植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

中国に倣え

2021年01月07日 | コロナ
今日は7日、わが国では七草がゆを食べるのが習わしであります。
古来から伝わる健康食品なんだそうです。
 年末年始で暴飲暴食した胃腸を労わるためと、正月用の飲み食いで傷んだ財布に優しい先人の知恵なのだろうとも思います。食用の野草をただで集め、正月の鏡餅など残ったお餅をお粥に足すのが実に合理的なのです。もとは、中国から平安時代に伝来し、七種の雑穀をたべるところからだんだん野草にシフトした縁起物だそうです。

 中国と言えば、国製、中国由来の書道用品は、悪質なまがい物、模造捏造、偽造、贋作なんでもありなんです。以前オークションで落とした3本セットの中国製北狼(鼬?)筆(未使用品)も、特別な木の軸を使った貴重品という触れ込みでしたが、筆の専門家さんによれば、ナイロンと安物の羊毛を染めた他に正体不明の毛が混ざっていたそうです。いくつか落札した端渓硯も、粘土を固めたような粗悪品ばかりでした。印泥も墨も粗悪品が多数作られているようですね。
 しかしながら、書道そのもの、あるいは篆刻、紅星牌という高級高品質の書道紙など本物の書道用具では、歴史や奥の深さで中国にはかなわないものだろうと感じます。

 WHOは、中国から多額の協力金や寄付金を貰ってずぶずぶの関係であるのは明らかで、コロナ発生当初から中国に配慮し「パンデミック」判定を先延ばし、中国礼賛を続けておりました。ところが、コロナウィルスの起源などの基礎調査に出かけたWHOが中国当局から足止めを食らい、失望しているテドロスさんがなんとも言えない表情で会見していました。どうしても明かせない真実があるのか、都合の悪い部分を隠したり糊塗するための時間稼ぎなんでしょうか。いずれにしても感じ悪い国であります。

 とはいえ、コロナ七不思議の筆頭が、中国の感染者数の激減であります。ちょうど一年前、春節を迎えて謎の肺炎が広がっていると騒ぎが始まったのでした。
 その時私たちが目にした中国の武漢肺炎は驚愕するものでした。病院に押し寄せる患者たち、死体袋に複数入った子供の遺体、自宅にこもる感染者家族をドアを押し破って隔離施設に家族ごと移送しました。麻雀卓はハンマーでたたき割り、エレベーターのボタンを爪楊枝で押し、広大な空き地にひと月で専門病院・隔離施設を作りました。消毒液がマンション入り口からふりまかれ街には消毒タンクを積んで噴霧専門の大型車が走り回りました。

 武漢市は完全に一か月以上ロックアウト、なにもかも迅速で徹底的、なにより、感染を一か所に閉じ込め沈静化するまで絶対に出さない、という意思が明確でありました。何人感染者がいようが、二次感染者を出さなければ絶対に収束するという紛れもない真理を実践したのです。

 一年後どうなったか、世界第1位の人口14億人の中国は、コロナの本家なのに累計感染者は10万人に満たないのです。ほぼ同じ人口のインドが1千万人、人口3.3億人のアメリカが21百万人感染しているんですよ。あくまで公表ベースではありますが。

 これはもう、人種・生活習慣・コロナの変異などでは説明が付きません。一にも二にも、指導者が独裁であろうがとにかく大号令をかけ、初期的な被害者犠牲者に目をつぶっても、強制的強権的な措置を徹底した結果に尽きるのです。人権や個人情報なども無視、監視カメラで監視し、ドローンで空中からばあさんを家に戻るまで追いかけるということができたからこそ、いち早く経済活動が元に戻り、世界的なコロナ特需の恩恵をうけています。マスクからPCRキット、今度はワクチン。経済活動が元に戻っただけで、おそらく何十兆円あるいは何百兆円という経済効果となるでしょう。

 日本はどうなったか、1円にもならない自由や人権・私権とひきかえに生活を脅かされ、命を失い、いまだに感染の脅威に恐れおののく破目になりました。
 国民の自発的自粛にゆだね目腐れ金をばらまいたと同時に、飲食店や旅行観光業の救済という名目でGo-toで全国にコロナをばらまいたため、感染拡大が急激に増えもはやこれまで、また「緊急事態宣言」です。ガッとブレーキを踏んで完全停車した中国と比べ、中途半端に踏んだり離したりアクセルふかしたりしながら、確実に破綻破滅のコロナ街道を走り続けているのであります。自民党も公明党もマスコミも、多くの識者の皆さんも「日本国はコロナの対応を完全に間違えて、いまもなお間違っている」と認めて謝り、一からやり直すのが近道なんです。
 感染者が行ったホストクラブの名前を言わないだぁ!!!
感染経路を秘匿したら死刑です、それくらいしないと。

 ワタシは思います、中国憎し、大嫌い、でも今度ばかりは見習うべきです。いかにしてコロナを抑え経済再生の道を辿るべきか。自民党政治家と諮問委員会で中国土下座ツアーを催行すべきです。いくら金を払って頭を下げてもいいから、感染抑制のノウハウを教授してもらい専門チームを派遣してもらうのです。
二階さんお抱えの交通社に頼めば明日にも出発できますよ。
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