毎年のことですが2月・3月は、
心身健全を祈願された護摩木にお九字が入らないことが多いですね。
魂も植物の種と同じように古い殻を破って新しく再生いたします。
その再生を妨げるものが、昨年までの諸々の障り穢れです。
何も問題が無い方は綺麗に加持刀が木に入るのですが、
そうでない方は加持等が木に入らず跳ね返って来ます。
当山にお参りに来られている方はこの様にして難を逃れられています。
健全な再生を「心身健全」の護摩木で祈願するのですが、
その護摩木にお九字が入らないということは
その願い事に対して問題提起されているということです。
山主が護摩木にお九字を入れる際、その願主の障りや穢れが
一度に吹き出すので護摩木にお九字が入らない現象が起ります。
山主が護摩木にお九字を入れています。
お九字を入れる 「真剣加持刀」
きれいなお九字が入りました
何度加持刀を入れても跳ね返されて入りません
この様な場合は、新たに護摩木を書き、再度お九字を入れてもらいます。
しかし、これでもお九字が入らない場合は、
何度護摩木を書いても同じごとで、願いが成就しないということになり、
本来ご祈祷をいう形になりますが、
山主のご厚意いで御献酒をお供えし、
「お不動様にこの者の願いを、どうぞよろしくお願いします」と
いう祈願になります。
この御献酒で各自のお願いごとは成就いたしております。
南無大師遍照金剛
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