6月21日 めざましてれび
三越伊勢丹ホールディングスは20日、
伊勢丹新宿店など3店舗で8月に休業日を設けると発表した。
三越銀座店 8月22日(月)
日本橋三越店 8月 1日(月)
29日(月)
伊勢丹新宿店 8月 2日(火)
9日(火)
23日(火)
30日(火)
百貨店業界では一定の年間休業日数を義務付けていた大規模小売店舗法が
2000年に廃止され、週一回の定休日をとりやめた。
この規制緩和から11年、今年2011年8月に休業日復活となる。
8月は例年入店客が少なく、節電につながるため試験的に導入。
休む3店舗は平日一日の来客数が3万~7万人で基幹店を休むインパクトは大きい。
三越伊勢丹ホールディングス
「休業日を設ける分、他の営業日に販売員を増やしサービス向上につなげたい。」
三越伊勢丹では業績の下方修正は行なわない。
業績を維持しながらいかに節電の夏を乗り切るかは
企業にとって大きなテーマである。
自動車工業界では節電対策のため7月~9月の間、
部品メーカーなども含めて全国の工場などで木曜・金曜を一斉休業日にして、
代わりに土曜・日曜に創業することをいち早く発表していた。
業界全体で取り組むことで大きな節電につながるとしてきたが、
ここにきて工場を一部稼動させる動きが広がっている。
ホンダ 7月に数日の休業出勤 一部工場で部品など製造
日産自動車 7月に数日の休業出勤 一部工場で車両組み立て
スズキ 休日出勤の可能性
富士重工業 休日出勤の可能性
マツダ 休日出勤を検討中
トヨタ 部品メーカーに負担をかけないため、木・金休業に変更なし
こうした動きの目的は東日本大震災による生産減少を少しでも挽回することにある。
しかし一方では節電も求められる。
日本自動車工業会 志賀俊之会長
「節電と両立させながら自動車生産が復活することは、日本経済にも貢献する。」