植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

アーモンドを収穫し、食す(までには手間がかかる)

2019年08月19日 | 植物
この春にアーモンドが開花しました。植えてから3年目になりました。
この花は、サクラ科の中では開花が早く、開花後1週間くらいは花もちします。ピンクがとても愛らしい綺麗な花であります。
(3/13撮影)

無事に受粉し、パッと見て100近くの結実果になっていました。昨年の収穫が30弱でしたから、3倍くらいの収量となるかなと皮算用しておりましたな。
5か月を経て、ようやく収穫時期になりました。

ヤニが出たり、虫に食われたりしておりますが気にしません。虫が付きやすいとか傷みやすいとかの問題は外側の果肉ですがこれは食用になりませんからね。

数えたら74個ありました。

果肉が割れてきていれば手で裂けますが、包丁でも簡単に果肉がむけます。
この固い種の中に、「仁」といわれる部分が「生アーモンド」となります。

ここまでは、そう難しいことはありません。問題は固い殻を割って、中を取り出す作業なのです。なにしろ固くて、例えば銀杏の殻割器あたりでは歯が立ちません。本場では多分専門の機械があるんでしょうなぁ。
ワタシは、これを昨年はペンチとニッパーを使って割りました。
このあと口に入るであろう生アーモンドは、梅干しの種の中の白い仁、あれと同じような風味です。    美味いですよ

栽培して、ようやく収穫まで漕ぎつけ、最終段階にきました。数からして、市販されるアーモンド一袋分です。手間や費用対効果、、、、そんなことを考えたら、園芸は出来ませんよね。
例えば一夜だけに一輪咲く花を見るために、一年間丹精して育てる、それがガーデナーたるゆえんでありましょう。

さて、ケガをしないよう注意して殻割にとりかかりますかな
コメント
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