メイおばさんの料理帖

「メイおばさんの宝箱」からはみ出してしまった料理や食べ物や食文化のお話を世界のいろいろな場所から楽しくお届けします。

プーさんのリンゴと胡桃のタルト

2017-09-20 21:12:03 | レシピ

クマのプーさんのお話、読んだことがあります?

もちろん主人公はプー(Winnie-the Pooh)。

蜂蜜が大好きな、のんびりやのクマさんです。

おうちに蜂蜜を入れた壺を溜めこんでいます。

そして、11時になるや「ちょっとひとくち」と蜂蜜をなめるのです(笑)。

 

お友達がたくさんいます。

森のはずれの高台に住んでいる少年のクリストファー・ロビン(Christopher Robin)とか

小さくて気の弱い子豚のコブタ(Piglet)とか

ひねくれもののロバのイーヨー(Eeyore)とか

砂地の土手の穴に住んでいるお利口なウサギ(Rabbit)とか

カンガルーの親子のカンガ(Kanga)とルー(Roo)とか

きかん気の強い虎の子供のトラー(Tigger)とか、、、、、

 

「クマのプーさん(Winnie-the-Pooh)」は

今から90年以上も前にイギリスのミルンおばさんが書いた子供向けの物語。

と言ったって、大人が読んだって心がほのぼのとする素敵なお話です。

 

ディズニーがアニメ化してからはますます人気がでて

浦安のディズニーランドにもたしか長い行列のできる「くまのプーさん」の

アトラクションがありましたよねえ。

 

おしゃべりがついつい長くなってしまいましたけれど

今日のメイおばさん、何を言いたかったのかと言えばこれ!

 

「リンゴと胡桃(くるみ)のタルト」です。

 

この超が付くほど簡単なタルトを焼く時には

いつもプーさんとウサギさんの顔が浮かびます。

 

だってお話の中にこんな箇所があるんですもの。

 「Pooh always liked a little something at eleven o'clock in the morning, and he was very glad to see Rabbit getting out the plates and mugs; and when Rabbit said, “Honey or condensed milk with your bread?” He was so excited that he said, “Both,” and then, so as not to seem greedy, he added, “but don’t bother about the bread, please.」

 プーはいつも午前11時にはおやつをちょこっと食べるのが好きでした。そこでウサギがお皿やカップを用意するのを見るととても嬉しくなりました。ウサギが「パンには蜂蜜?それともコンデンスミルク?」などと聞いてくれようものならもうとっても嬉しくなって「両方!」などと言ってしまってから、これじゃ食いしん坊丸出しじゃないかと気づいて「あの~、でもどうかおかまいなく」などと言うのでした。(メイおばさんの勝手な意訳)

 

メイおばさん、ここを思い出しながら

ちょこっとこんな「プーさんタルト」を作ります。

 

ほんと簡単!

しかもおいしいの!

これさえあればすぐできます。

 

市販のタルト台 1個

リンゴ(紅玉とかグラニースミス系)  2個

グラニュー糖 大匙3杯

コンデンスミルク 2分の1カップ(チューブのものならちょうど絞りきるぐらい)

薄力粉 大匙4杯

玉子 1個

溶かしバター 30グラム

胡桃(くるみ) 2分の1カップ

 

①   リンゴは皮をむいて芯を取り、縦に薄切りにしてグラニュー糖をふりかけてざくっと混ぜ合わせます。

 

②   ボールにコンデンスミルク、薄力粉、溶かしバター、玉子を入れてよく混ぜます。

 

③   タルト台の上にリンゴと胡桃を重ねます。

 

④   上から②をまわしかけます。リンゴの隙間を埋めるように、またリンゴの表面を覆うようにまんべんなく丁寧にかけてください。

 

⑤   160度のオーブンで40分焼きます。

 

ね、簡単でしょ?

すぐできるでしょ?

 

 

気が向くと焼いてキッチンテーブルの上に置いておきます。

すると、知らないうちにどんどん小さくなって行きます。

どうやらメイおじさんも大好きなようですよ(笑)。

 

読んでくださってありがとうございました。
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