米国政府は、2030年までに電気自動車
(EV)用充電設備を50万基整える計画
をしています。2022年の公共充電
ステーションは約5万3,000箇所でした。
高速道路は、少なくとも50マイルごとに
充電設備を配置します。政府の方針に
呼応して、小売業者も充電設備の設置に
本腰を入れます。米国人口の9割が
ウォールマート関連施設から10マイル
(約16キロメートル)圏内に住んで
います。ウォールマートと傘下の会員制
卸売店「サムズ・クラブ」の約5,300店の
店舗の大半に充電器を置く計画です。
トヨタ自動車は、2026年までにEVの年間
世界販売台数目標を150万台としています。
2022年の実績は2万4,000台でした。EV
専用車は現在3車種ですが、10車種を追加
します。高級車の需要が大きい北米での
販売に注力します。2026年の米国における
EVの生産体制は年産20万台を目指します。