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『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』

2021-11-16 | 映画(アニメ)を熱く語る
『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』
 
 
【説明】
日本を代表する大人気RPG「ドラゴンクエスト」を、シリーズ初のフル3DCGアニメーションで映画化したアドベンチャー作品。
「永遠の0」「STAND BY ME ドラえもん」を手がけたVFXの第一人者である山崎貴が総監督・脚本を務め、
1992年発売のゲーム「ドラゴンクエストV 天空の花嫁」のストーリーを原案に、親子三代にわたる壮大な冒険と愛の選択の物語を描く。
シリーズの生みの親であるゲームデザイナーの堀井雄二が原作・監修を担当する。
 
 
この作品はプロジェクターによる100インチスクリーン、及び55インチモニターで視聴しました。
 
 
賛否両論の問題作!
ゲーム『ドラゴンクエスト』を愛すれば?愛するほど、裏切られ感が半端ない今作品。
ゲーム『ドラゴンクエスト』シリーズの中でも、一番シナリオ的に優れている『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』の映像化。
親子三代に渡っての大河ドラマ的ストーリーに魅了された人も少なくないであろう。
タイトルの語尾に、『ユア・ストーリー』というサブタイトル的なのが付いていたので嫌な予感がしていたのですが、
その予感は見事に的中する...
↑(私としては特に思い出深い、スーファミの『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』。
私と同じ思いの人は、決して少なくない筈...)
 
 
 
【初視聴の感想】
数ある『ドラゴンクエスト』関連の映像&漫画化の中ではトップレベルの出来。完全そのままの世界観を構築しているのが素晴らしい。
CGアニメ(絵)的にも、ディズニー&ピクサーには2~3歩譲るものの、世界基準的にはかなりクオリティの高いつくりになっています。
キャラの造形も鳥山明調ではない所が逆に好印象。声優も良し、実に魅力のあるキャラに仕上がっている。
ゲーム『V 天空の花嫁』のダイジェスト版との批判的な意見も多いだろうが、1時間43分という短い尺で上手く纏めていると思う。
戦闘シーンが多く、派手な見せ場も幾つか用意されており、アクション的にも満足度が高い。
ゲームで最も思い出深い、「フローラか?ビアンカか?結婚相手の選択」のエピソードは神演出!『V 天空の花嫁』ファンには嬉しいつくりになっている。
↑(これに関しては、次のページの「ポリゴン美女フェチ」の記事にて、語らせて頂きます。) ←これ本命♪
↑(CGアニメとしてのクオリティは、かなり高い。背景や建造物にも凝ってるしネ~。女の子が可愛いのは大事な大事な要素だと思うよ~。)
 
オチを分かっていた方が、幸せなこともあるという...
CGアニメ好きとしても、『ドラゴンクエスト』ファンとしても、かなり楽しめる内容になっていているのですが、
...しかし、クライマックスで全てをぶち壊す山崎監督の「隠されたオチ」が発動する!
「この世界はVR」。
この作品は『V 天空の花嫁』の映像化ではなく、まさにゲーム『V 天空の花嫁』の中の話になっていたのでありました...OUTCH!
結婚して、子供が出来て...今までの冒険の数々や人間ドラマが全部、「仮想現実(ゲーム)」?!
頭、ポカーン...............................いやっ、そういう「予想を裏切るオチ」要らないって~(汗)
(おそらく、子供が見てたら意味が分からないと思う...「お父さん、あれ何~~?」みたいなっ?狙いは40代後半のおっさん世代なのか?
更に「ゲームで遊ぶのは辞めない」的なセリフも飛び交い、ゲーム好きの人間を不快な気持ちにさせたことが不評に輪をかけたのでありましょう?
画して、多大な時間と努力をかけて製作された作品は、失敗作として皆からの記憶から消し去られるようになってしまいましたとさ。
↑(これがこの1年以上、私がこの作品をスルーしてた理由なので御座います。
これやるなら、人間ドラマ性の薄い『Ⅰ』か『2』でやってくれっ!...そう思うのは私だけぇ~?)
 
 
 
【1年以上の月日が流れ...全てを受け入れた感想】
「この世界はVR」...これを受け入れるのに、実に1年以上の月日が掛かった訳でありまして...
それを飲み込めると?まあ~『V 天空の花嫁』のゲームの世界を上手く表現した作品だなあ~と思えなくもなくない?
妙にゲーム的な街のつくりや、この世界に住む住人の少なさ...イベントとして起こる出来事など、伏線になっていた訳でありまして。
RPGのゲームプレイが終わりに近づく心寂しさなど、忘れていたあの頃の感覚を思い出すことが出来たのも事実。
↑(CG的にも、RPGのMAP風の町並みや背景なども、ゲームの世界っぽさが上手く表現できていると思う。)
 
 
 
おそらく、ゲーム『V 天空の花嫁』に思い入れが少ないほど作品の評価は高く、思入れが強いほど評価は低くなるのだろう。
何だろうネ~...前にも別の記事で言いましたが、
原作のある作品の映像化で、監督が良かろうと思い付け加えた要素に面白かっ試しがない!
純粋にCGアニメ好きの私としては、大変勿体ない作品になってしまったと思いますよ~。
山崎監督の罪は重い!
 
 
...と、長い前フリはやっと終わりまして、
次のページにて、『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』に関する「ポリゴン美女フェチ」に関する記事を書かして頂きたいと思います。
つづく。
(ここで質問!私はフローラとビアンカ、どちらが好みでありましょう...答えは次のページだっ!)
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