韓国の2023年の合計特殊出生率は
0.72でした。前年の0.78からさらに
低下しました。経済協力開発機構
（OECD）の平均1.58（2021年）、
日本の1.26（2022年）を大きく
下回り、世界最低水準です。
出生数は23万人と過去最低を更新
しました。ソウル圏の人口集中度が
50%を超えており、ソウル一極集中が
全体の出生数を低下させています。
ソウル市の出生率は、0.55と平均を
大幅に下回ります。
過去17年間で37兆円を少子化対策に
投じましたが、出生率の反転はかない
ませんでした。結婚・出産すると
不幸になると思っている若年世代が
急増しています。ユン大統領は
「ヒューマニズムの観点で努力する」と
述べました。
