総天然色・魔人スドォの円盤-3D

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【3DBDソフト推進ブログ】

『レディ・プレイヤー1』 3D映像評価

2018-09-03 | 3DBDソフト評価
『レディ・プレイヤー1』 3D映像評価




画面は終始シネスコサイズ。 映像は実写とCG部分とでで若干の違いはあるが、なかなか綺麗な部類です。
特徴的なのが、その3D映像の見せ方...
“現実” と “オアシス(仮想空間)” とで 3D映像の表現が違う!
基本、“現実” 部分は 『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』 のような大人しめの3D映像になっているのですが、
VRによる “オアシス” の仮想空間に入り込むと奥行きがグッと深まり、視差強めの引き込まれるよう3D演出となっております。
過去にも、『トロン:レガシー』 にて、2Dと3Dの使い分けでの演出された作品があるのですが、
本作の 『レディ・プレイヤー1』 は実に効果的に使われており、自分が本当にVRによる仮想空間に入り込んでいる感覚が味わえる。
この3D映像の恩恵は絶大であり、その演出 (絵・動き・構図) も含め 実に素晴らしく魅力的な3D映像となっているのです。


3D映像の見せ場は “オアシス” の仮想空間全部といえるのですが、その中でも派手な3D映像の見せ場の2つを紹介...
【都市部でのレースバトル!】
オアシスの創始者であるジェームズ・ハリデーが仕掛ける、3つの鍵を手にする為の関門となる1つ目のゲーム。
首都高&街中のコースに現実では有り得ないトラップの数々、その仕掛けは次第に現実離れした物となっていく...


猛スピードで駆け抜けていく何十台ものレースカー、その映像は視差が強いこともあり本当に自分が走っているかのような錯覚に陥る。
車体が右に曲がると平衡感覚の狂いによりGをも感じられる、これぞVR (ヴァーヤル・リアルティ) 体験ではなかろうか? ←実際のVRは、もっと凄い!
2Dでは絶対に味わえないこの疾走感! 3Dならではのこの疑似体感! 視聴環境によっては酔う可能性もあり。
この見せ場は間違いなく、3D映画史に残る派手な3D映像の見せ場になっているでありましょう...必見!

もう1つの見せ場は...【森崎ウィンのガンダム】
森崎ウィンが演じるキャラクターが、アイテムを使いRX-78-2 ガンダムに変身する。

↑ 日本人の俳優である彼が、一番美味しいところを持っていったと思っているのは私だけだろうか?
森崎ウィンの 「俺はガンダムで行く!」。
このガンダムは何処から見てもガンダムであり、登場シーンは延べ1分ほどではあるが思っていたよりも多く、もう死ぬほどかっこが良い。
3D映像としてもクオリティが高く、私は何度このシーンを繰り返し繰り返し観たことだろうか。
このシーンの前後となる 『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』 を思い浮かべる最終決戦は最大の見せ場となっており、
【都市部でのレースバトル!】を凌ぐ3D映像の見せ場となっております。
2Dでは登場キャラが多くゴチャゴチャと見難いのですが、3D映像では空間表現がされており1人1人のキャラが立体化され、
その多数のキャラたちが蠢く混戦のシーンはまさに圧巻!
(隠れキャラを識別するのにも、3D映像の方がお勧めです。)


↑ (お勧め度の数値的には★4+でありますが、演出的に3D映像の恩恵は絶大!特の評価を付けさせて頂きます。★5つの壁は高い。)
どの視聴環境でも3D映像は楽しめます。
PSVRの視聴環境は、【都市部でのレースバトル!】では良い意味で酔ってしまうほどの没入力です。
しかしながら、解像度が低いので大群の中から隠れキャラを認識するのには向いていないかも知れません。
お勧めすべきは、100インチのプロジェクターのスクリーンではないでしょうか。


3D専用映画に推奨...
久しぶりの安心して楽しむことができる3D作品です。
さすがに、『アバター』 や 『ゼロ・グラビティ』 ほどの3D映像のクオリティの高さは満たしていませんが、
その3D映像の扱い方は素晴らしく、VRで体感できる表現としての3D映像の効果は必須!
これはもはや、3D映像専用作品と称しても良いのではないでしょうか?
この作品を観るのならば絶対に3Dでの視聴を、2Dでこの作品を観たあなたは、本当の 『レディ・プレイヤー1』 を観たとは言えない!

↑ 私が3D専用映画と認定したい4作品...『アバター』 『ゼロ・グラビティ』 『ザ・ウォーク』 『レディ・プレイヤー1』 。

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