障りについて
当寺は施主様のご依頼で先祖供養を主に行わせていただいておりますが
どなたの、どのような状態の先祖霊をご供養するかによって
本来でしたら施主様がお受けになる障りをこちらが代わって
受けてしまうことや、肩代わりしなければならないケースも多くございます。
大抵の方はお祓いや祈祷など、
受ければ良くなると思っていらっしゃる方が多いようですが、
修法を行う僧侶や神主、行者には
依頼者が本来であれば受ける障りを代わって受けても
それを払いのける、あるいは浄化出来る能力が絶対的に必要です。
そうでなければ、反対にやられてしまうのです。
目に見えないものしか信じない方にはお分りにならないでしょうが、
目に見えないもの程、恐ろしいものはありません。
山主が毎日、水行を行っておりますのも、
皆様のご依頼に答えて行くためでもありますが、
障りを受けないため
霊力を維持するため
ひとえに皆様の幸せを願ってのことです。
同じよう供養をしても
同じように祈祷をしても
結果は同じではありません。
感謝の気持ちの違いや
信じるという気持ちの違いが
結果として現れてきます。
南無大師遍照金剛