本日は、雨で仕事がお休みだということで、
神戸より祖父さまの霊界施餓鬼一粒満腹法要のお参りに。
霊界施餓鬼一粒満腹法要を毎月欠かさず、続けておられ、
そのお蔭で仕事が忙しいと嬉しい悲鳴を上げられております。
本日は、ご供養中に何度も山主が、寝ているような状態となり、
お経をあげられなくなりました。
この間に霊とお話しをしておられるのです。
霊にとってお話を聞いてくれる有難い僧侶は、そうそうおられません。
本日の施主様は、分家の方です。
ここぞとばかり、本家のご先祖様が出て来られ、
本家のお墓を守ってくれるものがいないと文句を言われたそうです。
そのようにご自分の実家を守ってくれる子孫がいないと嘆かれるの霊が、
本当に多いのです。
少子化の影響で、両親の介護をされる人の数も足りない状態ですので、
ましてや、お墓を守ろうとされる人は、どのくらいおられるのでしょうか。
最近では、仏壇やお墓の無い家は当り前です。
その結果、多くの人が亡くなって初めて死後の世界は、
大変な世界であると実感され
後悔されるのですが、後の祭りです。
生前に先祖供養を疎かにしたことや
生前の行いがそのまま、死後の世界へと受け継がれるのです。
良い行いをしていれば、良い境涯の修行の場へ。
悪いことをしていれば、その業を消滅する為に厳しい修行の場へと
導かれるのです。
供養は、ご先祖様の為のものだけではありません。
ご自分の為でもあるのです。
南無大師遍照金剛