総天然色・魔人スドォの円盤-3D

BDソフトを中心に画像・イラストを交えて、
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【3DBDソフト推進ブログ】

『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』3D映像評価

2020-01-05 | 3DBDソフト評価
『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』3D映像評価
 
 
良い評価と悪い評価に別れている、『ゴジ キン(略)』の3D映像..
映画館での3D映像は素晴らしかったようですが、3Dソフトはイマイチとの情報も入っております。
で、私の評価としては...
評価の良い素晴らしい3D映像となりました。視聴環境や体調、見る人によって個人差があるのが3D映像の難しいところ。
この辺りを中心に語らせて頂きたいと思います。
↑ 『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』の3D盤は国内からは発売されておりません。
幾つかある海外3D盤から、私は仏版の『Godzilla: King of the Monsters 4K+3D steelbook』での視聴となりました。
 
 
ハイクオリティな3D映像...
映像はシネスコサイズ。全体的に視差はまあ強め・奥行深め・飛び出し要素はなし。映像は高画質な部類ですが、暗い映像が多い。
3D映像の見せ場たるモンスターバトルはかなり多い今作品。
1作目 でゴジラが登場するシーンは暗い映像ばかり、全く3D映えしない映像でありました。
(巨大なゴジラのCGの粗さを誤魔化すための手法だと思われます。)
今回の2作目では暗闇の中、青や赤い光の反射で淡く光る独特の映像になております。
そのビジュアルはまさに芸術と言っても過言ではなく、ファンタスティックでとても美しい仕様に...
↑(モスラが蛹から孵化するシーン。ハリウッド版では怪獣は古代に神の化身として崇められた設定。
そのことを表しているかのような、幻想的で美しい映像なのよ~。)
 
3D映像を楽しむには、画質調整が重要!
...問題はこのファンタスティックな映像が、3D映えするか?どうか?というところです。
という訳で、私はテレビや再生機の映像パラメーターを調整致しました。
(パナで言う、「ピクチャー」「黒レベル」「輝度」「ガンマ補正」「黒伸び長」「解像感」などを調整する。
「明るさ」は色調を白く色抜けさせるので注意が必要。)
 映像を調整すると分かるのですが、暗い映像ながら ちゃんと視差が書き別けられている のが分かります。
一概には言えませんが、この辺りの調整が3D映像の評価に違いの原因になっているのではないのかな?
 (ちなみに1作目は、画質調整しても3D映えはしません。基本的に視差が弱いです。)
 
更に私の使用している互換性3Dメガネは、純正よりも明るいです。これも要因かも? ↑
【補足】一概にこれらが要因で3D映像の評価に違いが出たとは限りません。3D映像の見え方は視聴環境・個人差により違いがあります。
(3Dメガネの方式が、アクティブシャッター or 偏光式の違いによっても、見え方に大きな違いが生じます。ちなみに私のメガネは前者です。
これも3D映像が普及しない理由の1つになってるんだよネ~。
 
 
1作目は面白くもないドラマパートに重点が置かれ、割と少な目の『ゴジラ』の怪獣バトルに満足できませんでした。
しかしながら今作品は、怪獣大バトルのオンパレード!
 
↑ (ゴジラだけであらず、モスラ・ラドン・キングギドラと昭和生まれの日本人ならば誰もが知っている怪獣たちが画面狭しと暴れまくります。)
この『ゴジ キン』の3D映像は、降り注ぐ雪や雨、次に手前の建造物などが強めの視差により書き別けられており、遠くの怪獣たちは視差弱めのつくり。
怪獣たちが画面に近づくと視差が強くなる演出になっております。
キングギドラの放つ電撃や、爆発する建造物や火の粉も視差映えしており、絵的にも蛍光色で派手。
(雷や爆発により画面が光り輝く瞬間に視差が際立つんだよネ~。)
2Dたる基本の映像があまりにも素晴らしく、1つ1つのバトルシーンが構図・絵図らとも芸術的とも言えようビジュアルで実に素晴らしい。
基本、見辛い3D映像ではあるのですが、ハイクオリティ3D映像の質は十分に保っていると言えるでしょう。
私はこの圧巻の怪獣バトル3D映像に大興奮致しました。凄いです...ぶるぶる~。
ラドンは視差か弱い...
↑ (しかしながら、ラドンの登場エピソードは、明るめの昼間のシーンながら視差が弱めの「フツーの3D映像」。)
この辺りが、評価の悪い原因の1つになっているのかも知れません。
 
 
【『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』の3D映像クオリティ順位表】
↑(誰もが視差を保てる環境ならば、順位はもっと上になったでありましょう。そういう意味では厳しめの位置付けとなっております。)
 
 
如何だったでしょう?私が記事にした『ゴジ キン』の3D映像の評価は?
良い評価と悪い評価に別れている この『ゴジ キン』の3D映像...間違いなく、視聴環境により評価に違いが出る作品だと思います。
ちなみに、私の環境では、55インチモニター・100インチプロジェクターのスクリーン・PSVRのどれの機器でも、迫力の3D映像が堪能できました。
(この映像ならば、4k映像は凄いことになっているのではないのかな~?私は視聴環境がないので見れませんが...(涙))
いや~苦労して海外3D盤を買った甲斐がありましたよ~。
視差が保たれる環境ならば、3Dブルーレイソフト収集家なら買わなければならない作品だと思いますよ。
コメント (2)
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