かけて開発が進められている。
地元で開催されたその華やかな舞台を見ながら自らの成功を夢見る若者がいる。
地元の企業が設立したeスポーツのチームに入りプロのゲーマーになった黄さん(23)。
大きな大会に出場し賞金を手にしようと日々練習を重ねている。
(プロゲーマー 黄さん)
「私たちのチームが大きな会場で地元代表として戦い優勝するのが最大の夢です。」
黄さんは大学を卒業後 地元を離れて建設現場などで働いていたが
好きなゲームで生活できると考え地元に戻った。
(プロゲーマー 黄さん)
「建設現場での仕事はとても単調で
 生活は楽しくなかった。」
黄さんたちはゲーム以外のトレーニングも取り入れている。
1人っ子が苦手とする連係プレーを高めるためである。
(コーチ)
「みんな1人っ子で
 同年齢の人たちとうまくコミュニケーションをとる機会がなかったので
 こうして一緒にやればチームワークを学べるのです。」
1日10時間以上4人の仲間とともにゲーム漬けの日々を送る黄さん。
判断力や反応の速さだけでなく
チームメートと連携しながらゲームの腕を磨いている。
「あっ やられそうだ!」
「僕にまかせろ!」
「相手はまだ逃げていないぞ。」
「やれ!」
「よし!」
プロのゲーマーとはいえ今の月収は約5万円。
以前の収入の2倍以上になるが大会で賞金を稼ぐまでには至っていないため
実家に身を寄せている。
両親はそんな黄さんの将来を見守りたいとしながらも
今後の地元政府の動きを注視している。
(黄さんの父)
「息子が喜んでいるなら親として応援したい。
 ただ政府の支援がなくなったら
 将来どうなるかわからないので心配もある。」
次の大会を目指して
1日も早くトッププロを目指して自立したいと考えている。
(プロゲーマー 黄さん)
「賞金はとても魅力的で大きなものです。
 多くの賞金が得られるようになるのが夢です。」
貧しい農村で進められているeスポーツの拠点づくり。
地域の開発がなか
若者たちは人生に勝利する夢をゲームに託す。
 
 


コメント

地価上昇も“人口減” 地方都市で何が・・・

2019-04-17 07:00:00 | 報道/ニュース

3月26日 おはよう日本


3月に発表された地価公示の大きな変化は27年ぶりに地方の住宅地が上昇に転じたことである。
住宅地の地価が5年前と比べて上昇した地点は全国の地方都市に広がっている。
これらの地点に人口データを合わせて分析したところ
地価は上昇していても人口が減っている地方都市が多くあることが分かった。
そのうちの1つが長崎市である。
人口約42万人の長崎市。
JR長崎駅周辺はいま新幹線の建設や県庁の移転など大開発が進んでいる。
地価は去年に比べ商業地で最大16,7%上昇。
駅から徒歩圏内の住宅地でも9、5%上昇した。
ところが長崎駅から約1,2kmの大鳥町では
「ここが空き家 空き家 空き家 空き家。」
自治会長の辻郷さんはここで50年暮らしてきた。
市の中心部で地価の上昇が続くなか
辻郷さんが住む中心部周辺の住宅地では空き家が広がっているのである。
長崎市では高度経済成長期 人口の増加にともない斜面に沿って住宅地が拡大。
近所には家族世帯が多く暮らしていた。
しかし高齢化とともに
道が狭く車も通れないこの地区からは多くの住民が出ていった。
(自治会長 辻郷さん)
「住民の数は半減以下だもんね。
 非常に厳しい。
 ここまで落ち込むとは思わなかった。」
65歳以上の高齢者が住民の半数以上を占めるいわゆる“限界集落”。
いま中心部に近い住宅地で広がっている。
限界集落化はどのくらい進んでいるのか。
駅を中心に3kmの範囲で住民の年齢別の構成は
55歳以上の人口が半数以上を占める準限界集落と
65歳以上の人口が半数以上占め限界集落化が進む地域。
5年間で限界集落化が進む地域が広がっている。
(自治会長 辻郷さん)
「20年続けた祭りがあったんですよ。」
街の賑わいを象徴していた祭りは担い手がなくなり3年前に廃止に。
隣の地区では自治会そのものがなくなった。
(自治会長 辻郷さん)
「ひょっとしたらこの地区も消滅するかもわからない。
 この先どうなっていくのか想像ができない。」
高齢者の中には便利な駅周辺に移住したいと考える人もいるが
容易に手が届かないほど地価は上昇している。
「最低5,000万円かかりますから。
 ちょっとした家だったらね。
 年金生活で5,000万円は無理ですよ。」
「駅の近くへ下るって何回か思いましたよ。
 でもね なかなか・・・。
 ここでもうよかねと思って。」
住宅地の地価が10地点以上上がっているのに5年間で人口が減っている自治体は
全国で54か所に上っている。
こうした自治体では長崎市のように
中心部の地価は上がっているが周辺部では若者が流出して空き家が急増している地域も多い。
都市部は住宅密集地だけに空き家が増えると
災害時に被害が拡大する恐れがあるほか
コミュニティーが維持できずに高齢者の見守り活動などが難しくなることが懸念される。
また公共サービスをどう維持していくかという課題も出ている。
そうした課題に直面している自治体の1つが新潟市である。
新潟駅に近い地域で限界集落がなか住民を巻き込んだ議論が始まっている。
市の中心部から10kmにある西区寺尾上地区。
ここで問題になっているのはゴミ出しである。
高齢化が進むなか自力で重いゴミを集積所まで運べない高齢者が増えている。
(住民)
「うちが一番遠いですよ。
 ゴミのステーションまで持っていけないし
 足が悪くて。」
市はそれぞれの家庭までごみを集めに行くとコストがかさむため
ゴミ出しを住民にサポートしてもらおうという取り組みを進めている。
住民グループが週に数回 高齢者の自宅を1軒1軒まわりゴミを回収して集積所に運ぶ。
市は協力してくれるグループに対しゴミを1軒回収するごとに150円を支援金として出す。
いまでは市内で600人を超える高齢者がこのサポートを利用している。
この地区の自治会長を務める梶原さん。
地域の限界集落化がすすむなか
隣の自治会などに協力を呼びかけ取り組みに参加する住民を確保している。
(住民)
「安心してお任せしています。
 本当に助かっています。」
(自治会長 梶原さん)
「自分でできないところは“私どもでやりますよ”でいいんじゃないかと。
 問題が起きれば目を光らせて私どもに連絡するとか
 他の地域と連携していけばうまくいく。」
中心部の周辺で進む限界集落化。
人手やコストがかさむなか新潟市では市民の参加して公共サービスの取捨選択を始めている。
何に優先してお金を使うのか
民間に任せられるものはないのか
議論している。
「民間が入ってくればいろんなアイデアが入ってくる。」
「利用して管理してもらって
 なおかつ収入にもつながるならそれにまさるものはない。」
市はこうした活動をすべての地区で実施することにしている。
(新潟市 財産活用課)
「サービスの提供が低下してはだめなので
 そこは上手に折り合いをつけながら
 地域の皆さんとも頑張って取り組んでいかなくてはと考えています。」



コメント