お護摩とは、お不動さまを本尊としてその前に壇を設け護摩木という特別な薪をたいて
願望の成就を祈る真言密教の秘法です。
護摩の火はお不動さまの智慧を象徴し薪は煩悩を表します。
護摩は密教では内護摩と言って実際には火を燃やさず智恵の火によって煩悩等を焼き尽くす
観法もあります。護摩は火を焚く事により煩悩などの一切の苦を焼き尽くすことを意味しています。
檀信徒の方は年初めにお参りに来られて希望される方が多いようです。また、病気平癒や何かを
行う前に護摩を焚いて御祈願される方もたくさんお参りに来られます。
護摩の祈祷を通じてむさぼり、いかり、おろかさという心の迷いをお不動さまの智慧の炎で焼き尽くし
心を清め、すみやかに成就するよう祈念いたします。悩みが解消されるでしょう。
明日は当山の護摩の供養日です。皆様、どうぞお揃いでお出で下さい。