命光不動尊のブログ

貴方の知らない神道や仏教の教えが命光不動尊にはあります。

お墓の要る要らないと決めるのは、ご先祖様です。

2018年11月11日 19時01分13秒 | ひと口法話

分家の長男さんが墓じまい、仏壇じまいをしてから

次男の娘が癌で子宮を摘出した。 孫(長男)の頭に腫瘍ができた。と言うことで、

次男さんの奥様がご相談に。

 

次男さんは、上から長男 長女 次男 三人兄弟です。

昨年、長男の奥様から墓じまい 仏壇じまいとするとの連絡があり、

奥様は、ご主人に相談したそうです。

 

ご主人は、 

「長男の名〇〇は、言い出したら言うことを聞かないから仕方がない」と言われ、

墓じまいを容認した形をなってしまいました。

長女さんは、怒って長男夫婦と絶縁状態だそうです。

 

長男夫婦は、

〇お墓は祖父母のお骨しか入っていない。

〇自分たちで建てたのだし、子供は女の子で後継ぎがいないから。

〇お墓も仏壇の残された者は、

大変だから今のうちに片づける?ということになったそうです。

 

お墓がなくなったのだから、

自分たちももちろん、お墓には入らないで永大供養か灰になったら撒いてまらうということでしょうか?

 

先祖代々のお墓は、ご先祖様のお住まいなんです。

お骨の有る無しは、関係ありません。

開眼供養をすれば、喜んでお墓に来られます。

 

我々の世界でもご自分の住んでいる家を、子供や孫が勝手に処分して怒らない人がいるでしょうか?

ご先祖様の家を建てたなら、どなたかがお祀りすればいいのです。

 

長男だけが祀りごをしなければいけないということはないのです。

ご先祖様の遺産を相続したら、責任を持って供養をする。

これが、遺産をもらった者の責任です。

 

うちは、遺産は有りませんでしたと言う方がおられますが、

あなたが生まれてきたのは、ご先祖様がおられたからです。

我々は、〇〇家の代表です。

 

産んで育ててくれた恩をお返しする義務があるのです。

 

こういう場合は、

次男さんが、新たに墓を建立し、お祀りすればいいのです。

ご先祖様を祀りたくない人は、ほっとけばいいのです。

南無大師遍照金剛


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