命光不動尊のブログ

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般若心経の解釈に付いて

2016年12月02日 17時45分19秒 | ひと口法話

般若心経と言えば皆さんによく親しまれ、

また一番、良く読まれている、お経です。

しかし、このお経ほど、解った様で、解らないのも、また、このお経です。

 

とくに「色即是空、空即是色」です。

般若心経では「空」と言う言葉がよく出て来ます。

「空」は仏教の最も大切な教えの一つです。

 

たとえば、「空」」とは「中味は空っぽ」と説いているのも有ります。

また、「空」とは、そこに見えているものには実体がない。

「実体」がないから「無」であるという、

 

お釈迦さまは自説経の中で「縁起の法」として説かれています。

縁起とは「縁(よ)りて起こる」という意味。

「これあればこれあり、これ生ずればこれを生ず。

これなければこれなし、これ滅すればこれ滅す」

 

縁起の法は、別の言葉で言いかえますと、

「色即是空、空即是色」となり宇宙の森羅万象は

色即是空、空即是色、「空」は全て空しいと悟る事ではない。

「空」の原語「シュンニャ」は、ふくらむ、とある。

万物万象の根源は全て膨らむものである

私たちの地球、大𡧃宙に存在する全ての物が、

それぞれエネルギーを持ち、絶対の存在として関係しながら。

刻々と変化してるという宇宙観現わしている。

全ての大生命力の生成の根源は「空」であり、

また、「色」は、「空」の現象である。

南無大師遍照金剛