http://r.gnavi.co.jp/a143900/
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6月29日 めざましてれび
財政難に陥っていた大リーグの人気球団ロサンゼルス・ドジャースが事実上経営破たんした。
球団の負債は日本円で約355億円。
ロサンゼルス・ドジャースは1983年創立の名門である。
1995年に野茂英雄入団で日本でも馴染み深い球団となった。
2004年オーナー交代。
このオーナー夫婦の放漫経営、離婚訴訟などで、
2011年4月、 経営状態が悪化の懸念があると、
球団が一時的にメジャーリーグ監視下におかれることになった。
大リーグ セリグコミッショナーは、
球団のお金がオーナーに私的流用される可能性があると、
ドジャースがテレビ局と結んだ放映権契約を認めず「総額30億ドル(2500億円)」
6月27日に連邦破産法11条の適用申請にいたった。
球団が裁判所に提出した書類の中で、
約8000万以上の年俸未払い選手が黒田博樹投手を含む13人に上ることが明らかになった。
ドジャース 黒田博樹投手
「今まで通り試合に集中して戦うしかないし、ほかの事は僕らではわからない。」
アメリカ各メディアは今年限りで契約の切れる黒田投手がトレード最有力と報じた。
現在所属している選手だけではなく、石井一久投手にも2,7億円未払いということである。
帰国後西武に所属している石井一久投手は2002年から2004年にドジャースに在籍。
2002年に「4年+2年オプション」総額1220万ドルで契約。
2005年にメッツに移籍した際に生じた契約破棄の解約金220万ドルと、
未払いの年俸110万ドル、合わせて330万ドル(約2億7000万円)が未払いということ。
西武ライオンズ(元ドジャーズ)石井一久投手
「未払いの件は問題がないと聞いている。
(次のオーナーは)ドジャースが好きな人に持ってもらいたい。」
ドジャースの今後は、
マッコートオーナーは今後も球団経営に携わる意欲を示しているが、
セリグMLBコミッショナーは、オーナーの行動はドジャースの歴史を傷つけたと認めない考えで
デラウェア州裁判所が再建の指揮を誰が取るか判断することになる。
しかし負債がかなり大きいために、いずれにしても売却は避けられそうにない。