本日は、わざわざ遠方よりご相談に来られましたが、
しかし、残念ながら、「お不動様の言う通りにできません」とお帰りになられました。
山主にお不動様がお下がりになられ、おさとしをいただかれ、
そして、ご相談中の山主のお諭は、お不動様の代弁なのですが、
この方の様に、プライドが非常に高く、一時の恥をかき捨てることを出来ない人に不動尊が言われたお言葉です。
「吾が諭し、素直に取れぬ 霊障者(うつけもの)
地獄に落ちても目はさめぬ」
「不動の前、不動の教(おしえ)に四の五の文句を言うな。
不動に聞く耳あるを知れ」
人生をやり直すためには、
「一時、恥をかき、自分から先に発言することで優位になり、噂になってから反論しても時すでに遅し」と
言われる不動尊のお言葉にいちいち反論しており、
自分で自分が、低級霊であるということを知らず、運を下げているということが、分かっておられない人のようです。
残念ながら、このような方が結構おられます。
素直になれないのも「業が深い」からです。
この様な方は、悪くなって初めて
「あの時お不動様と先生のお言葉に従っておけば良かった」という後日談
を人づてによく聞きます。
南無大師遍照金剛