ウツボカズラ

2024-09-12 08:03:12 | Weblog

音声で疾患を早期発見する音声バイオ
マーカーは、心不全、認知症、うつ病
向け開発が進んでいます。心不全では
重症化前に息苦しさやむくみなどの
症状が声帯などに現われます。患者の
データを集め、数式を用いた音声を
解析する「フーリエ変換」します。
患者に「森」や「花火」など特定の
単語を読み上げてもらい、音声の
周波数から心不全の兆候を識別します。
識別精度は9割だそうです。従来の
心不全の診断には、医療機関で採血や
レントゲン検査が必要です。
米国では、咳の音から結核を見つける
AIが開発されています。
認知症の診断には、陽電子放射断層撮影
(PET)検査や痲酔が必要な脳脊髄液
(CSF)検査が必要です。音声バイオ
マーカーの利用は、手軽なスクリーニングと
早期発見につながります。
音声バイオマーカーの利用が可能になる
背景として、スマートフォンの高性能化が
挙げられます。患者が持つスマホを利用
できるので、患者や医療機関にハード取得の
追加費用が発生しません。オンライン診療
とも相性が良いです。
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